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2023年3月

上旬までは吹雪の日もありましたが、中旬以降は気温がプラスになり、雪解けが始まりました。
この時期、ロシアにスギとヒノキの花粉症はないので、日本の花粉症がきつい方は、ロシアに避難しつつ観光するのもありです。

3月の様子を書きましたが、約3400字になっていますので、目次を見て気になるところから読んでください。


ビックヒット

バス停の広告にビックヒットがありました。2月27日から、ビックマックみたいなメニューが始まったようです。

330円くらいです。
私は、もともとマクドナルドも行かず、去年の夏に新しい名前になってから話のタネに一度行っただけです。
そのため、このビックヒットを食べる予定はありません。

制裁に負けないロシア

現在、日本で発行されたクレジットカードをロシア国内で使うことができません。
観光客は現金を持ち歩くしかない状態です。それでも、観光に来ている日本人を時々見かけます。
私は、海外旅行時もクレジットカードを使わず、現金だけだったので、あまり影響はありませんが、海外でカードを使うのに慣れている人は、支障が出ると思います。
そこで、ロシア政府は、観光客が使えるように、電子ビザを渡すのと同時に、支払いカードを渡し、ホテルでの支払いなどに使えるような独自のカードを作ろうと考えているようです。


雪解け

気温がプラスになる日もあり、雪解けが始まりました。
公園の遊具の下も氷が融けて、巨大な水たまりになっています。

これでは、遊べないと思いましたが、午後にもう一度通った時は、左にあるブランコに乗って遊んでいる子がいました。
下は巨大な水たまりなので、落ちないように、スリルを楽しんでいるようでした。

雪が融けて出てきたマンホールはこのとおり。

歩道や道路も冬の間に随分痛むので、毎年修復しないとなりません。

木のまわりもこんな感じで氷があります。

この時期は雪に隠れていたゴミも出てきます。

巨大な水たまりがありますが、昼間に通った時は、長靴をはいた子供たちが普通に遊んでいました。

「水の深さを体験で測っていたと思う」と、夫は言っていました。
そういえば、当時4歳だった甥が数年前深い水たまりに落ち、腰くらいまで水につかり、義理の妹が慌てて家に連れ帰ったことがありました。私が住んですぐの時は、当時2歳半だった甥が池に落ち、この時も義理の妹が慌てて連れ帰ったのを思い出しました。体験しながら学んでいます。

3月になり、日もだいぶのびてきました。6時過ぎでこの明るさです。そして、子供たちが大勢にぎやかに遊んでいます。

東京でもこれだけの子供たちが遊んでいる姿を見かけませんでした。本当に子供の数が多いし、散歩に行く人も多いです。気温もプラスになったから、余計にこの頃は賑わってきました。

最近のショッピングセンター

建物の中にユニクロはありませんが、看板だけ残っています。

営業を停止したはずのロキシタンは、あちこちで営業再開しています。

モスクワ地下鉄の大環状線がオープン

3月1日に地下鉄の大環状線がオープンしました。1周は、70㎞で世界一の長さです。

新しくオープンした駅の写真もすべて撮ってきました。
今後も地下鉄の記事をアップしていきます。

地下鉄の路線図には、プーチンさんのサインもありました。

3月23日撮影

ニュースになる前に、夫が気づき、教えてくれたので、すぐに写真を撮りに行きました。

先月、モスクワ地下鉄の切符売り場が閉まり、自動券売機だけになったと書きました。最寄り駅は閉まりましたが、切符売り場が開いている駅をいくつか見かけました。

初めてのアヴィアパルク

それから、初めてのアヴィアパルクに行きました。

1年くらい前に割と日本のお寿司に近いお寿司が売られていると、在露邦人の間で話題になっていました。買いに行ってみたいなあと思いつつなかなか行けませんでした。

お店の名前は、「フグ」です。
ちなみに、日本語からロシア語になった言葉で、ロシア語でも「フグ」は、「フグ」です。2人目の義父に「魚のフグを食べたことがあるか?よく死ななかったなあ。」と言われたことがあります。
「フグ」の他に、「イワシ」も日本語からロシア語になった言葉です。

こんな感じのお寿司が売られています。残念ながら、ロシア人の味覚に酢飯は合わないので、酢飯でなく普通のご飯ですが、私が買いに行ったときもひっきりなしにロシア人が買いに来ていました。

日本のロボットで握っているようです。

お店の飾りも至るところに日本語があります。

地下2階には、おにぎりの自動販売機がありました。

1個80ルーブルなので、160円くらいです。日本と同じくらいの値段かな?

