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【球春到来】私は、鳴海悠斗が好きだ。

①始まりの始まり

球春到来のタグ投稿にゲームの語りをしていいのだろうか。気にしないことにしました。あさゆです。

球春到来……といえば、私にとって「野球」とは二種類ある。優勝試合を経験したこともある高校野球の観衆としての野球、そしてもう一つは実況パワフルプロ野球である。

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始まりは某パワプロ2012実況からであったが、本格的に狂ったのは間違いなくこの男、鳴海悠斗(なるみゆうと)に出会ってからだと思う。2012実況で久方怜に惚れたことが全ての始まりではあった。というか普通に久方怜にも狂ってはいた、どれぐらい狂っていたかというと、初代パワフェスのコンボがあまりにも可愛すぎてコントローラーを投げてしまったぐらいには狂ってはいた。

ただなんかこの男への狂いは変だった。

狂いを超えて「信仰」を覚えていたし、今は信仰も超えて「恐怖」を覚えるようになった。

鳴海悠斗への想いは長い年月の中で変遷を辿っている。それを、球春という言葉が出るたびに思い出す。

あれは、春の甲子園イベントのことであった。

②終わりの始まり、春の甲子園イベ

その日私は気まぐれにパワプロアプリをいじっていた。シラス高校で高ランク選手を作ることに熱中しながらも、推しのイベントを見る楽しい日々を過ごしていた。そして、イベントの予告がされた。春の甲子園大会、報酬は鳴海悠斗だった。

その時の私は、鳴海悠斗のことをよく知らなかった。

ただ、それゆえに周りの反応に驚いたのだ。

「鳴海かぁ……w」

「パワヒロのクズやん」

「累計でまあ取っておくかw」

………………。

そこまで言われるこの子、何…………????

流石にまあ、普通の人では考えられないほどの罵詈雑言の嵐だったのです。あまりに酷い言われようだったため、そこまで言うなら俺も見てこようじゃないか!と先行配布された低レアリティの彼を引き連れてサクセスに臨んだのです。結果。

そんな、悪い子か……………………??

率直に言って「普通」の子でした。負けず嫌いで主人公に対抗心を抱いてるけど、アドバイスや指摘はズバッと言ってくれる。そういうだけの子に見えたのです。実際、アプリの彼は「性格改変」などとも呼ばれていたので、まあ初登場はもっと酷かったのかな……?でもそこまで言うのは酷いんじゃ……(あの時、鳴海悠斗といえば悪口といった感じだったので個人的に恐ろしかったです)と思うぐらいですみました。

ここから確変が起きます。

高レアリティ限定イベントを見た瞬間から、私の人生は「終わり」ました。

累計でサクッと鳴海悠斗を取り、気になってはいたもののまだ「好き」の段階まではきていなかった彼のイベントを見に行き、彼の少しいたずらっぽいところ、記録(彼は公式戦無敗という設定を持っています)に対する姿勢などを確認しました。ここまでなら、ただの「悪評高いけど可愛い子」で済んだのです。

ここまでなら。

「終わった」のは、高レアリティ限定イベントの「失敗」の方を見てからです。まず、イベントの大元の流れとして主人公が「俺も鳴海のようなカッコいい記録を持ちたい!」と思ったことから始まります。鳴海悠斗は「記録なんてそんな簡単に作れるものじゃない」「記録に固執しすぎるな」と言いますが、主人公はムキになって自分でも取れそうな「記録」を探しに行くのです。道中でちょっとなんか……あの……彼の「怪しい」ところが垣間見えるものの、微笑ましいストーリーが繰り広げられていました。

そして、最後の展開です。

主人公は、やはり自分に記録は取れそうにないと言います。それで鳴海悠斗は、記録に固執しすぎない方が良いし何より大きすぎる記録が自分自身を押しつぶすこともある、と述べるのです。そこでイメージだとしても、大きすぎるプレッシャーに自分は耐えられるのか?(記録に相応しい精神を身につけられるのか?)と鳴海悠斗は主人公に問いかけ、その可否で成功と失敗が決まる……という流れになります。

