【展覧会】チャイコフスキーコンクール トヴェルスコイ・ブリヴァール
2019年6月に行われたチャイコフスキーコンクール。
コンクール開催中に、トヴェルスコイ・ブリヴァールで展示があったパネルのすべてを紹介します。
写真の右下に英語での説明文があります。
来年、2023年は、チャイコフスキーコンクールの開催年です。国際情勢の変化により、三大国際コンクールから外されたというニュースがあり、来年の開催はどうなるかと思います。
ロシア側としては、開催予定のようですが、スポンサーがつかないとピアノは、中国の長江というピアノでの開催になるのかな?と思っています。最近、モスクワの東部に楽器工場を作るというニュースもあったので、ロシア製のピアノも出てくるかもしれません。ソビエト時代には、ソビエト製のピアノがあったので、ロシア製のピアノが復活するのは嬉しいです。また、西側諸国の参加者が減り、ロシア国内や友好国の出身者が多くなるのかな?とも思います。もしロシア国内の人がたくさん出てくるのであれば、それはそれでものすごいレベルでの演奏になり、楽しみです。
何はともあれ、2019年のチャイコフスキーコンクールは、モスクワ音楽院で毎日演奏を訊きました。私にとって、チャイコフスキーコンクールを生で聴く初めてのチャンスだったので、モスクワで唯一親しくしていた駐在妻さんと一緒に毎日通って聴きました。この駐在妻さんは、研究熱心で、プログラムの曲をリストにして作ってきて、2週間の短期間でものすごく勉強していました。
次の開催の時は、毎日聴きに行くかは分からないと思っていましたが、まさかの国際情勢の変化で、コンクール自体がどうなるか分からなくなるとは思ってもいませんでした。
やはり、「次でいいや」ではなく、その時、できるのなら、いろいろやっておいた方がいいなと、今回の国際情勢の変化で思いました。
【7月29日の過去記事】
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