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アメリカで妊活はじめました🧬#16「染色体検査について」

こんにちは!チーズバーガーです🍔
今年初めに遂に本格的な妊活を始めました。
備忘録として私のNew Journeyを綴っています。

IVF Class 続き (4)

今回の記事でクラスについては最後になります。
やっと。

CCS

CCSとは、Comprehensive Chromosome  Screening の略です。
いわゆる、染色体検査です。
日本ではまだメジャーではないそうですが、
アメリカの高齢出産で受けない人の方が少ないと言われています。

この検査はオプションです。
この検査を受けるには、胚を一度冷凍する必要があるため、
必然と移植時期は伸びます。

クラスでは、どの様にしてこのCCSが行われるのかビデオを通して
説明がありました。

何故、このテストが推奨されるかというと、
着床率に関わってくるからです。

最初のセッションで、ドクターは大体2、3個の胚が確保できれば良い。
と言っていました。
私は、え?少ないなと思っていましたが、
このCCSにより大体半分くらいの胚が
お腹に戻す第一候補から外れるということでした。

卵子を取り出し、受精させた肺は、
全てが正常に成長するわけではありません。
例えば10個の卵子が採取されたとします。
そこに体外受精で精子を取り込みます。
そこから3〜6個の胚が正常に核分裂しないため取り除かれます。
この時点で、お腹に戻すことができる胚は4〜7個。
ここでそのままお腹に戻す方は、着床手術になります。
CCSをする私は、胚を冷凍し、テスト結果を待ちます。
テスト結果により、ノーマル胚と認定されるのは2〜3個だそうです。

卵子と精子が無事に合わさった状態の卵を胚と言います。
卵子が23の染色体、精子も23の染色体
合計46の染色体があるわけですが、
この数より一つでも多かったり、少なかったりすると
アブノーマル胚となります。

卵子は年齢と共に量と質が低下します。
それにより、ノーマル胚とアブノーマル胚の比率が変わっていくことがわかっています。

30歳 : ノーマル胚 70% / アブノーマル胚 30%
35歳 : ノーマル胚 60% / アブノーマル胚 36%
38歳 : ノーマル胚 50% / アブノーマル胚 50%
40歳 : ノーマル胚 36% / アブノーマル胚 60%
45歳 : ノーマル胚   9% / アブノーマル胚 90%

数字にしてみると、年齢が高くなるほど
アブノーマル胚ができる確率も上がるということを証明しています。
高齢出産を目指す私の心にもナースさんの言葉はグッサリ刺さりました。

アブノーマル胚ということは、
着床率が低くなる可能性、流産するリスクが高くなることなどをを示しています。
このクリニックの妊娠成功率が高いのは、
この検査のパイオニアであるからだとも思いました。

体にも、精神にもなるべく負担をかけたくない私たちは、
このCCSを受ける事にしています。
実際クリニックでは、治療に通う多くの方が高齢出産に当たり、
このテストを受けない方の方が稀だと言っていました。

クラス終わり

これで全ての授業が終わりました。
長くて中身の詰まった授業でした。

内容も考えさせられる内容だったりして、終わった朝の8時過ぎには、
もう1日頑張った、という疲労感が……

さぁ、このクラスを受けたことで、次のステップに進むことが出来ます。
次は、専属ナースさんとのセッションです。

続きます。


記事を読み、サポートしたいと思って頂けたら幸いです。この記事は私の経験や思った事を纏めて出来た大切な記憶です。どうぞ宜しくお願いします!