ツナ、鮭、ウナギ、貝などのおにぎりがあります。

この日は買いませんでしたが、また行くことがあれば、試してみたいと思います。

私が買ったお寿司はこちら。お店から家まで地下鉄で1時間かかるので、お寿司が寄ってしまいました。

左のは醤油です。895ルーブルなので、約1513円くらいです。

今、イクラが高くなっているし、海が遠いモスクワでこれだけのお寿司を食べられるのはすごいことです。

近所で日本製品を買える日が来るとは!

モスクワ市内の中心部に行けば、日本の味噌やラーメンなどを買えるお店が何軒かあります。
しかし、中心部まで地下鉄で1時間くらいかかります。
何かのついでに行くくらいだったけれども、近所に日本の味噌、ラーメンなどを扱うお店ができたことに夫が気づきました。

インスタントみそ汁12食分が1080円くらいで高いので、買いませんが、売られています。

焼きそばは、660円くらい。これなら、ロシア製のそばを買って、作った方が安いです。

こちらは、580円くらい。

餅もあります。1380円くらい。

味噌は、800円くらいだったかな?値札を撮り忘れました。賞味期限が5月までで、使い切らなそうだから、今回は買わなかったけれども、買うとしたら、味噌です。

車の窓が割られた

夫が夜、車を見た時に、車の後ろの窓ガラスが割られていることに気づきました。
特に盗られたものはなかったようですが、ガラスを割られてしまい、そのままここに置いておくのは危険なので、敷地内も鍵が閉まるダーチャ(別荘)にとりあえず車を移動することにしました。
夫が車を運転するのは、8か月ぶりなので、まずは運転の仕方を思い出すところからだったようです。そして、出発しましたが、近所とМКАД(モスクワ環状自動車道路)という片道5車線の道路を走っているときもフロントガラスが半分くもっていて、前が半分しか見えない状態で運転をしたようです。渋滞していてのろのろだったから、なかなかくもりがとれなかったのかもしれませんが、まあ、恐ろしい運転だったと思います。
その後、窓ガラスを直せるのかどうかを考えます。というのも、夫の車は中国車で、2010年代にロシアに進出してきた企業でした。しかし、売り上げが芳しくなく、4年間で撤退していたことが分かりました。今回の制裁に関係なく、2018年にはすでに撤退していたようです。そういうメーカーの車なので、修理が難しい気がしています。直ったとしても高額請求されそうだし、少し考えます。
義理の弟の日産車も壊れ、修理不可能で新しい車を買うことにしました。大家族なので、なかなか条件に合う車が見つかりませんでしたが、中古車でアメリカの車を買ったようです。

友達が短期滞在許可証を取得した

РВПという短期滞在許可証を友達が取得しました。
ロシア語のテストは問題ない友達なので、すぐに受験に行き、必要書類をせっせと集めていました。
大使館を行き来する航空便も1年前から動いていないため、日本へお願いする書類は、大使館職員が行き来するときに運んでいる状態です。そのため、通常時は2か月で用意できた書類が4か月かかるという事態になっています。
しかも、移民局に提出するのは発行日から3か月以内という期限があり、すべてうまくいかないと期限が過ぎるという過酷な条件です。
さらに、日本大使館からは冷たい返事が来て、友達が絶望しているところに、私もやった裏技を使えるかもしれないと思い、それを伝えて、友達もすぐ実行しました。
友達は用意周到に準備をし、一発で申請書が受理され、予定通り4か月後に短期滞在許可証が発行されました。

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