で、これの失敗で狂いました。

主人公は、「この一手で、記録達成が決まる」という状況のイメージの結果……できなかったんです。プレッシャーに耐えることが、イメージの中でさえも出来なかったんです。自分の心が耐えられなかったことを知り「だめだ、俺には記録なんて達成できない……」と意気消沈しかける主人公、私はここで鳴海悠斗は「だから身の丈にあった目標を持たないからだ」ぐらいは言うんじゃないかなと思いました、ワンチャン今でもそう思います。ですが、出された言葉は違った。

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死んだ。

死のイメージ映像としてはこうだ。

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心臓発作のターンなどなく、その瞬間には緊急搬送されていた。なんなら、搬送先で毒ガスを自家生産して勝手に吸って勝手に死ぬ勢いで緊急事態となった。

死んだポイントはこうだ。

①えっ、優しい……。

②鳴海悠斗は、やらないことには怒るけど、出来ないことには怒らないんだ……。

③「記録は無理だ」というのではなく、「記録は後からついてくるものだから、意識しなくてもいつか記録になる」と伝えてくれるんだ……。

④「耐えられない自分が悪い」という思考を防ぐために、それが普通だから大丈夫、てフォローを入れてくれるんだ……(それは妄想……)。

⑤成功パターンでは「お前はただ、前を進めばいい」て言ってくれる、主人公の背中を押すことに本当に一途なんだ…………。

⑥お母さん………………だったのかもしれない……………………………。

多いな。

以上が、通称「ナルマゲドン事件」である。今命名した。とにかく、ここで私は鳴海悠斗のことをお母さんだと思いひたすら幼児退行のシミュレーションをし、私は甘々よりもサポートしてくれるママが好きなんだな……♡とキモすぎる自己分析を達成した。

そして、ママのことをもっと知るために、元凶である「実況パワフルプロ野球ヒーローズ」(以下パワヒロ)を買おう、そう決意したのである。


③「本物」と出会う。パワヒロ編

結論から言うと、鳴海悠斗の悪口を言いまくっていた人の大体を「理解」した。ていうか、アプリの鳴海悠斗とパワヒロの鳴海悠斗は本当の本当の本当に「別人」であった。アプリの鳴海悠斗が「負けず嫌いだけど世話焼きな天才肌ライバル」だとしたら、パワヒロの鳴海悠斗は

「一人の男に執着し、社会的悪と多くの嘘を平気で完遂できる、人間らしさを持ってしまった神話の化物」

である。この社会的悪の部分が「クズ」と言われる所以であった。他にも理由はあるけど。

いやその説明だけじゃ分からんとなったそこの貴方!説明します、パワヒロのストーリーの流れを。

①主人公と鳴海悠斗は幼馴染であったが、鳴海悠斗が引っ越しをすることになり最後の試合で鳴海悠斗は主人公にコテンパンに負けてしまう。そんなことされといて鳴海と離れたくないよ〜!とびえびえ泣いてる可愛い主人公を慰めるために「プロの世界で決着をつけるぞ!」と約束をする。そしてそれを了承した上で、主人公は「それまで誰にも負けるなよ!」と言ってしまう。公式戦無敗の設定は、全てここから派生したものだ。(なので、パワヒロ以外では必然的にバックボーンが薄め、正直あっても意味ない設定であるがここが強烈すぎる)

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主人公、一般野球人として堕落する。(ほんまにここ最悪)(「プロになれたらなぁ」と思うばかりで、行動を起こさない)(ここで鳴海悠斗は恐らくそれに気付く、あんまり名が出ないと「プロの舞台で戦えないじゃん」て思うわね普通)

鳴海悠斗、多くのチームが集まる夢の野球フェスティバル企画(親のテレビ局主催)を利用して主人公を親のコネで特別招待する。(!!!!????)

