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味の濃淡の由来

地域によって異なる味の濃さの違いの話。

先日、友人と広州市場に行ってきました。
ワンタン麺のコッテリこいいいい味のスープと
さっぱりほろ苦のシークワーサーのバランスが
最高に美味しい組み合わせです!

薄味と言われる京都出身の者としては、東京に来たての頃は、とてもじゃないですが、濃い味は全く受け付けませんでした。

しかし、年月が経てば、慣れてくるもんだなとふと東京歴の長さを感じた瞬間です。


関西は薄味、関東は濃い味。

この文化ってなぜなのか
疑問に思ったことないですか?

諸説あるそうですが
この2つが特に有力説なんだそうですよ。


①仕事の差
江戸時代、関東は肉体労働の人口が多かったので、塩分を欲して濃い味が好まれた。

一方、関西は貴族の文化で、
肉体労働の必要性があまりなかったので、薄味文化が根付いた。

②ドケチな姿勢
関西は丁稚奉公の文化で、
丁稚(給料とかはなくて、住み込みで仕事を覚えさせてもらう修行をする人)にあまりご飯をばくばく食べて欲しくないので、薄味にした。


仕事と塩分濃度って
こんなに絡んでるんですね。

現代の大半の仕事人はデスクワーク。
かなり、塩分の取り過ぎかもですね。

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