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介護に関わりつづける理由

お元気ですか

どてさんぽ です☺︎

私の住んでいる場所は、いわゆる田舎です

高齢化率は30%以上(2015年の全国平均は26.6%)

子育て世代は、子どもには都市部に出て行ってほしいと思っているようです
色んな経験をつんでほしい
ここに居ても未来がないから、と

周囲には、移動販売車が巡回して、食事の定期配食を利用する高齢者世帯が増えてきました

朝の5時に高齢者が散歩をしています
日中の人通りよりも幾分多いようです

朝に散歩する人の姿は、昔から見慣れた光景ですけれど、
最近、少し見え方が変わってきました

いつまで、”人々の穏やかな生活が続いている” 雰囲気が町の中に留まっているだろうか?
来年も、その次の年も、この人達は元気に歩いているだろうか?

そして、町内を通るたびに、家々の様子が気になってしまいます
近隣の住宅街の庭木は、数年後も整えられているだろうか
今よりも、空き家が増えないだろうか

これら、些細な気がかりが、
子どもを見ると、少し緩和されます

通学路を歩く子どもたちを見かけては、
あ、この町って、こんなに子どもいたんだ…!

驚くぐらい、普段から子どもの声が聞こえないもので
(そもそも、外で遊ぶような機会自体が少ないのかもしれませんが)

これが、
世代交代がないまま、老いていく町の営み

冒頭の 
ここに居ても未来がない
と思いたくなる気持ちの土台にあるもの

***

そういえば、未来ってなにかしら?

人とのつながり、
自己の成長、
見たことのない景色、
思いもつかないような刺激的な体験、
新しい創造的なアイディア、
高所得を得るチャンス・・・

とにかく、この場所ではできない経験!!

といったところでしょうか。      

一生は一度で、その時にしかできない経験は確かにあると思うので
選択ができるのは、幸せなことだなぁと思います。

***

では、このような未来を優先せずに
私は
なぜ、この場所で介護に関わり続けているのか?

変化が嫌いで挑戦することが面倒くさい
新しい人間関係というものが苦手
樹木よりも人が多い場所にいるのが疲れる
そして、人や自分の醜さをあまり見たくない  ?

このような、自分の欠点が介護の片隅に自分を追い込んでいるのかしら
…どうも、それだけではない、とこれを書きながら思っています

今のところ、介護に関わることが
自分が年を重ねて、送りたい生活を実現するためにできる行動の一つ
だということに思い至るのです

自分が老いたその時、一緒に生きている人達と助け合って生きていくためにいまから、助け合う関係を創っておかなければ、、、と思っています

今は助ける立場にいることが多くて、今助けた相手はこの世から先に去ってしまうかもしれないけれど、

一緒に生きていれば、助け合うこともあるね~
という場面を一緒に経験できる人達と、
今住んでいる場所で共に生きることで、
これから、お互いに快い老後を創っていくことができるかもしれないよ!
ということです

自分中心から見ると、このような気持ちを行動に示す対象が、今目の前にいる人だということになります

快い、心地よい介護を受けたければ、
心地よい、快い関係を築ける環境を整えられるように働きかけよう!

もしかすると、この場所から将来離れて、違う立場から環境を創り、整えることが必要になる時が来るかもしれません

それは、その時に行動したら良い、と思っています

今、置かれている場所で、自分が将来受けたい介護の環境を整えるために、
何をしたら良いのかを考え、できる行動を続けること

発信もその一つだと思っています

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いつも、お読みくださる皆様、ありがとうございます。
勝手に、皆さまのページにお邪魔しては、皆様の考え方に学ばせていただいています。

今後とも、よろしくお願いいたします。

最後はお礼になってしまいました。

                           ではまた👋


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