④鳴海悠斗、無理やり主人公と「あの試合(引越しの時の試合)の決着」をつけようとする。多分もう、待ちきれなかった。不安だった。頑張ってるのは自分だけかと。

⑤主人公「あの試合って、なんのこと?」

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⑥おしめえでごぜえやす

⑦鳴海悠斗はその発言にかなりのショックを受けながらも、主人公も自分の実力を信じて勝ち進んでくれるはずだ……!と思っていたら、主人公は開催地で伝説となっている超常現象の力で強くなろうと考えていたのだった。おしめえでごぜえやす(以下おごぜ)。

⑧主人公は勝ち進みながらも、結局は超常現象で強くなろうと考えている。鳴海悠斗は何度も「お前には才能があるんだから」「そんなので強くなって嬉しいのか?」と主人公自身が、自分の意思で成長することを願っていたものの、主人公は悩んだままであった。たとえそれが、危険なものであると聞かされても……。

⑨そして、運命の決勝へ。主人公なので当たり前のように勝つ。鳴海悠斗と主人公は硬い握手をかわす。ついでにこの前のシーンで涙ぐむ鳴海悠斗を慰めようとする捕手を、鳴海悠斗が割と強いモーションで振り払う。悪口の3割はそれが由来だった。それは仕方ねえよ。

⑩勝者である主人公の前に、超常現象の象徴である二色の玉が降りてくる。金玉ではない。それを手にするか、迷う主人公…………の、横に居る鳴海悠斗、 それを、 強奪します。そして間違った力を手に入れた鳴海悠斗とのラスボス戦へ…………。この時に放った「俺は二度もお前に負けた。だからこうするしかなかったんだ」は、今でも私の中で壮絶な議論を起こしております。

という流れとなります。長かったね。

ちなみに、⑩の流れですが諸説あります。私の中だけで、ですが。

強奪するにあたって、今まで鳴海悠斗自身が「いらない」「必要ない」の一点張りだったのに強奪したのが最大の疑問であり、鳴海悠斗へ受ける印象のポイントだと思います。

鳴海悠斗は、コネ利用で招待したことや、主人公が勝つためだけに勝手に主人公側のチームメイトと練習することを隠したりなど、幾度となく嘘をつきまくっている男でした。少なくとも、目的達成のためにつく嘘は厭わないタイプの人間でしょう。これは後々に「そうである」と完全証明されてしまいます。おごぜ。

なので、ポイントはただ一つ。

どこから嘘で、どこまで嘘で、どこが真実か、です。

強奪に関して、嘘?本当?ポイントは複数あります。

①「超常現象の力なんていらない」という気持ち、嘘?本当?

②「二度も負けたからこうするしかなかった」嘘?本当?

③「超常現象の力は危険だって掘杉さん(パワヒロの主要人物、そこそこアホ)が言ってただろ?」「そんな話、言ってたかな?」 嘘?本当?

③はまあ「あっこいつ平気で嘘つくな」の根拠でもあるのでまあ無視するとして、①はおそらく本当です。鳴海悠斗は主人公と純粋なプロでの対決を望んでいたのだし、そこに訳分からん能力とかいう邪魔が介在することは、多分めちゃくちゃ嫌がります。アプリでもコツコツやれば記録になると言うぐらいなので、鳴海悠斗のベース性格なのでしょう。問題は②です。鳴海悠斗は、アプリでもパワヒロでもその他作品でも共通して「割と自分のことはどうでもいい」男です。基本「主人公のためなら何でもやる」タイプの化け物なので、アプリでは休日返上で主人公の様子を見に行くし、アプリ別バージョン(おそらくパワヒロと同じライター)では虚言で主人公に記録達成の機会を与えるし、名将甲子園(他作品)では自分のやりたいこと、熱意が見えなくなっています。こいつは、他人が居て初めて力を発揮する化け物です。ライバルに値する主人公が居ない世界でさえも「記録はチームのためになるよ」と言われたら「それなら記録もありかも」みたいな態度を取り出す、真性の人に執着、寄生する化け物です。

