ヴィゴツキー
心理学界のモーツァルトと言われているソビエトの心理学者のヴィゴツキー。
ヴィゴツキーのことを知ったのは、2021年2月にオンラインで行われた大学の先生の最終講義の時だった。私は、ゼミの先生でもないし、専攻も違う先生だったが、同級生がお知らせしてくれて、参加できる日時だったため、最終講義に参加した。
たぶん、学生時代にもヴィゴツキーの名前を聞いたと思うが、私は、興味を示さず、そのまま終わったのだと思う。
ヴィゴツキーの書籍については、ロシア語のものがたくさんあるということで、すぐに検索をし、1冊購入してみた。
しかし、私のロシア語力でこれを読みこなす自信はなく、最終講義を行った先生のゼミの先生がヴィゴツキーの著作をたくさん訳しているとその時に伺ったため、日本語で読もうと思った。
それで、図書館でヴィゴツキーの本を探して借りてみた。
ヴィゴツキー関連の本は、まだまだたくさんあったため、柴田義松先生が訳した本を主に読むことにした。
訳者の柴田先生も訳しやすかったとあとがきに書いていたが、これは読みやすかった。
「芸術心理学」ということで、音楽や美術に関連しているのかな?と思って読み進めたが、文学に関連していた。
ヴィゴツキーが過去に発表した論文がまとめられていて、こちらも読みやすかった。
「思考と言語」は、興味がある本だったが、内容が難しすぎて、読むのが大変だった。
講義録を記録した本。こちらは、広瀬先生が訳したもの。
図書館の検索で偶然見つけたこの本。
実は、この本はシリーズ本になっていて、この本をきっかけに、ものすごく興味深い本を見つけた。
それについては、こちらに書いた。
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