Vol.5 ポチェッティーノ新体制について

シーズン開幕まで約2週間となりアメリカツアーで絶賛追い込み中のチェルシー。今回はトレーニングを担当するポチェッティーノ新体制のコーチ陣を紹介します。

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ヘスス・ペレス

■役割:アシスタントコーチ
ポチェの右腕。毎朝7:30にはクラブハウスに訪問。朝食を取りポチェと、その日のトレーニングに関してMTGをする徹底ぶり。
練習前にはメディカルMTGを開き、選手個人のコンディションに合わせてメニューを調整。
チェルシー就任決定後、あらゆるデータを用いてチェルシーの選手を分析している。
［the Athletic］

セバスチャン・ポチェッティーノ

■役割:スポーツサイエンティスト/フィットネスコーチ
セバスティアーノは2016年にトッテナムでスポーツサイエンティストの一員として父マウリシオとともにチームをサポート。その3年後、チャンピオンズリーグ決勝に進出した直後にスパーズのフィットネスコーチに就任。

その後、ポチェッティーノ監督の下、パリ・サン=ジェルマンでフィットネスコーチを務め、2021年にクープ・ドゥ・フランス、翌年にはリーグ・アンを制覇。父のヘッドコーチ就任を受けチェルシーのコーチングスタッフとなった。 ［chelseafc公式］

ダゴスティーノ

■役割:コーチ

現役中はニューウェルズ・オールドボーイズでポチェッティーノと守備でコンビを組んでおり、選手時代からの関係性。

引退後、スカウトとしてエスパニョールでポチェッティーノと仕事をするためにヨーロッパへ。

カタルーニャのクラブでの最後の年にコーチングスタッフに加わり、その後、サウサンプトン、トッテナム・ホットスパー、PSG、そしてチェルシーでもポチェッティーノのスタッフの一員としてその役割を続けている。

イラーリオ

■役割:GKコーチ
エンリケ・イラーリオは、元チェルシーのGK。選手生活の終わりと同時にコーチングスタッフとしてチームに帰還。
ポルトガル出身のイラーリオは、2006年から2014年の間、チェルシーで39試合に出場。
それ以前は、ポルトでチャンピオンズリーグに出場したほか、国内のトップクラブで活躍し、ポルトガル代表としても１試合に出場。

チェルシーでは歴代の監督の下でGKコーチを務め、トップチームのGK指導をとりまとめている。

マケレレ

■役割:テクニカルメンター
2019年8月、ブルーズのレジェンド、クロード・マケレレが若手のテクニカル・メンターとしてチェルシーに帰還
マケレレはコブハムで若手選手の技術的なパフォーマンスをサポートし、プロ選手としての成長を促す役割を担う。

加えてローン選手の試合も視察し、選手たちに試合のフィードバック実施。

5年間をチェルシーで過ごしたマケレレは守備的ミッドフィルダーとして217試合に出場し2ゴール。プレミアリーグを2回、FA杯を1回、リーグ杯を2回制覇しており、2008年にはチームをチャンピオンズリーグ決勝戦進出へと導いた。この試合がマケレレのチェルシーラストゲームとなっている。

PSG時代に現役引退を発表すると、その後はカルロ・アンチェロッティのもとでコーチングスタッフに就任。スウォンジーではポウル・クレメントのアシスタントコーチを務めている。2014年にはバスティアを、そして2017年からはベルギー1部のオイペンを監督として指揮した。

カバナー

■役割:フィットネスコーチ
イングランド代表でサウスゲートの右腕として16年から選手のパフォーマンス面を統括。
Euroに向けて代表内では大打撃と激震が走っている模様。怪我人が続出した昨季を考えると、選手のフィットネス面を管理してくれる人材は頼もしい限りです。［the Athletic］

サルトール

現役時代はブライトンで主将を務め、225試合に出場。プレミア昇格にも貢献した功労者。
昨季、監督経験がない中、暫定監督として指揮を取った。
指導者としての経歴も数ヶ月しかない中、初陣としてリヴァプール戦を指揮した。
今季ポチェッティーノの元、新体制となるもアメリカツアーへ帯同している。

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マニアックな記事となりましたが、最後までご一読いただき有難うございます。
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