だからこそ、②って発言として自分本位で浮いているんですよね。しかし、鳴海悠斗は他人に寄生する化け物なのに「自分好みにしてしまおう」みたいな独善性、支配性を感じることもあります。それに、既に他ならぬ主人公によって大切な思い出をズタズタにされた上でリベンジを果たせないという二重苦を味わわされていたため、そういう発言が出るかもしれません。

じゃあ超常現象の力なんていらない、という真実とお前に二度も負けたから〜は虚言説が両立する理由って何?となりますが、都合が良い説は「主人公に超常現象の力を取らせないために、自分から取りに行った」です。だって、主人公のためならなんでも出来て、自分のことはどうでもいいから。二度も負けた!という割に対戦後は握手を交わしてたり、主人公に「いらないって言ってたのになんで取ったの?」に対して「頭に血が上った」(要約)と返す適当さなので、私は勝手にこの説を提唱して勝手に信じています。一方で鳴海悠斗が究極の負けず嫌いであることを何度も強調されているので、結局真偽は不明です。

こういったまあまあ身勝手な経緯を持つことから、鳴海悠斗は嫌われていますし、なんとなく理解できるようにはなりました。

ただ、私は、

「ッヒョ〜〜〜〜なんだこのバケモン!?たまげたなァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

の感情しか湧かなかったです。愛に狂って、愛に執着する男、大好きなんですわ。その思いが通じてしまったのか、アプリ以降に出てくる鳴海悠斗は基本「悪化」してます。名将は、人格はマシですが悪化してます。主人公(ライバル)が居なかったら性格が変わるという根本設定は悪化以外の何者でもないでしょ。そう、次からはそんな名将甲子園鳴海悠斗の話をします。


④改変、されどオタクは大歓喜、名将編

そのままである。

名将甲子園は、監督が主人公となってチームを導くゲームである。

つまり、パワプロくん=主人公=ライバルではないのである。

なので、鳴海悠斗には「執着できるライバルが居ない」という設定となった。

これは、鳴海悠斗学会(私とフォロワーしか在籍してないし、今ここで作った団体である)でも非常に活発に論議がされていた分野であった。何かと言うと、鳴海悠斗は主人公が居ない時、その執着はどこへ向けられるのか?である。対象は広げられるのか?チームという共同体に執着するのか?それとも何にも執着しないのか?

選ばれたのは、ゼロ執着でした。

綾鷹みたいに言わないでください。

ゼロ執着となった鳴海悠斗は、相手が目上の人であることも相まってアプリとパワヒロとは比にならないほどの別人となった。ただし別人となったことで今までとは比べ物にならないぐらい化け物ではなくなり、ただの可愛い子となったのだ。具体的には少し生意気っぽいクーデレ教え子になった。

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また、他にも「記録なんてただの邪魔でしかない」と言っていたのに監督に「チームの士気が上がるぞ」と言われると「記録にはそういう意味もあるんですね」とクソあっさり納得するという無駄な素直可愛さが存在する。多分人慣れしてないたぬきの化け物なんだと思う。

名将でも相変わらず「上から目線」「性格改変」「うざい」などと散々な言われようをしていたが、この鳴海悠斗が一番料理しがいのある男だと感じた。あと一番キスしたい。


⑤化け物が帰ってきた!別バージョン編

その日、私はメギド72をしていた。

私「新章は相変わらずドキドキの連続だ〜!いつの間にか熱中しちゃうんだよな……今回も面白かった!Twitterに感想を呟こうかな♪」

フォロワー「あさゆさん!!!!!!!!!!!!!!!!」「あさゆさん!?」「あさゆさん!!!!!!!!!!!!!!!!!」

何!!!!!!!!!!!!!!!!??????????????????

私は困惑した。Twitterに帰ってTLを遡っていたらフォロワーに何故かめちゃくちゃ呼ばれていたからだ。そして、もう一人のフォロワーで、全ての真実を知る………………。

フォロワー「別バ鳴海悠斗引けん」

😦

🤔

🙂!!!!!!!!!!!!!!!!??????????????????

べ、別バージョン?

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(画像は「パワプロ・プロスピ公式」(@pawapuro_pro)様より引用です)

!!!!!!!!!!!!!!!!??????????????????

