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仕事の中でロシア語を生かす

2011年10月19日(水)、東京のロシア大使館で行われた講演会へ出かけた。

ドストエフスキー生誕190周年

国際シンポジウム 「ドストエフスキー白痴に学ぶ」

私は途中から参加したし、当時は、白痴をまだ読んでいなかったから、話はほとんど分からなかった。

終演後、私にロシア旅行をすすめたNさんと合流した。

Nさんが紹介してくれて、登壇されたレオニード・アニシモフさんと写真を撮ることができた。

その後、Nさんと神谷町駅近くのラーメン屋さんへ行った。

その時に、Nさんが話したことが印象に残っている。

Nさんは、ロシア語を専門に勉強したわけではなく、ロシアに関係する仕事をしていたから、40歳から、仕事の合間をぬってロシア語学院に通ってロシア語を勉強したそうだ。この時、81歳くらいだったと思う。

Nさんに初めて会ったのは、2009年6月24日。そのときに、ウォッカの飲み方を教えてもらった。ウォッカ屋さんをしているわけではないが、その日のその時間帯にたまたま店番を頼まれて、ウォッカを売っていたらしい。

その後、何回か偶然会うことがあり、私がロシアの音楽が好きと分かったNさんは、ロシア旅行で買ったCDをプレゼントしてくれた。
それが、このCD。

ラジオで流行った音楽のトップ20が入っているもの。

日本から聴くことができるのか分からないが、このCDを無料で聴けるサイト。

Nさんは、ロシア旅行をコンビニやスーパーへ行くような感じで、私にすすめ、私のロシア旅行の後押しをしてくれた人だ。

そのNさんが、話した言葉。
「ロシア語を仕事にするのではなく、今の仕事の中でロシア語を生かすといい。」ということだった。

たしかに、私はロシア語と全く関係ない仕事をしていた。しかも、ロシア語も習いに行ったことがない。何とかキリル文字をえっちらおっちら読める程度で、1度しかロシア旅行をしていない時だった。

職場の同僚も私のロシア好きを認識し始めた頃だった。
ロシアの専門家からすると、私のキリル文字が読める程度は、箸にも棒にもひっかからない。
しかし、ロシア語と縁のない仕事をしていると、それでも、ロシアのことなら、チェブラーシカといった感じだった。

私は、今までロシア語を仕事にしようと思ったことは一度もない。そもそもロシア語を習得できていない。
ただ、ロシアの音楽、文学、美術、文化、ロシア人が好きなだけだ。
それでも、仕事の中で、ロシアに関することが出てきたときは、率先して取り組んだ。
これからも、ロシアに関する観光情報や生活の様子などを伝えていくが、まさにロシア語で仕事をするというよりは、ロシア語を生かして仕事をしていく。

#わたしのキャリア

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