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10月22日は、リストの誕生日

1811年10月22日に、ハンガリーの作曲家のリストが生まれました。

これは、モスクワ音楽院のロビーにあるリストの絵です。

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大学の時に、リストの『パガニーニ大練習曲第6番 主題と変奏』を弾きました。
この時、同級生みんなで、リストの『超絶技巧練習曲』、『2つの演奏会用練習曲』、『3つの演奏会用練習曲』を渡され、練習しました。
私は、高校生の時から、『パガニーニ大練習曲第6番 主題と変奏』を弾きたいと思っていたので、曲を渡されたときは嬉しかったです。
大学の同級生が、「リストの演奏CDならボレットがいいよ」と教えてくれて、ボレットの録音を聴きましたが、残念ながら、『パガニーニ大練習曲』の録音はありませんでした。

そんな時に、大井和郎さんがリストの『パガニーニ大練習曲(完全盤)』のCDを出すということで、迷わず購入しました。

このCDの何が凄いすごいかって、リスト以外弾きこなせないだろうと言われた初版の演奏録音も全曲入っています。
私は弾けないけれども、初版の楽譜は、コルトー版が出ていたので、これも買いました。コルトー版は、フランス語ですが、練習方法などが書かれているので、フランス語の辞書を買って訳して練習していました。
アマゾンでは、今は一時的に品切れで、2016年に買った人は、表紙が違ったというので、ヤマハの銀座本店か、山野楽器の銀座本店に問い合わせたほうがいいかもしれません。

いろいろ調べていたら、YouTubeに大井和郎さんの演奏で初版(難しい)の録音を見つけました。私が買ったCDと同じ音源です。

今まで、この初版を録音した人は世界で3人しかいません。

ニコライ・ペトロフさん、レスリー・ハワードさん、そして、大井和郎さんです。
ニコライ・ペトロフさんは、私がプロコフィエフの演奏レコードを初めて聴いたときのピアニストで、思い出があり、お墓参りにも行きました。

ニコライ・ペトロフさんの初版の演奏もYouTubeにあります。


改訂版の演奏は、12歳の男の子のを見つけました。

ロシア音楽教育の層の厚さを感じます。


【10月22日の過去記事】


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