子どもに教えたい!一生使えるお掃除5つのコツ
「キレイにしなさい!」と言っても、なかなかお掃除やお片づけをしないお子様はいませんか?
もしかしたらそれ、何をすればいいのか分からないのかも⁉
そこで今回は、一生使えるお掃除のコツ「5S」をお伝えします。
実はこれ、トヨタなどの製造現場で発達した考え方。工場では、部品が一つなくなっただけで大事故につながる可能性があり、いつでも清潔で整理された環境を保つ必要があるからです。
今では製造業以外の医療現場などにも広く普及していますので、職場で実践している方も多いかもしれません。これをご家庭で応用してみませんか?
まずは、お子様と一緒に「筆箱だけ」「ランドセルだけ」といった小さな場所に限定して始めてみましょう。
やり始めると、もっとやりたくなるかも⁉
新年を迎える前に、ぜひお試しください。
5Sって?
5Sとは、5つの言葉の頭文字をとった言葉です。その5つの言葉とは、こちら。
整理
整頓
清掃
清潔
躾
なんとなく「キレイにしなさい!」と言うのではなく、「キレイにする」とはどういうことなのか、この言葉に沿って見ていきましょう。
① 整理
整理とは、必要なものと不要なものを分けること。
ポイントは2つです。
1)限られた範囲で始めること
2)箱や袋を3つ用意して、必要・不要・保留で分けること
まずは筆箱など、「たったこれだけ?」と思う範囲から始めましょう。
小さくなった消しゴムは「不要」の袋へ、来年も使う鉛筆と定規は「必要」の袋へ。
お子様が「そのくらいなら、簡単にできそう」と思う、小さな範囲に限定してやってみてください。
② 整頓
整頓とは、「必要なもの」を適切な場所に置くことです。「必要」の袋に入れたものを適切な場所に置いていきましょう。
例えば、まだ使える鉛筆は筆箱に戻します。たまにしか使わないコンパスは、引き出しにしまうと良いでしょう。
どこに置けばいいか分からないものは、仮置きで大丈夫。いきなり完璧を目指さず、少しずつ整えていきましょう。
③ 清掃
清掃とは、きれいに掃除すること。
このとき一緒に、物の点検もできるといいですね。
例えば、筆箱の清掃なら「筆箱がちゃんと閉まるか」「コンパスが壊れていないか」といったことを確認していきましょう。
点検したら、ウェットティッシュで拭いて、清掃はおしまいです!
これなら、お子様に「自分でできそう」と思ってもらえそうでしょう?
④ 清潔
清潔とは、きれいな状態を保つこと。
毎日使う筆箱は、気がついたら消しゴムのカスがたまり、折れた鉛筆が入っていた……なんてこともありますよね。
毎日とはいかずとも、週に1回は筆箱を整理・整頓・清掃して、清潔な状態を保てるよう、お子様の習慣に組み入れていきましょう。
⑤ 躾
躾とは、きれいな状態を自分で保つことができるようにすること。
お子様と相談しながらルールを作り、定期的に一緒に整理・整頓・清掃を繰り返すことで、お子様一人でも物を清潔に管理できるようにしていきましょう。
これらが習慣になれば、お子様も
ふだんからキレイなら掃除がラク
探しものが減るからイライラしない
キレイになると気持ちがスッキリ
などのメリットが実感できるはずです。
お掃除の習慣づくりに、アプリを使ってみませんか?
完全無料・広告なしで、子どもの習慣化を応援するアプリ「チアミー(Cheermee)」なら、
1. がんばることを決める
2. お子様が、がんばったことをスタンプで報告
3. 保護者がスタンプでほめる
この簡単3ステップで、お子様の習慣化を応援します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?