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わたしがWell-beingにこだわる理由

みなさん、こんにちは^ ^ かなえんです。

わたしが考えている事業は、対話と科学、そして音楽を通して、最終的にWell-beingに到達する狙いがあります。

なぜわたしがWell-beingにこだわるのか
それは高校生のときの経験に遡ります。
きっと、Well-beingじゃない時間が、ひたすら長かった時があるからだと思うんですね。


わたしは小学校、中学校、高校、大学と宮城県で育ちました。
緑が多くて自然が豊かで、美味しいものがたくさんある、杜の都仙台

わたしは高校一年生のときに、東日本大震災を経験しました。
寒い冬の夜、電気や水が止まって、街が重い暗い空気に包まれたのを覚えています。
配給で来たトラックから水を汲み、なんとか沸かせた僅かなお湯を使って、洗面台で頭を洗ったのですが、涙が出るほど気持ち良かったです。

わたしの家は幸いヒビが入った程度で、母が備蓄をたくさんしておいてくれたおかげで、朝昼晩の食事は、量は少なくも食べることができました。




当時のわたしは様々な葛藤を抱えていて

周りで身近で、多くの方が命を奪われた中で、無力な自分は何もしてあげられないんじゃないか。
どうして自分は生きているのだろう。

その時は本気でそう思っていたんですね。


その葛藤を抱えたまま3年後の大学生になったある日。
街の復興を目指すまちづくりに携わっていた中で出会った、ひとりの女性にその心の内を打ち明けました。

そしたら彼女はこう言いました。

「あなたが生きてくれているだけでいいのよ」


物事の捉え方というのはいろいろなものがあると思います。

それは自分の中に固執していては見つからないものです。

人と話すことで、その小さなきっかけで扉は開かれると思うんですね。


今日があなたにとって幸せな日になりますように。
今日も読んでくださりありがとうございました。
ではまた^ ^

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