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夏の冷たいスープ アクローシュカ
日本で猛暑が続いているようですが、モスクワも30度近くになり、平年より暑い夏になっています。
日本の暑い夏は、冷やし中華やそうめんなどを食べると思いますが、ロシアでは、アクローシュカという冷たいスープを夏に食べます。
これが、我が家で作るアクローシュカです。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81941000/picture_pc_924782db7a5c4e6671618dacbd0ec04e.jpg?width=800)
アクローシュカと言っても、世界一広い国土を持ち、それぞれの地方で少しずつ材料が違ったりします。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81941472/picture_pc_a88092a5335ad111b3363417f1d865ba.jpg?width=800)
今回は、義母が作ったアクローシュカの紹介です。
義母は、いつも目分量で料理を作り、手に入る材料で適当に作るので、正確な個数をここに書くことができません。
とりあえず、必要なものは、
・きゅうり
・ラディッシュ
・ゆで卵
・皮ごと茹でたジャガイモ
・ネギ
・ディル
・ハム
・塩
・クワス(黒パン(ライ麦パン)を発酵させてつくる炭酸飲料)
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81942223/picture_pc_091a7faaa634b6832083cf7b4dfb0273.jpg?width=800)
![画像14](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81942253/picture_pc_872a8403f7ab0ea2fd8f4fba4f3f3ffd.jpg?width=800)
![画像15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81942289/picture_pc_3451bdb75a12a3d0627768bba27b2a49.jpg?width=800)
![画像16](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81943418/picture_pc_08e9da042f923d69bf2708615aed7e89.jpg?width=800)
![画像17](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81943446/picture_pc_2976f9c5b5bb934d05cfbae404607272.jpg?width=800)
別の日の材料の一部です。ラディッシュの数が前回と大きく違います。
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81942166/picture_pc_ddac89ff2e572b67a6d7ee0530087d96.jpg?width=800)
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81942183/picture_pc_f099c9be666c25013a5fc6cb00467503.jpg?width=800)
材料をこんな感じに細かく切って、鍋に入れて、混ぜます。
![画像19](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81943561/picture_pc_7de150e5cf094a57f1e8be66072920ef.jpg?width=800)
それをお皿に入れて、
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81941710/picture_pc_715cefaaa07c4d6441e0991e959a8681.jpg?width=800)
クワスを注ぐと、
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81941741/picture_pc_ed8e729179129d05beda33d9558b5135.jpg?width=800)
出来上がりです。
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81941758/picture_pc_3ede7742e5fd5da0ed52e59048428c03.jpg?width=800)
お好みで、サワークリームやマヨネーズを入れて食べます。
ロシアでは、クワスはペットボトルで売られているので、簡単ですが、日本でアクローシュカを作ろうとすると、輸入されている高いクワスを買う必要があるし、近くに輸入しているお店がなければ、ライ麦粉を発酵させてクワスを作るところからしないとならないので、日本で食べるのはものすごく手間がかかります。
日本に住んでいた時に、クワス作りからして、アクローシュカを作ったことがありましたが、時間がかかり、大変でした。
夏に旅行で来た時に、ぜひ試してみてください。
ちなみに、クワスのペットボトルもいろんなものがあります。
これは、あちこちのスーパーでよく見かけるクワスです。賞味期限も長いので、お土産として日本に持ち帰ることができます。ただし、重量オーバーに注意です。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81941783/picture_pc_99ffd9ea34b218bd0ae06cd10a633480.jpg?width=800)
これは、クールスク(ロシアの南部の方)のクワスです。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81941461/picture_pc_95dba853b42d9d294cb2248cdca7ac47.jpg?width=800)
これは、ロシアのクワスです。パッケージのデザインがロシアらしくてかわいいです。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81941045/picture_pc_eb19822230310f6c9eae2eea99ff7d21.jpg?width=800)
こちらは、ベラルーシのクワスです。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81941055/picture_pc_e6af49f00f55acffa5deb49394c572c7.jpg?width=800)
こちらのクワスは、要冷蔵で3日間しか賞味期限がないので、日本に持ち帰ることは難しく、現地で飲むことしかできません。
![画像18](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81943704/picture_pc_4b34c2abd80bba8ea9eed3b0e6515f7f.jpg?width=800)
メーカーによって味が少しずつ違うので、いろいろ試してみるといいです。
最近は、ペットボトルのクワスが主流になり、タンクで売られている姿を見かけることはほとんどなくなりました。
後にも先にも私は、1回しかタンクで売られているのを見たことがありません。
これは、2016年8月にペトロザヴォーツクという町で見かけました。
![画像19](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81944763/picture_pc_81face039b6e09780373b978bb35a419.jpg?width=800)
タイヤの上に乗っているクワスは、私が買ったものです。
![画像20](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81944785/picture_pc_e0bb8f9e1ee52b1d255d6932f2b6e43c.jpg?width=800)
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