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映画鑑賞『セント・オブ・ウーマン 夢の香り』

昔見た作品でいいなと思っていたものを再び鑑賞しました。

『セント・オブ・ウーマン 夢の香り』 1992 監督 マーティン・ブレスト


長年、無冠の帝王と呼ばれていたアル・パチーノが、アカデミー賞を授与したことでも有名な作品です。
ストーリーは盲目の退役軍人フランクと苦学生チャーリーとの交流を描いたドラマです。
チャーリーはアルバイトで盲目のフランクの世話をすることになるのですが、フランクは灰汁が強く、とっつきにくいです。彼は視力を失ったために女性やフェラーリなどが好きなのにも関わらず、目で見るという楽しみを奪われて人生に絶望してしまいます。見所はその二人が旅行を通して徐々に心を開いていくさまです。

僕がこの作品が好きなのはそのセリフだったり、フランクのキャラクターに魅力を感じるからです。
彼は酒飲みで、お気に入りのお酒はジャック・ダニエル。付き合いが長く親しみを込めて「ジョン・ダニエル」と呼称しています。僕もジャック・ダニエルを愛飲する期間が長くなれば、こう呼んでみたいと思います(笑)
また、フランクが車の運転をするのですが、アクション映画のカーチェイスよりもドキドキしました。性格に難ありですが面白いおじさんなんですよ。

そして一番お気に入りのシーンは、レストランでタンゴを踊るシーンです。
「ポル・ウナ・カベサ」という楽曲にのせて踊るのですが、優雅で映画史に残る名シーンだと思います。タンゴをやってみたくなること間違いなしです。


この映画を見て、『小説家を見つけたら』『グッドウィルハンティング』のような世代を超えた友情を描いた作品に魅かれるということに気づきました。
同系統でおすすめがあれば教えてください。



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