私の願い星のはなし
家族の健康、美味しいものが食べたい、海外に行きたい、サッカー選手になりたい。
大なり小なり夢や願いがあると思います。
私は欲の権化なので、舞台も見に行きたいしディズニーも行きたい。足の心配をせず生活がしたいし、やりたいコスプレもやりたい撮影も、挑戦してみたいこともまだまだたくさんあります。
ですが今年は「夢が叶った!」と思う出来事がたくさんありました。
友人とイベントの企画運営ができて、成功だった!と言えるクオリティを出せたことも、フリーランスになって業務委託でのお仕事をコンスタントにいただける環境になったことも。
大きな願いが少しずつ叶っていくのを実感した年でした。
先日無事ディズニーシーのハロウィンに行ってきまして、昨年から始まった新しいハーバーショーの「ビリーヴ!」を鑑賞しました。
「願いや夢を信じ続けることで、必ずその願いは叶うんだ!」という題材のビリーヴ、あの35分間は私が愛してやまないディズニーショーの全てでした。
ビリーヴを観てから、本当に私がやりたいことってなんだろう。どうして行きたいんだろう。というのをずっと考えていました。
この1年間で自分の夢や方向性のブレに漠然としたモヤモヤを抱えていた私にとって、ビリーヴはあまりにも心の芯の芯の蓋をこじ開けられるような、そんな感覚がしました。
とはいえ何を考えたらいいのかもまとまらず、まずは今あるものの改訂……と思い至ってフリーランスの先輩に相談をしてみたところ
「何を軸にしたいかじゃない?」
とまさに私がビリーヴ鑑賞後から考えていた事を言われ、ああ、考え直すなら今なんだろうな。と紙とペンで本当にやりたいこと、好きなこと、強み弱みを全部書きなぐってみました。
書きながら泣くくらい嘘偽りなく全部書きました。
私のカメラの原点はコスプレで、
"自分じゃない"になれる。自分を好きになれる。自分の好きを表現できる。
そんな場所がコスプレで、それを形にして作品として残すのがカメラでした。
SNSが大きく普及してきて、美醜感覚やそれの比較、誰かに評価されているという感覚が多くの人に広まってしまったことで、自分を好きになれない人が多い気がしています。
カメラマンとして色んな人を撮影する中で、「この人のこの表情すごく好き!」「こんなにいい所あるのに!」と思うことがとても多く、昨今の加工文化がどうしても寂しく思えてしまいます。
なりたいものになれるって、自分を好きになれる一歩だと思うんです。
アニメのコスプレに限った話ではなく
例えば「かっこよくて芯のある女性になりたい!」「お姫様みたいな優しい雰囲気の可憐な女性になりたい!」
これだって立派ななりたいものです。
私はカメラでそれのお手伝いがしたい。
自分をもっともっと好きになってほしい。
自分にはこんな魅力があったんだ!ってたくさんの人に思ってもらいたい。
私の中で燻っていた大きな軸を捉えた気がします。
今これを書き殴っている間ですら、文がしっちゃかめっちゃかで読めたもんじゃないなと思っているのですが、きっと今はこれでいいんだと思います。
ビリーヴのウェンディのセリフで
「願いが叶うってこんなに素敵なのね。本当に魔法のようだわ!」
というのがありました。
私の願いは、お客様の願いを叶えること。
カメラのレンズを通して魔法をかけて、なりたいものになれる。
それだけじゃない。どんな日の写真でも、自分や自分の家族のことを大好きになれるような写真を撮る。
これが私のシーオブドリームスにある願い星だ!!ってなんかそんなこと言いたくなるような、どこか諦めて忘れていたものを取り戻したような、そんなスッキリした気分です。
もう一度信じれば、願いは必ず叶う
改めて自分の仕事のあれそれを作り直そうと思った今日でした。
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