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自分を信じる練習

もう着なくなった服や、使い道が思いつかないハギレからモノトーンのギャザースカートを作ってみた。

作り方は…

布を一定の幅に裁断してリボン状に長〜く繋げていく。
それをスカート丈に合わせて切る。
横に並べて繋いで輪にする。
裏地を作る。
ベルト部分を作る
表地と裏地とベルトを重ねて縫って、ベルトを折り返して縫う。
裾を縫う
ウエストにゴムを通す。

洋裁が得意な人にしたら簡単スカートなのだけれど、私にとっては大仕事。
作り始める前に頭の中で何度も確認。
そして、間違えないように慎重に慎重に縫う。

このスカートは、自分を最後まで信じる練習だった。

完成する前に、嫌になってゴミ箱に入るか。
ちゃんとスカートになるか。

私の縫い物は、前者の道を辿ることが珍しくない。
「なんかへんなの」
「センスない」
「好きになれない」
途中でそう思ってしまう悪い癖がある。

結果にこだわらない
プロセスを楽しむ(集中する)
この二つのことができれば良い。

「完成しても実際にこのスカートを履くかどうかはどっちでも良いよ」
「完成したらそれだけでエライよ」

そう自分に言いながら頑張った〜。
とうとう完成した。

家族に見せたら 「ダサい」と言われた。
「確かに〜」

布の選び方、合わせ方が難しくてなかなか素敵にならないのがパッチワークの悩みだ。 それも不要な服とハギレだけで材料費ゼロで作ったのだから、確かに垢抜けてはいないので、「ダサい」のはじゅうじゅう承知。

でも私はこのダサいスカートを完成させたことが嬉しくてたまらないのだ。
何年も履き続けていればきっと見慣れていくことでしょう。

このスカートを愛していこうと思っている。
そして、また何かを作ることに挑戦したい。

作りかけの何かを捨ててしまうことのある人っているのではないかしら。
その気持ちはとてもわかる。
でも!
趣味なのだから、自分の作品の粗探しはやめて楽しみましょう




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