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#4 再会

農旅4日目

神奈川県内を移動し逗子、葉山エリアへ。この日は友人の和食の料理人さんに会い行きました。

食卓を囲む

彼女との出会いは、農園で開催していた農と食のプログラム「雑草塾」でした。

「雑草塾」は"生きるを学ぶ"をテーマに、自分たちで食べ物をつくり、食卓を囲むことを軸にしたプログラムです。野菜を育てて収穫し、それを調理して食べるところまで参加メンバーみんなで行います。彼女もそのメンバーの一人で、御多分に洩れず一緒に料理をつくってくれていました。

今回お昼時にお邪魔するに当たってお昼ごはんを用意してくれていましたが、彼女の料理はその後の修行を経て以前よりも洗練されており、素材を活かした優しい和食が旅で疲れた胃袋を癒してくれました。ありがたや。

丁寧につくられた料理に舌鼓

葉山へ

食後は彼女がお世話になっている料理研究家さんにちょっとお時間をいただいてお話させていただけることに。わたしの移動に時間がかかってしまったため訪問が遅くなりあまり長くはお話出来ませんでしたが、お宅の雰囲気やお話の中から丁寧な暮らしぶりが垣間見れました。

葉山には初めて訪れましたが、海と山がある自然豊かな地域でした。起伏豊かで緑が多い反面、道が蛇行していたり細かったりと車の移動は少し不便かなと感じることも。

しかしそこで出会った子供たちは実にエネルギッシュで、“わんぱく”という言葉を体現しているような子たちでした。そのエネルギーはこの土地だからこそ培われた物なんだろうなぁと思わされました。

“不便”と捉えると不便そうなんですが、考え方を変えれば“暮らしに多様性がある”と言えそうです。自然の恵みあり、工夫の余地あり、移住者の多い地域と聞きましたが、それらを楽しもうとする人が集まってくる地域なのかもしれないと想像しました。

その後は場所を変え地元で活躍されている農家さんの畑を訪問。残念ながらご不在でお話は伺えませんでしたが、予め自由に見て回って良いよと言っていただいていたので圃場内を2人で見学。色々見ているうちに時は過ぎ、あっという間に夕方になってしまいました。

ロープを伝ってモバイルハウスの屋根に登っていったわんぱく坊主たちと、すっかり気に入られてしまったピカリャー(イリオモテヤマネコ)のぬいぐるみ

中心に“食”

まだ話し足りなかったので再びお宅に訪問。まん防で営業時間が短縮されていた時期であり、落ち着いて話せないだろうからやむを得ずという面もありましたが、そのおかげで期せずしてのプチ雑草塾開催となりました。
簡単に料理して食卓を囲んで話し切れていなかったこれまでのことや、これからのことを話しましたが、その中心に常に食があることは実にぼくららしいなと思いました。

方向性を同じくする仲間と語る時間はとても楽しく貴重。次に会う時お互いどうなっているのか実に楽しみです。

料理とコーディネート、それと語らいの時間に感謝です!!

わたし作のオムライス。まあまあ…

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