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色彩とわたしの習慣

「さぁ今日は月曜日。何色の服を着ていこう」

週明けの月曜日は、いつも好きな色、もしくは明るめの色の服を選ぶようにしている。数年前から続けている習慣のひとつだ。

なにか特別な予定があるわけではない。
ただ、好きな色の服に袖をとおすことで、休日モードの気持ちがシャンなるし、色と明るさに比例して気持ちが明るくなるような気がして、いつのまにか習慣になった。

わたしは暖色系の色が好きで、ピンクやオレンジ系の洋服が多い。
クローゼットは薄めのピンク色からグラデーションのようになっている。
洋服にかぎらず、小物や雑貨も同じにように、好きな暖色系ばかりになってしまう。

この毎週月曜日の習慣を続けて気づいたことは、「好きな色を身にまとうことは、自信がついてくる」ということだ。自己肯定感が上がるような、ふとしたとき、色に力をわけてもらえるような、そんな気がするからだ。

こう思うようになったのは、数年前の出来事がきっかけ。

仕事でミスをしてしまい、職場のトイレで「あぁ、しまったなぁ」と落ちこんでいた。 手を洗いながら、ふと鏡をみる。強ばったままのわたしの顔は、ひどいものだ。そしてその日に着ていたのは、好きなピンク色の服。

「朝はあんなにウキウキだったのに」と、さらに悲しくなったけれど、その服を着ていたことで一瞬、ウキウキしていた気持ちを思いだした。
思いだすことで、マイナスを向いていたベクトルが、ほんの少しだけプラスへ傾いた気がした。
また顔をあげて、鏡をみると、好きな色に包まれているわたしがいる。そんな自分を見ていると、ほんの少しだけ「大丈夫」と思えるようになった。

じゃあ、自分に自信をつけるためには、必ずしも明るい色でなくてはならないのかというと、それは違うと思う。

黒色が好きで、黒色に包まれているとモチベーションがあがる、心地いいと感じるのならば、その人にとって黒は自分に力をわけてくれる色、自信をあたえてくれる大切な色となる。

なかには、周囲の人から「そんな暗い色ばかり着ていないで、もっと明るい色にしたら」と言われてしまうかもしれない。
だけど、その色があなたにとって好きで、大切な色ならば、周囲の声はひとまず置いておいて、そばにおいておくべき色だとわたしは思う。家具やインテリアでもいいし、財布やペンケースなど小物でも何でもいい。

好きな色がそばにいてくれると、力をわけてもらえ、心が落ちつく。

もしあなたが、あまり気分の乗らない日があったのなら、あなたにとっての大切な色を身につけてみてほしい。その色の占める割合が、大きければ大きいほどいいと思う。
 きっと5分前よりも、色から力をわけてもらっているはずだから。

今日は、鮮やかなダークオレンジのスカートをはいた。

さぁ次の月曜日は、何色の服を着ていこう。

今回はライティングを学び合う会員コミュニティ、sentenceのマガジン「gate, by sentence」に寄せたnoteです。sentenceは、メンバーが月ごとに「特定のテーマ」についてや「自由投稿」という形でを更新していきます。10月のテーマ「色彩」に合わせて、書きました。
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ほのぼの系イラストを描いています。noteには、オリジナルキャラクター"おっとりくまこ"のことと、日常のことを描きたくて始めました。

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