見出し画像

TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD と SONY APS-C広角レンズのスペック比較

タムロンからSONY APS-C向け広角ズームが発表されました。

私は広角ズームを持っておらず、NEX初期のころから存在している16mm F2.8と2種類のワイドコンバータ、フィッシュアイコンバータで対応してきましたが、焦点距離切替の面倒さ、画質があまりよくないという点で不満がありました。

今回6月24日に発売されるタムロンの新レンズのほか、SONYから出ている小型のF4広角ズームも合わせて主なスペックを比較してみました。

TAMRON 11-20mm F/2.8 Di III-A RXD Model B060
SONY E 10-18mm F4 OSS SEL1018
SONY E 16mm F2.8 SEL16F28
ウルトラワイドコンバータ VCL-ECU2 (旧型 VCL-ECU1)
フィッシュアイコンバータ VLC-ECF2 (旧型 VCL-ECF1)

画像1

青は特に優れるところ、オレンジは大幅に性能が異なる注意箇所です。
ワイコン装着時の最短撮影距離はメーカーの仕様書に記載がないため筆者が手持ちのレンズで雑に測定した結果ですので参考程度としてください。

F4が許容できるならSONYの10-18mm F4が小型軽量で良いですが、あまり寄れないようです。超広角の最短撮影距離は撮れる画に違いが出てきそうです。
一方でタムロンの新レンズは小型のズームでありながらF2.8通し、さらに非常に近くまで寄れるというのが特徴です。
また、フルサイズ換算で30mmまであるのでつけっぱなしでもある程度対応できる便利さがいいですね。

ここで比較対象としたSONYのレンズはどちらも約10年前の発売と、ミラーレス用のレンズとしてはかなり古いため、タムロンは画質の面でも向上しているのではないでしょうか。
MTF曲線を見る限りは、中央はタムロン > SONY10-18 >> SONY16mm、周辺は タムロン = SONY10-18 >> SONY16mmという感じで、タムロンは特に中央の解像力が高そうです。
今後の画質レビュー記事が楽しみです。

買い替えるか悩む...


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?