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2023年のまとめと2024年の目標 ~読書・映画・旅その他


2023年は、コロナ関連の制限もなくなってきて(学生さんたちの罹患はかえって増えたような気もしましたが)、街に活気が出てきているのを実感しました。2022年の間は、京都の一番の繁華街でもシャッターが降りていたり、休業や閉店も目についたりしましたが、ぐんぐん人出が戻ってきました。

我が家でも、下の息子(高2)が夏休みにオーストラリアへ短期研修(海外は2019年夏以来、親と離れての海外は初めて)、2学期には北海道へ修学旅行に無事行くことができました。中学校の修学旅行は、行き先変更、さらには日帰りバス旅行に変更となってしまいましたが、高校ではビッグイベントを経験できました。良かったねえ~

私と上の息子(大学3年)も、久しぶりに海外に行くことができました。チェコへの10泊の旅です。海外旅行は、私は2019年秋が最後、上息子は2018年以来です。大学に入学したら行こうと言っていたのですが、コロでずいぶん待つことになりました。

久しぶりの海外は、物価上昇と円安で、これまで感じたことのないキツイ旅でしたが(お金の面で)、でも、とても実り多い旅でした。チェコ旅行記はまだ半分も書けていませんが、年度内には記録を完成したいと思います。
上息子とは大久野島へ歴史を学ぶ旅もしました。日帰りでも結構遠くまで行けるものだなあと味をしめた旅でした。

親子、家族での美術展巡りもたくさん行きました。名古屋、和歌山へも遠征しました。回数を重ねたことで、子らもずいぶん美術の知識がついてきているように思います。

学生さんたちとの負の遺産めぐり(愛称「遠足」)は減りました。コロをかいくぐって行ってた時の方が貴重な機会と思ってくれていたようです。フィールドワークの希望が出なくなってきました。私自身も、夏頃から原因不明の蕁麻疹に悩まされ、人との外出や外食を避けていたのもあります。


大経大での仕事は、春学期の初年次科目は、2022年度よりもさらに受講者数が増えたにもかかわらず、準備は省力化でき、学習効果や学生の反応も高水準で維持できたと思います。夏には同僚の先生と初年次教育学会で発表もしました。

秋学期は、新しい科目「東欧の社会と経済」を開講させてもらいました。予想外に多人数(229人)になり、同志社でやっているような発表主体の授業にできなくなってしまいました。しかも、ロシアを扱わないことにしたので、ロシアネタが使えなかったのも予想以上にきつかった! (;^_^A 

そのため、これまでは少し余裕があった秋学期も、毎日授業準備に費やすことになりました。とはいえ、授業内容や方法の見直しをはかることで学べたこと、気づいたことが多々ありました。2024年度の春と秋の講義に反映させていこうと思います。

関西大や同志社での少人数科目(4種類)は安定していたという感じ。日々の新聞切り抜きの蓄積や、あれこれ読んだり観たり歩いて回ったりしていることが生きてきているなあと実感することが多かったです。

研究面では、ソ連、ロシア、ウクライナの女性兵士の講演の第2弾を春に2回(大阪公立大と大経大)でさせていただきました。22年度からの2回の大阪公立大での講演録はオンライン公開を待っている状態です。女性兵士の話はかなり強い関心をもって聞いてもらえるので、もう少し続けて発信していこうと思います。


舞台鑑賞は、ちょこちょこと行きました。コロで中止となったミュージカル「アナスタシア」もリベンジできましたし、宝塚「フリューゲル 君がくれた翼」、音楽劇「ある都市の死」(戦場のピアニストのシュピルマン氏の話)、「わが友、第五福竜丸」「9人の迷える沖縄人」のように研究・教育と関連のあるもの、平田オリザさんの短編2本立て。クラシック系のコンサートは、コロ流行以来、あまり行かなくなってしまいましたが、いくらかは楽しめました。

映画もまあまあ観ましたが、よく観ていた時期ほどではありませんでした。42本くらい。本数よりも内容優先、と言いながら、2023年は記録がおざなりになっていることが多く、ちょっと消化しきれていない感じがありました。2024年はもっとていねいに取り組んでいきたいです。

読書は2022年よりは回復しました。読書メーターに記録した分で121冊。でも、こちらもまとめて記録することが多く、少々雑になっていました。反省。


関西ウーマンの書評連載「信子先生のおすすめの一冊」は100回を達成しました! スケジュール的に一週または数日遅らせてもらう回もありましたが、毎月欠かさず100カ月! ときどき複数本を紹介したので冊数では100冊を超えます。これまでずっと、同じ著者のものは取り上げずにやってきました。いや~我ながらよく頑張った。

毎月趣向を変えて、本当におすすめできる本を見つけるのは、なかなか大変でもあるのですが、ものすごく良い勉強になっています。でも、100回を達成したことだし、このあとは、同じ著者のを取り上げないという自分で作った縛りは解こうかなと思います。 ♡( ´∀` )♡


というように、お出かけやインプットの数や量は少なくなかったものの、自分のなかで消化吸収した感は薄かった2023年でした。2024年はそのあたりを改善したいです。

そして、ちょっと身辺を整理したい。文字通り、山積みになった紙類や雑多な物の整理です(笑) 物でぎゅうぎゅうだとアウトプットの質や効率が低下するので、授業が終わったら手を付けます。

そして何より心身の健康に気を付けて、家族やまわりの人たちとの楽しい時間を大切に過ごしたいと思います。

写真は親子で行った中之島美術館。


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