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令和5年産秋そばにつきまして(サンプル3kgを無償提供中。)

 こんにちは。茶屋ファームです。先日とてもありがたいことに東京の蕎麦屋さんから問い合わせをいただき、いくつかのご質問にお答えしました。きっと同じようなことが気になる方がいらっしゃるだろうと思って、茶屋ファーム令和5年産秋そばがどんな出来だったのか、自分なりの所見を示しておこうと思います。


1.品種

 まず品種は「信濃1号」です。出来栄え云々よりも、そもそも品種は何かが大切ですよね。ご案内が不足しておりました。

 「常陸秋そば」も播種したのですが、こちらはイノシシによる獣害でほとんど収穫することができませんでした。来年、再チャレンジします。

2.品質

 次は品質についてです。

 そばは湿害に弱いのですが、利賀村の今夏はとても降水量が少なく晴天が続いたため、とてもスクスクと育ってくれました。容積重(※)は686g/ℓで、中身がぎっしりと詰まった実に仕上がったと思います。

 ただ難点を挙げるなら、香り・風味がやや弱いです。正直なところ。

 利賀村は標高600mほどに位置しており、例年なら盆過ぎには朝晩が肌寒く感じるようになるのですが、今年は10月に入っても暑い日が続きました。つまり昼夜の寒暖差がありませんでした。
 そのために風味がやや劣ったのではないかと考えています。

 香りについては、もう少し早く収穫して、青い実を混ぜてやれば良かったかなと反省しています。来年は設備投資をしてコンバインや乾燥設備を調達して、自分たちの思うようにやりたいと思っています。 

3.サンプル3kgを無償提供中。

 品質についてはこのような感じですが、香り・風味がやや弱いと言うが実際どんなものかと、ちょっと試してみたいと思われた方には「信濃1号」の玄ソバ3kgをサンプルとして無償提供しています。

ぜひ下記のアドレスにご連絡ください、

mail: chaya-farm@outlook.com

お待ちしております。


《注釈コーナー》
~そば職人ではないけども、当記事を読んでくださった愛すべき皆様へ~
(※) 容積重とは、割とそのまんまですが容積1リットル当たり何グラムの重さがあるかということです。リットル重と呼ぶ方もいらっしゃいました。例えば水だと、1リットルで1,000グラムです。

 容積重は等級を判断する基準となっていまして、640g/ℓ以上であれば1等級の要件のひとつを満たします。

 ここまでお読みくださり、ありがとうございました。今回は大切なお知らせなので文字だけの内容にしましたが、普段はもう少し読みやすいものも書いています。こちらもお目通しいただければ幸いです。

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