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「言葉」を紡ぐ、ちぇるの夢

はじめまして

ちぇるし〜です。Facebookを始めてからミドルネームを知ってくれる人が増え、大学生時代に「ちぇるちぇる」と呼ばれ始め、数年経った今ではそれが略されて「ちぇる」と呼ばれている人です。一応本名なのですが、また違う別のアイデンティティが宿っているような感覚で、自分の中ではペンネーム的に使っている名前です。

幼少期

生まれ育った場所は、医学や産業の発展の恩恵を受け、文化やスポーツ、学術で発展を遂げていますが、一方で今でも山や川、田んぼや畑が多く溢れる町でもありました。河川敷で四葉のクローバーを探したり、川を探索してみたり、下校中に田んぼに埋まって靴が汚れたり…笑  幼い頃から、目に映る景色を一瞬でも逃したくないと、眠くても車の中で起きて外を眺めていたり、凹凸のある白い壁のに何か模様を見出そうとしてみたり、少し不思議な感覚や感性があり、一人でいてもそんなに退屈する事が珍しかった事を覚えています。

ぽえむとの出会い

幼稚園時代、ピアノを習っていました。音程の感覚が付いたのか、歌う事にも抵抗なく、音楽の授業が好きになりました。適当に作詞作曲をしては、ワープロで詩を綴っていたような気がします。

小学生時代、「あのね帳」という作文を書くノートがありました。作文を単に書くだけだと苦痛ですが、「先生、あのね」と語りかけるように作文を書くというコンセプトで、幼心ながら「これは良い!」と納得していたように思います。同時に、毎日A4用紙半分くらいの日記を書くというクラスで、担任の先生が理科の専門という事もあり、日々何かを発見しては疑問を抱く、「探究心」「なぜ?/ Why? の視点」が身に付いたのもこの頃でした。

中学生時代、「きむ」というはがきサイズの写真に詩を載せるというポストカードが流行っていました。名言や引用をノートの裏表紙に書く事が好きだった私にとっては、言葉を持つ事自体がお守りのような存在でした。

高校生時代、初めて携帯を持つことになり、"写メ"を撮ってそれに想いを載せて、言葉を綴る事が好きでした。きむさんのように名前を載せようと、当時は自分の名前を反対から書いて、載せたりもしていました。ブログやmixiが流行っていた時代だったので、オンラインで発信を始めたのはこのタイミングでした。一貫して、想いを綴る事、言葉で発信する事が自己表現であり、私の一部でした。

大人になって

さて、大人になってからはどうでしょう。昔は小説がオンラインで読めるなんて画期的で、そういえば携帯小説なんてのも流行っていましたが、今となってはKindleなり、漫画なり、すべてにオンラインの選択肢が付いている事が当たり前となりました。発信できる媒体としてのSNSも昔よりもわんさか、わんさか溢れかえっています。情報の大洪水。

私自身も様々なメディアであれこれ綴ってみていましたが、どうしても長く書かないと、詳細まで綴らないと、正確に書かないとと思う気持ちが先行して、すらすらと書き綴りにくくなってしまったのも事実です。一方で、今でも毎日の暮らしの中で自然に降りてくる言葉があり、これらは主にInstagramのストーリーやTwitterなどで発信していました。備忘録だったり、ただの独り言で綴っていたのですが、思いがけず見てくれている人、元気をもらっているよと言ってくれる人たちがいて、「あれ?そうなの?」と気付く事もありました。

また、スタートアップにのめり込んだせいなのか、高速で目まぐるしく回っていく環境下に長らく自分はいたのだと、びっくりするくらいにそんな事にまで気付かずにいました。幼い頃からの好きな言葉は「のんびり」「ほのぼの」。好きなキャラクターは、ぽむぽむぷりん。競争社会で無理して尖っていく自分よりも、のびのびとしている自分でいた方が周りにも優しくなれます。水彩画や色鉛筆のほのかな色合いが好きで、そんな優しい色合いも言葉でこれから表現できたらいいなと考えています。

言葉の美しさ

私には「アメリカに住みたい」「アメリカで働くんだ」という夢が幼い頃からあって、英語を長らく学び続けています。外国語に触れるからこそ「日本語の美しさ」が見えてくるようにもなりました。外国語では表現しにくい気持ちが、日本語だと事細かに言葉を操れる、そんな言葉の綾というか言葉遊びが雅びやかに思え、改めて絵本作家さん、詩人さんの偉大さを、大人になってようやく思い知らされた気分です。大学時代に英語学や言語学を学んでいた事もあり、そのあたりも役に立っているかもしれません。

言葉で遊べる、 詩人な絵本作家さん

そういえば、ある日実家に帰ると中学生時代にいつかの家庭科の授業で作った絵本が出てきました。

学生らしい丸文字と、真っ直ぐな言葉の数々。フェルトを切り貼りして、まさかのページには穴が開いていて相変わらず独創的なアプローチだなと我ながら思っていると、書いてある事メッセージは今と変わらず「多様性」について訴えている内容ではあーりませんか。大人向けの本よりも少ない言葉で、何かを伝える絵本はなんてすごいんだと、いつか「絵本」を作ってみたいと思うようになりました。ただ、それは子ども向けではなくて、大人向けであっても良いだろうと思い、いずれ「大人向け」の絵本、もしくは詩集を作りたいなぁと考えています。

お風呂に浸かっているような

綴る言葉の雰囲気は、お風呂に浸かっている気分になれるようなそんなやわらかい言葉。あったかくなれる言葉、元気が湧いてくる言葉。そんなイメージです。今回はそれを形にするための第一歩として、まずはnoteで言葉を綴ってみる事に。より少ない言葉で、思いを伝える事。言葉でなくとも、余白や行間で伝えてみたり、リズムを持たせてみたり、そんな創作活動で誰かが元気になれる言葉を届けられたら、私は嬉しいです。

ちぇる


▼ 記事を書いた人について
ミドルネームから「ちぇる」と呼ばれている & ブログやSNSを通じて、日本と海外での発見や気付きを発信している人。何気ない光景を普段考えない切り口でみつめ、POPに社会を考えるきっかけを作ったり、日常に「問い」を持つ視点を届ける活動を行なっています。

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