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郵便局で買えた封筒と切手

初めてのロシア旅行の時のツアーでは、3枚のはがきと日本までの切手を渡され、旅先から日本へはがきを送ることができました。

そのため、ロシアから日本へのはがきの送り方が分かり、その後、旅行で来るたびに、自宅へはがきを送るようにしていました。

そのため、住んでからも、郵便局へ行くのは、ハードルが低く、何か掘り出し物がないかなあ?と、ふらっと郵便局へ行くことがありました。


封筒

郵便局の写真はありませんが、窓口は、ガラス越しになっています。
そのガラス越しに、封筒などが少し飾られています。全部の種類が飾られているわけではなく、少しです。
ロシアの人々は、封筒であれば、どんな絵柄でもあまりこだわりがないので、あるものを買っていくと思いますが、私は、柄にもこだわるので、あるものを全部みたいなあと近所の郵便局でいつも思っていました。
そのため、買うことはありませんでした。

2019年2月に、初めてモスクワ市の中央郵便局へ行きました。ここは、封筒などを手にとって見られる売場だったので、このとき、やっと全種類の封筒を見ることができました。
そして、1枚ずつ全種類を買いました。

モスクワ大学
モスクワシティ
ツァリーツィノ
救世主キリスト大聖堂
赤の広場
モスクワ
カザン駅、レニングラード駅
リガ駅、ヤロスラヴリ駅
クレムリン
ボリショイ劇場

その後、再び中央郵便局を訪れたら、種類が増えていました。

コローメンスコエ
アルバート通り
ノヴォデヴィチ修道院

さらに、もう1種類見つけました。

マネージ広場

私が集めたのは14種類です。

この封筒は、ロシア国内の郵便で使うためのものですが、郵便で使わなくても、日本人のちょっとしたお土産を入れる袋に使えるなあと思って、近所の別の郵便局へ行って、次の絵柄の封筒を数枚ずつ買いました。

この時、1枚封筒を持って行き、「このような封筒はありますか?」と訊いたので、職員にうまく伝わりましたが、封筒を奥まで取りに行っていました。これは、大事にしまっていて、知っている人は買うけれども、そうでない人は買わないで、なかなか売れないだろうなあと思いました。

現在は、品切れで、こういう封筒を買うことはできません。
時代的にも、手紙を出す機会は減っているので、このような素敵な絵柄の封筒ではなく、普通の封筒になっています。

切手

切手も素敵な絵柄の物がありました。

シール式になっています。ある日、近所の郵便局へ、すべての金額の切手を1枚ずつ買いに行きました。
私は、いくらの切手があるのかを把握しないで、買いに行きました。
そのため、窓口で、伝えるのに少し時間がかかりました。
そもそもロシアの人々は、全種類の切手を1枚ずつ買おうという発想もなく、必要な金額の切手を買うだけなので、すべての金額を1枚ずつ買う人がいるなんて信じられないといった感じでしたが、なんとか通じました。

切手は、各地のクレムリンの絵柄になっています。

1ルーブル切手 アストラハンのクレムリン 2009年発行
1,5ルーブル切手 ザライスクのクレムリン 2009年発行
2ルーブル切手 カザンのクレムリン 2009年発行
2.5ルーブル切手 コロムナのクレムリン 2009年発行
3ルーブル切手 ロストフのクレムリン 2009年発行
4ルーブル切手 ニジニ・ノヴゴロドのクレムリン 2009年発行
5ルーブルの切手 ノヴゴロドのクレムリン 2009年発行
6ルーブルの切手 プスコフのクレムリン 2009年発行
10ルーブル切手 モスクワのクレムリン 2009年発行
22ルーブル切手 アレクサンドロフのクレムリン 2017年発行
25ルーブル切手 リャザンのクレムリン 2009年発行
46ルーブルの切手 ヴォログダのクレムリン 2018年発行
50ルーブルの切手 トボリのクレムリン 2009年発行
100ルーブルの切手 トゥーラのクレムリン 2009年発行

この切手を1枚ずつ全金額を買ったとしても、278ルーブル(約457円)なので、去年郵便局へ行って買おうとしました。
しかし、すでにこの素敵な絵柄のシール付きの切手は売っていないようです。
そういえば、国際郵便の小包なんかもネットで住所などを登録して、バーコードを読み取って、支払いをして、切手を貼らなくなっています。
はがきや手紙をおくる時にしか切手を使うことになるけれども、時代の流れとともに、利用する人も減っているので、このようなきれいな切手も作らなくなりました。

現在はこのような切手になっています。


封筒にしても切手にしても、いいなあと思ったときに、全種類買っておいて本当に良かったです。

ロシアで、気に入ったものに出会ったときは、即買いするように心がけています。

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