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質問で感情は言語化される

突然ですが、言語化は得意でしょうか。
私は言語化が苦手です。自分の言葉で何かを表現する際、指示語を使ってしまったり形容詞を多く使った表現方法を行なってしまうとため、具体性にかける表現をする場面が多いです。言語化することが上手であれば、自分の感じた気持ちを相手に伝えることはもちろんのこと、どのように噛み砕いて相手にわかりやすく傷つけないような表現もできるようになります。

そんな言語化を苦手としている私ですが、今日は仕事でインタビューを受ける機会があったのですが、インタビューをしていただいた方より、「とてもわかりやすく表現いただいてとても参考になりました。」と感想をいただきました。正直、この感想に私は喜びと驚きを覚えました。まさか、自分の回答がわかりやすいと言ってもらえると思っていなかったからです。わたしなりに分析してみましたが、以下のようなことが要因となっていると思います。

①インタビューした方の質問力が高かった

思い返すと、インタビューした方の質問力がとても高かったです。質問の一つ一つが私の話を紐解き関連づけながら、より深い部分を考えさせる質問で質問のたびに私は考えさせられました。深く考えるからこそ、自分の本音もでやすくパッとでる感情で物言いをしない素直な部分がでたから良かったのだと思います。

②形容詞だけで表現することを控えた

私自信の工夫した部分でいうと、形容詞での表現を使わないように気をつけたこともわかりやすく思っていただいた部分かと思います。例えば、「かわいい」という表現ではなく、「〜〜の⚪︎⚪︎な部分が××だからかわいい」というような表現です。つまり、ただ形容詞で表現するのではなく、詳細な理由を紐づけて形容詞を活用したということです。形容詞で物事を伝えることは簡単です。しかし、どうしてもその言葉から真意や意味合いがどういうものかを読み取ることが難しい場合があります。以前、本から形容詞をやめるようにすると相手に伝わりやすくなるということを学んだため、それが今回生きたのだと思います。

言語化は生きていく中で必須

今回は2点の部分があったからこそ、うまく言語化できたのだと思っています。自分の力だけでなく他人の力も言語化には大いに役立ってくれます。自分の感情を言葉にする。このスキルは今の時代、情報過多な今だからこそ、個人の感情から生み出されるコンテンツがとても価値あるものとなっています。情報に価値はもうありません。価値があるのは、経験や知識から生まれる言葉です。そんなことを思いながら。私は今後も言語化の力を磨いていきたいと思います。

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