そう、鳴海悠斗はサクセススペシャルにてパワプロの日記念の別バージョンが登場したのである。

私は、狂った。

発狂のしすぎで一日で体重が1kg減ったし、その日の活動は何も手につかなかった。おまけにペンが書く文字は8割の確率で「鳴海悠斗」と出力された。

私は、

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引いた。

サクスペは5億年ほどしていなかったが、出戻り詫び石でなんとかなった。

とりあえず、この鳴海悠斗が「どの」鳴海悠斗なのか、それを確かめるために私はアフリカへ向かった。

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パワヒロのライターじゃねえか。

全部同じ人が書いてたり、違う人が書いてる可能性もそりゃあるんですけど、そりゃあるんですけど、

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「恐怖」の「色」が完全に「一致」しとるんですわ。

嘘をつく時の態度が一緒すぎる、名将はそもそも嘘をつかないので(かわいいね)判断のしようがないし、アプリは嘘かどうか分からないぐらいけど嘘じゃなかったらシンプルに怖いことをぬかしてるんですけども、それはそれとして嘘をつく時の態度が一緒すぎる。(上の画像ですが、バリバリに嘘ついてます。主人公側の選手を補強=主人公が勝ち上がる!という発想のもと主人公側の選手と練習してたため、知らないような口振りですが、知らないはずがない)

あまりにも新鮮な鳴海悠斗の恐怖に触れ、私は発狂した。むしろ今までより輪にかけて「悪化」しており、この男のことを性格最悪の神話生物と呼ばざるを得なくなった。間違いなく性格が最悪なのは、言うまでもない。


⑥そして、伝説へ

今私は、鳴海悠斗の別バージョンがアプリでも実装されることを期待している。むしろそれを糧にアプリをやっている、生きている。嘘♡キリルも欲しい♡

鳴海悠斗と出会って、何度目の球春だろう。あの日の春に出会ったことが、今では遠い昔のように思えるし、鳴海悠斗にこんなに出番が出てくるとは当時の自分には思いもしなかった。基本的に私のハマるキャラの出番は一回だし。

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あとこの柄のハンカチタオルを手にすることも生きる糧かもしれない。とにかく、鳴海悠斗に出会って、生きる楽しみも生きる糧も増えた。何度も何度も、自分の無能さに泣いても、鳴海悠斗なら「やった」ことを褒めてくれるんじゃないかと、そういう人に私もなりたい(性格の悪さは除いて……)と思えたのだ。鳴海悠斗が居なかったらワンチャン自害してた可能性もある。言い過ぎかもしれない。少なくとも寝る時間がマイナス50はされてたかもしれない。泣きすぎて眠れぬ夜もあったのだ。

そういう時、私はいつも心の中に鳴海悠斗を召喚した。

改めて書くと本気のキチガイだな。

こういう時、鳴海悠斗ならどう言うだろう……と考え、鳴海悠斗ならどういう道を勧めるんだろう、つまり私はどうなりたいんだろう……と考え、自分の本当にやりたいことを考えるのである。ついでに心が本気で磨耗すると鳴海悠斗も召喚できなくなる。良いサインだ。とにかく、鳴海悠斗は努力は必ず認めてくれる。そう信じているからこそ、身にならないかもしれない努力でも僅かな可能性にすがって、なんとか頑張ってきたのであった。結果はふるわなかったけど。

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鳴海悠斗に保証されるほどの人間でもないんだろうが、まあ良い。自分で自分を保証することを覚えたなら、それだけで多分彼は偉大な功労者なのだ。

今現在、訳あって春来るな春死ねと永遠に呪っている。てか花粉症もあるので春は基本的に嫌いだ。しかし、春は鳴海悠斗に出会えた季節。鳴海悠斗のことを思い出せるなら、来るべき春も、悪いものではないのかもしれないとそう思えるのだ。

人気投票8

球春到来、それを聞くと、いつも彼を思い出す。

嘘、いつも鳴海悠斗のこと考えてたわ。

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