立体形成ネックレスとカービングキーホルダー

皆様こんばんは。
一陽来復の春を迎え松も取れて節分まで経て、今年初のnoteです。
しかも本厄です。
年明けから小出しに本厄の洗礼を受けつつも無事に作品が完成しましたので写真で綴ります。

先ずはネックレスから。

先ずは1cm厚まで積み革し削り出し原型製作。

原型を元に型を取り、裏から革パテを詰めて形成。

バックグラウンドを打ち込み。(奥のは試作)

筆で染色。

枠の革を作り貼り合わせ(勿論手染め)

縫製、仕上げ諸々で完成です。

立体形成ネックレス

全体図

アップ

下顎と歯

小端磨き

髑髏部分は一枚革、糸は手撚りの麻糸、ペースト塗料不使用の手染めです。
上顎、歯に至るまで一枚革です。
試作をした甲斐あって狙い通りに製作出来たと思います。(試作は責任を持って私物化しました(笑))
こういう技術はマニュアルがあるわけではないので、今までの経験、知識、技芸を総動員させて製作しました。

続いてキーホルダーです。

持ち込みデザインを多少アレンジしてトレース。

カービング工程終了。

染色工程開始。

染色工程、裁断、形成終了。

後は準備工程、縫製、仕上げ諸々を経て、完成です。

カービングキーホルダー

全体図

アップ

裏面

小端磨き

持ち込みデザインのカービングですが。
元々カービング用にデザインされたモノではないので、それに立体感を付けるのに想像力が必要で大変でした。
それと極力大きさを抑えたい為に一番細い歯の線が0.1mm以下になってしまい、そのカービングと染色も大変でした。
視力1.5でもキツかったです。

今回も良いオーダーを有難う御座いました！！
次もカービングアイテムの製作になります。
それでは皆様また会う日まで。

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北崎厚志