見出し画像

スタンプしか送れない!子ども専用アプリ「チアミー」があえて選んだ理由

突然ですが、チャットツールを使っていますか?

LINE, Slack, Chatwork, Microsoft Teams……。お仕事でもプライベートでも、今や暮らしに欠かせないですよね。

これらのチャットツールに共通しているのは、文章や画像、動画、スタンプ、ファイルなど、たいていのものは送受信できること。

でも、私たちが作ったお子様専用のアプリ「チアミー」は、スタンプしか送受信できません。しかも、このスタンプの送受信がメイン機能です。

今どきそんなことでやっていけるの……?
いくら子どもだって、テキスト入力くらいできるよ?
写真だって送りたいでしょ?

そう思ったあなた、私たちがあえてスタンプだけのアプリを作った理由を読んでいってもらえませんか?
あえてスタンプだけ。それが、私たちのこだわりなんです。


子ども専用アプリ「チアミー」とは?

「チアミー」は「スタンプですぐ褒めるから子どもの勉強・お手伝いが習慣化する」をコンセプトにした子ども専用アプリです。3歳~12歳(小学生)のお子様を中心にご利用いただいています。

チアミーの使い方はかんたんな3ステップ。

3ステップで使えます

1. 「がんばること」を決める
親子で話し合い、がんばる内容を決めましょう。

2. 子どもがスタンプで投稿
お子様は今日がんばったことを選び、スタンプで終わったと報告します。

3. スタンプで褒める
お子様からスタンプが届いたら、ご家族はそれを褒めるスタンプを送信します。

チアミーでできることは、基本的にはこれだけです。コミュニケーションは決められたスタンプのみになっています。

スタンプしか送れない!あえての理由

どうしてチアミーではスタンプしか使えないのでしょう?

スタンプの良いところは、小さなお子様でも使えることです。ひらがながまだ読めない3歳のお子様でも、好きな絵柄のスタンプを選んで送信することを楽しんでいただいています。

忙しい大人からもスタンプは好評です。

チアミーのコンセプトは「スタンプですぐ褒めるから子どもの勉強・お手伝いが習慣化する」というものですが、これがテキスト入力となると、文章を考えなくてはなりません。「良かったね」「がんばったね」といった一言で十分ですが、毎日となると手間です。

スタンプ1つであれば、仕事や家事の合間にサッと送信することができます。

だから、スタンプだけにした……と終わりにしても良いのですが、実は決定打は違います。
そのカギは、「メタバースで大家族構想」にありました。

メタバースで大家族?

チアミーでは、スタンプをやりとりするチャットルームに入る人を、代表者(保護者)の招待によって増やせるしくみがあります。この人を「応援者」と呼びます。

代表者は1名のみなので、お母さんが代表者なら、応援者としてお父さんを招待することができるということです。

離れて暮らすおじいちゃんやおばあちゃんも一緒に、お子様の応援団になってくれたらいいな、チアミーというデジタル上で大家族のようにお子様をみんなで見守ってくれたらいいな、と思って作ったしくみです。

「天才」が決めた

この構想は初期段階からありましたので、MVP(試験段階)ではお子様、お父様、おばあ様の3名のグループに試してもらいました。

試したことは、今のチアミーと同じです。

  1. お子様が「がんばること」を決める

  2. 「がんばること」が終わったら、お子様は報告のスタンプを送信する

  3. スタンプを受け取ったら、お父様とおばあ様はほめるスタンプを送信する

既存のチャットツールを使ったので、テキスト入力はせず、スタンプだけを送ってくださいとお願いしました。

はじめのうちは、うまくいきました。

スタンプで3世代のコミュニケーション

真面目で、毎日コツコツ同じことをするのが上手なお子様でしたので、「がんばること」が終わったら忘れずにスタンプを送ってくれました。

お父様は帰宅する前にお子様の様子が分かるのが嬉しくて、スタンプに気づいたらすぐに返信してくれます。

心配なのは、おばあ様。チャットツールを使うのはほとんど初めてだったそうですが、すぐに慣れて、たくさんスタンプを送ってくれるようになりました。

様子が変わってきたのは、1週間ほどたってからです。

いつものようにお子様が報告のスタンプを送ると、なんとおばあ様が文章を送信するようになったのです。

「おはよう」と言ったあいさつや「学校はどうですか?」と言った質問。だんだん会話が増えていきます。

「スタンプだけって言ったのにな〜」と思いつつ、たわいのない会話ならいいかなと見守っていたお父様。

しかし、ある日「これは困りました」と連絡をいただきました。

おばあさまがお子様をほめるつもりで言った「天才」

「天才」。それは、お父様が子どもには言わないと決めていた言葉だったんです。

大家族だから出てくるモヤモヤ

子どもに「天才」と言うのは良いことか悪いことか。今回の論点はそこではありません。保護者が言ってほしくないと決めていた言葉を、おばあ様がお子様に使ってしまったこと、ここがポイントです。

あなたも、こんな経験はありませんか?

アイスは1日1個までと決めているのに、祖母が孫に2個目をあげてしまった。親が祖母に注意しても「いいじゃない」と笑って済まされてしまう。「今日だけは仕方ないか……」と保護者は思おうとしますが、なんだかモヤモヤ。

こうしたことはよくあると思います。

父母世代と祖父母世代、たった一世代しか変わりませんし、父母を育てたのは祖父母ですから大きな違いはない、と双方で思いがち。

ですが、子育ての方法も、価値観も、時代も、まるで違いますよね。

父母と祖父母であっても、考え方の違いがあって当たり前。同じ家に住んでいなければ、なおさらです。

細かいことを言い出せばきりがありませんが、細かいことが積もり積もって亀裂が入ってしまったご家庭は少なくありません。

先ほどのアイスの例ように、たまに会うのなら目をつぶることもできるでしょう。

でも、チアミーを通じて子どもに日常的にかかわるなら、あらかじめ言っておかなければならないルールは増えてきます。

そんな面倒をかけることは、チアミーの本意ではありません。

スタンプなら

そこで登場するのが、スタンプです。

基本的に、子ども用には報告スタンプ、大人用には褒めるスタンプしか入っていません

大人用のほめるスタンプの例

スタンプはチアミーにあらかじめ搭載されているので、自由に増やすこともできません。子どもが勝手にスタンプを買ったり、祖父母が勝手にスタンプを入れたりすることもないのです。

そして、スタンプしかないので、禁句も余計な一言もなければ、話題がそれることもありません。

これが、家族を拡張してもモヤモヤしないカギであり、チアミーがあえてスタンプしか使えない理由です。

お子様のために応援団は増やしたい。でも、モヤモヤは増やしたくない。

そんな保護者のために、チアミーはあえてスタンプだけを選びました。

「スタンプですぐ褒めるから子どもの勉強・お手伝いが習慣化する」チアミー
あなたも始めてみませんか?

Cheemee公式サイト

※チアミーはApp Storeからダウンロードしてお使いください。
完全無料。広告の掲載もありません。

※App Storeは、Apple Inc.のサービスマークです。
※iOS は、米国およびその他の国におけるCisco社の商標または登録商標です。
※記載された製品の仕様、サービス内容などは2023年8月24日現在のものです。その後、予告なく変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?