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授業で教えてもらった「デカローグ」を6年越しで観た

細かく記録しようと思いながら、数か月経ってしまいました(そんなんばっかり)が、大学の休校日のおかげで生まれた「秋休み」に、ポーランドのキェシロフスキ監督の「デカローグ」全10話を観ました。

だいたい1話1時間くらいのシリーズを2日かけて5話ずつ。キリスト教の聖書の十戒を下敷きにしているのですよね。

1980年代後半くらいのポーランドを舞台にした話ですが、主題や状況はいつの時代でもありうるものがほとんどで、どの話も静かに不穏な雰囲気が漂っていて、うっすら怖い。

俳優がうまいから、地味な話でも、セリフが少なくても見せる。

好きな作品として挙げる人がいるのに納得です。何度か見て発見したくなるシリーズです。

感想を見てまわろうと検索したら、なんと2024年に新国立劇場で完全舞台化するとのこと。

ちょっと観たいような、でもあれはポーランド人が、ポーランドの団地で演ずるのをあの映像で見せるからいいような気もします。さて、どんな舞台になるのかな。

この作品は、同志社の特殊講義(ロシア、ソ連、東欧に関する本を次々読む演習科目)で受講生さんから教えてもらいました。

この科目の2年目で、4年生女子が2人いてくれて、全体をリードしてくれた学期でした。2人とも、よく本を読んでいて、映画もよく知っていて、後輩たちの良きお手本となってくれました。

2人とも卒業してからもポーランドに関心を持って、旅をしたり、言葉を学んだり、現地で働いたりしているそうです。

そのうち、「デカローグ」を教えてくれたOGちゃんとは、卒業後もやりとりがあって、昨秋、久しぶりに直接、再会しました。

そのもう少し前に、お友達が、私が「デカローグ」に関心をもっていることを知って、ディスクを丸ごと貸してくださっていました。

おかげで、6年越しくらいで、全編を観ることができました。めちゃ達成感あり!

教えてくれたOGちゃんと、ディスクを貸してくださった方に大大大感謝です❗️😊

いや、それにしても、やっぱりスラブの言葉はいいですね。

またポーランド語勉強しなおそうかな〜😄

おまけ:「デカローグ」を教えてもらったときの授業の記録

いいクラスだったなあ~~


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