見出し画像

来年はオクラ栽培を再検討しようと思った話

いやー暑い日が続きますね。ホント水不足が深刻で灌水作業が必要になってくるんですが、副業農家的にはなかなか厳しいですね。
そんな中、遅れて植え付けた夏野菜が収穫のピークを迎えています。
代表的なものは島オクラ。丸茄子、青ナス、この辺が今収穫のピークを迎えています。
その中でも島オクラについてちょっとお話ししたいことがあります。

成長ペースと収穫ペースの関係

今、私は畑仕事に行けるのが、週2日のペースです。
中2日とか中3日のペースで来れているんですけど、この島オクラが実は結構問題なんです。
収穫に適したサイズのものを取りたくて、例えば6センチ位、後2日位でちょうどいいかなって思って2日後に来てみると、なんと15センチを超えていると言う状態がよくあります。大きくなりすぎるとオクラは筋が硬くなって食べれなくなります。
オクラの成長ってものすごく早いんですね。
ホント毎日収穫しないと追いつけないって言う状態になってしまいます。
今年初めて島オクラを植えつけてますけど、まさかこんなに成長が早いとは思っていませんでした。

画像1

誤算と発見

副業で農業をやる私にとって、この島オクラの成長の早さは大きな誤算でした。何本も大きくなり過ぎて、出荷できなくなってしまいました。せっかく育ってくれた野菜に対して申し訳ない気持ちになります。
なので来年はこの島オクラを栽培するのはやめようと考えています。
しかし、やはり夏野菜と言えばオクラがやっぱり欲しいんです。セット野菜販売を目指す中で欠かせない夏野菜なんですが、実はもう1種類オクラを育てています。
それが「ダビデの星」と呼ばれるオクラです!
このオクラもやはり大きくなりすぎると食べれなくなってしまうので注意は必要なんですけれども、島オクラに比べると1本の苗から育つ本数が若干少ないと感じました。さらに成長スピードもやや遅めと思います

専業農家ではない副業農家に合わせた野菜作り

このぐらいのスピードであれば週2回の私にとってちょうどいいペースになります。副業といってもいろんなタイプがあると思います。
例えば週末農業みたいな人にとっては、やはりこのオクラでも、やや厳しいのではないかと思います。
栽培する野菜の種類も、成長のスピードや収穫ペースといったことをしっかりと考えていかなければいけないところですね。
ところで、この「ダビデの星」これ皆さんご存知でしたか?
私も今回初めて食べたんですけれども、と・て・つ・も・なくうまいです!
正直驚きました。
島オクラと食べ比べてみたんですけど、ダビデの星の方が味が濃く、とても豊潤な味でした。
もちろん生でも食べれますし、加熱してもさらに甘みが増しておいしいです。

輪切りにしたときの断面の形もとても綺麗で、先日ちょっとお客さんに提供したんですけれども皆さんやはり「これ何?」って言う反応で実際食べてもらうとやっぱりこれおいしいんだけど「これ何?」って話題になります。
今年はダビデの星の苗が12株しかなかったので、来年はここから種を自家採取して多めに作りたいと思います。

やーほんと暑い日が続きますね、こう暑くなると水やりが大変になってくるので、ますます副業でやられている方にとっては辛いなーって感じます。苗も直射日光を避ける場所で育苗したりしてます。試しに植え付けた水菜や芽キャベツなどは暑過ぎてダメっぽいです。プロ農家さんなら遮光シートや灌水設備などで上手に育ててらっしゃるんでしょうけど、新規就農の私は、まだまだ技術が足りませんね。
とは言え、9月になれば少しは涼しくなってくると思いますのでそこから秋野菜に向けて挽回していこうと思います。



よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは野菜たちの為に大事に使いたいと思います!