詩 あなたはサザエさんが嫌い

日曜の夕刻にわたしはサザエさんを見るのが楽しみだった症候群？くだらないただ自分の楽しみのために波平の「さよう」を聞きたいわたし明日の仕事が最悪に感じるからサザエさんは観ないでくれ馬鹿らしいそういってあなたは私の喜びを奪っていくのね猫が飼いたかった貴方もそれに同意したはずだったここはペット可物件じゃないし、僕は動物が不自由にされているのを見るのが嫌いなのだだから私の大好きな動物園にも二人では行けないことになったあなたと付き合っていた時分多摩動物公園にお弁当をもってデートしに行きませんでしたっけ記憶すらなくなってしまった？子供はいらないそれはわたしも同意したこと黒猫を飼おうあなたが言ってくれたことで一番嬉しかった言葉こんなに変わるならカメレオン野郎とあだ名をつけても構わないでしょもっと汚い罵り、呪詛たくさん頭に浮かんでいるけど何らかの縁があって出会った二人楽しくやりたいからいろいろな提案をしてきたわあなたはその小さな画面を永遠に眺めていればそれで満足なのでしょうわたしはもっと二人で出かけたりしたかったそれだけあなたはもう何回も私の中で死んでいる