見出し画像

中南米の魅力満載! BIZEN中南米美術館に行ってきました

7月初旬、岡山県瀬戸内市の長島愛生園クルーズツアーに家族で参加しました。12時頃にJR日生駅前の桟橋集合だったので、大事をとって、10時半ごろに着く電車に乗って、余った時間は、駅から徒歩数分のBIZEN中南米美術館を見学することにしました。

JRで行き先としては何度も見てきた播州赤穂で乗り換えて、日生駅に到着。

おお、山に「ひなせ」と書いてある!!


JR日生駅を出ると「ひなせ」!

本数の少ない無人駅(駅員さんは一応おられるようです)で、コンビニ等がないので昼食は食べてくるか持参して船でどうぞ、と案内されていたので、朝から地元のコンビニでおにぎりなどを買い込んでおきました。

コンビニもないって、いったいどんなところなのだろうと思っていましたが、駅のすぐそばに観光案内所、トイレがあって、飲食店もいくつもあって、名物らしき「カキオコ」(牡蠣のお好み焼き)ののぼりが色鮮やかにパタパタはためいていて、活気や歓迎ムードの感じられる町でした。

BIZEN中南米美術館は、私設で予約制です。本当は決まった時間ごとに受け付けておられるそうなのですが、私たちは鉄道でやってきて、乗船時間も決まっているため、それに合わせて対応をしてくださいました。ありがとうございます~

BIZEN中南米美術館


こちらのメインキャラクターになっている土偶くん

こちらの美術館は、現館長さんの祖父が集められた中南米の土器などを保管、展示、研究されています。世界的に見ても貴重な文化財がたくさんあるそうです。


メキシコの大学で研鑽され、放送大学の講師も務めておられる館長さん直々にガイドをしていただきました。とてもわかりやすく、とても楽しいお話で、中南米への関心が爆上がりしました。

中南米って、ほとんど習うことがありませんが、びっくりするくらい良く出来た土器が出土していて、豊かな文化が花開いていたのですねえ~~

ナスカの土器はとても色彩豊か

古い時代に、儀式に使っていたらしい貴重な発掘物を実際に吹いていただけます。


訪問したときは、チョコレートについての展示でした。薬、滋養強壮剤として王様たちに愛飲されていたというチョコレートドリンク。甘みをつけずに1日30杯(!)ほど飲んでいたとか。ほぼ泡だったそうですが(抹茶立てるみたいな感じ??)、それにしてもすごく頻繁に飲んでたのですね。

こちらは2階の展示室の様子。


やっぱり説明を聞きながらだと理解が深まるなあ~~~と、家族みんな大興奮、大満足でした。

もっともっとお聞きしたいところでしたが、残念ながら船の時間が近づいてきたので、資料やお土産を購入して退館。

大学などと協力して研究を進めておられるとの話に、高3息子はとても刺激を受けたようです。早めに着いて、こちらを見学できて良かった!!

そして、駅前の桟橋から長島愛生園への船に。

さらに学びの旅はつづきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?