コミュニケーションの秘訣
土曜日の21時「いいコミュニケーションってなんだろうね」とホットチョコをすすっていた。
蔦屋書店できらきらした本の装丁を見て、コーヒースタンドで暖を取り、スペイン料理を食べた。口数が多くはないけれど間の取り方が上手で、心地良いコミュニケーションをする彼女。
そう伝えると「でもおじさんと喋るのは苦手なんだよね」と苦笑いしていた。
自分の価値観が絶対で人の話に聞く耳を持たない人ってさ、変化球ばっか投げてくるしこっちが投げても全力で避けるじゃん、と。
なるほど。わかる気がする。
自我が強い俺様メンズが苦手だ、と言うと「あー、それは豪速球が最強と思ってるタイプの人たちね。相手のこと考えてない」と切れ味よく否定した。
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なぜかいつも上から目線のA氏、自分の決めたお店でないと納得しないB氏、好きなんだけど良い関係が続かないんだよなあ。特にLINEやSNSでのテキストコミュニケーションは会話より気持ちを入れなきゃうまく伝わらないし誤解を招く。(自戒も込めて)
好きなのがわからなくて、とコーヒーとカフェオレとオレンジジュースを買ってきたC氏、「金曜日の遅くにすみません」と気遣いを忘れないD氏、憧れる慮り力である。
ビジネスメールの、こちらからの質問に対して「ご確認いただきありがとうございます」の一言も好き。心地良いコミュニケーションをする人は「〇〇してくれてありがとう」が多い気がする。
あと相手の目線に立って発言するし動いている。素敵。
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すっかり冷えたチョコレートを混ぜながら友人は呟いた。
会話は一方的なTwitterじゃなくて相手の反応を求めてるからさ、返ってきた言葉に違和感を感じたらきっと違うんだよと。
お互いにわーーっと自分の話をするのが心地良い関係性もあれば、じっくり会話をするのが楽しい関係性もある。双方が心地良いと思える関係性にピースがはまればgood relationが続くのだろうな、と思う。