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書評『放射線を浴びたX年後』@関西ウーマン信子先生のおすすめの一冊

来年3月で、日本の漁船が水爆実験で被爆した「ビキニ事件」から70年になります。

実は、1954年3月から5月に6回行われていた水爆実験の期間、第五福竜丸以外にも、なんと延べ1千隻近い船が近海で操業していました。そのうちの多くが高知の漁船でした。

愛媛のテレビ局のディレクターだった伊東英朗さんは、17年をかけて関係者らを訪ねて、その事実を調べます。その結果をまとめたのが、『放射線を浴びたX年後』です。

70年を前に、舞台劇「わが友、第五福竜丸」が全国7か所で上演されています。私は先日、大阪公演を観てきました。科学的な知見や、事件の背後で起こっていたことまで盛り込んだ、とても密度の濃いお芝居でしたよ。

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