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環境再生農業と映画「ビッグ・リトル・ファーム」

こんにちは!シェフズファームのSHIGEです。
今日は映画のお話をしたいと思います。
私が農業を始めるにあたって色々とリサーチしていく中で「環境再生農業」という言葉に巡り合いました。「SDGs」という言葉は皆さん聞いたことがあると思います。持続可能な社会を目指すというモノですね。たくさんの指針の中に「持続」「循環」などが語られています。
この「環境再生農業」とはサスティナビリティの先にあると言われています。どういった農業なんでしょうか?慣行農業や有機農業との違いって何でしょうか?

環境再生農業とは?

環境再生型農業(Regenerative Agriculture)への注目が集まっている。環境再生型農業は、長期間に渡って土壌の改善を促し、空気中の二酸化炭素を吸収しながら食料を生産する仕組みだ。先進的な企業は、持続可能性を考えるだけでなく、その先の環境を再生することまで考えることが大事だと言い始めている。
海面は上昇し、炎が燃え上がり、表土は流されている。私たちの日々の生活が環境に与えている影響は明らかになっている。2020年、環境再生型農業はニッチな選択肢の一つではなくなり、世界をより良い方向に進ませるための最適で、最も重要な選択肢になるだろう。私たちの未来がかかっている

2020年、環境再生型農業が拡大する――サステナビリティの次の段階「リジェネレーション」とは より引用

環境再生型農業とは
環境再生型農業という新たなアプローチの定義はこれから明確になっていく。一般的に、環境再生型農業は、土壌や農場の健康をただ保つのではなく、土壌、人、環境の健康を改善させることを目指すものである。被覆栽培や、輸換放牧、保全耕起などの農業や家畜の手法は、土地に栄養を補充し、予測できない気候変動の影響を農園やコミュニティが乗り越える力を強固なものにできる。さらに土壌内に二酸化炭素を抑え込むこともでき、大気中の二酸化炭素を抑制できる。

環境再生型農業をビジネスに取り入れるメリットとは より引用

土壌や農場の健康を保つだけでなく、改善させることを目指すことだと言われていますね。有機栽培農法の方が実践されている手法に加え、さらに環境への配慮、保全、改善へとアプローチしていくことのようです。
英語では「リジェネレイティブ・オーガニック・アグリカルチャー」と呼ばれています。大きな特徴のひとつが、「耕さない」もしくは、耕すとしても必要最低限、「ほんの少し」ということにこだわっている点が挙げられます。

環境再生農業とは、多くの従来の農法が、「耕す」という行為によって表土を失ってしまっていることを知った上で、もっと自然に近い方法のひとつ、「耕さない」……つまり「不耕起栽培」で農作物を育てると、農作物の周りにより多くの微生物が集まって、土中の有機物が増え、より多くの炭素を取り込むことができるようになるという考え方のもと実践していく農業です。

10年先の未来と環境再生農業

私はこの記事を読んだ時、とてつもない「挫折感」を感じました。
自分が今までやってきたことが未来の環境を破壊していたことに気付きました。スウェーデンのグレタさんという高校生がひとりで始めた、気候変動について認識を改めてもらうための学校ストライキの活動は当時ニュースでも取り上げられていましたので見ていたのですが、どこか「対岸の火事」のようにぼんやりと眺めていただけでした。
今、畑で野菜作りしていると眺めているだけでも気持ち良くなる自分がいます。今は、彼女の言う言葉の意味が理解できるようになりました。
と同時に、私がやらなければならない道が見えたような気がしています。

色々な方々の話を聞くたびにあちこち迷っていましたが、やっぱりこの道へ向かうべきだなと思っています。

で、やっと映画の話をw

「ビッグ・リトル・ファーム」予告編を見たときからずっと気になっている映画です。まだ九州での上映がないので困っていたら、自主上映会ができるみたいで、めちゃ気になっています。
オンライン上映会など情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら教えてください!

と言うことで、また次回!


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