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ブラックホールの動きが見えたとき、動きを生み出すものとは

見えなかったものが可視化される

イベント・ホライズン・テレスコープによって、ブラックホールが三日月型の光の輪に囲まれているというのが解明されたというニュースがありました。
プラズマガスが磁場の影響で回転していたことが鮮明なCG画像では、吸い込まれていく力をリアルに感じられました。

人類が初めて目にしたブラックホールは、おとめ座の楕円銀河M87の中心に位置し、地球から5500万光年離れており、質量が太陽の約65億倍。ブラックホールの中心エリアには影があり、三日月型の光の輪に囲まれている。科学者が2019年4月10日に初めて公開したこのブラックホールの画像は、イベントホライズンテレスコープ(EHT)が2017年4月にM87の中央の特大質量ブラックホールの観測で得たものだ。

・5500万光年先のM87銀河
磁気によってプラズマの動きが乱され、ブラックホールへと流れ込む。
ブラックホールの上空にはプラズマの希薄はファンネルがある。
ファンネルの磁場は非常に強く、磁場の力でガスが押し出されてジェットとなる。
プラズマガスがM87ブラックホールの周りを回るには約2日かかる。
プラズマガスがブラックホールへ落ちる時、高温に熱せられて光を出す。
放たれた光の一部はブラックホールに吸い込まれ暗い領域”シャドウ”を作る。
吸い込まれなかった光も、ブラックホールの重力によって、進行方向が大きく曲げられた後私たちのところに届く。
プラズマガスの運動、空間スケールは約0.11光年。

動きのある畑づくり

先日畑に腐葉土と糠を入れましたが、それだけはまだ動きは出ていませんでした。三本鍬で突くことが動きをつくることになるということをシンフォニア農法で教わってきました。三本鍬の中心が真っすぐに地中に入ったときは、入った手ごたえがあります。
三回に一回くらいしか命中せず、振りかざして背中から土を被ったり、服の中まで泥だらけになりながら耕しました。
有機物が地中に入ったとき、その結果として明らかに土の上にブンブンと小さな生き物が寄ってきています。
耕した畝が動きを生み出すような土にしてくれるのは微生物の力です。

育苗がいちばん難しいと言われているそうですが、やってみて本当にそう思います。
その土に植える藍も少しずつ成長してきています。


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