見出し画像

紹介だからこそ、嘘のない、真の魅力を知った上で、選考を受けられる。|リファラルストーリー

前職の会社で出会ったというH・Tさんと、野末さん。サーバーサイドエンジニアとしてのお互いの仕事に対する姿勢やスキルに絶対的な信頼があったからこそ、紹介という形でまた同じ職場で働くことになりました。Chatworkに入社するまでリアルの場で直接会ったことがなかったという2人のリファラルストーリーをご紹介します。

おむすび(友人紹介・リファラル制度)とは?
「Chatworkに入社してほしい」「Chatworkに合う」「Chatworkで活躍できそう」と思う友人や知人を、社員が紹介・推薦する制度です。気軽に誘い合えるように、紹介したい友人と事前に食事に行く際の食事代の全額補助や、紹介した友人が入社した際の紹介ボーナスを支給。制度名の「おむすび」には、おいしい食事を食べながら仕事やキャリアについて話し、Chatworkとの”縁”を結んでほしい、という意味が込められています。

プロフィール

紹介した人:H・Tさん(2023年7月中途入社・写真右)
コミュニケーションプラットフォーム本部 プロダクト開発ユニット
サーバーサイド開発部 サーバーサイド運用保守チーム

【仕事内容】サーバサイドエンジニアとして、「Chatwork」システムの開発、保守を担当。システムの開発だけではなく、開発をさらに続けやすくするための環境整備にも携わっている。また、エンジニアの採用活動も担当している。

紹介された人:野末敏さん(2024年2月中途入社・写真左)
コミュニケーションプラットフォーム本部 プロダクト開発ユニット
サーバーサイド開発部  サーバーサイド運用保守チーム

【仕事内容】オンボーディング期間を経て、H・Tさんも所属するサーバーサイド開発部 サーバーサイド運用保守チームにジョイン。現在は監視運用システムの移管を行うプロジェクトの推進役を務めている。

出会いは、採用面接の場。

──まずは、お2人のご関係について教えてください。

H・T:野末さんと出会ったのは前々職の会社ですね。

野末:そうです。僕が選考を受けた時の面接官がHさんでした。だからはじめて会った時のことはすごくよく覚えています。

「技術力がめちゃくちゃありそうな人だなぁ」というのがHさんの第一印象でした。なぜそう感じたかというと、僕の経歴を見て「なぜここでこういう決断をしたんですか?」「なぜこのタイミングでこういう行動をしたんですか?」というような、意思決定の背景を理解しようとしてくれている質問をされたんですね。物事の決定には理由があり、その背景を重視するというのは、エンジニアとしての課題解決意識がすごく高い方なんだろうな、と感じました。

H・T:私は正直、面接のときのことは全く覚えてないです。
当時は、とてもたくさんの面接の予定があり、その中の一人というくらいの印象で…。しかも、野末さんが入社する前に最終出社日を迎えたので、正社員として一緒に働いた経験は、なかったんです(笑)。

──えっ!そうなんですか!?

H・T:そうなんです。11月頭に最終出社日を迎えて、11月中頃に野末さんが入社したので、私が退職した翌日に野末さんが入ってきたっていう…(笑)。
でも、色々な事情があって、引き続き業務委託として働くことになりました。昼は別の会社で仕事をしていたので、夜だけ仕事をするという形で1年半仕事をしていて、この時期に野末さんと同じ仕事に携わっていました。

野末:昼の間に業務を進めて、夜に技術的に難しいことや困りごとをHさんに相談するという感じでした。もともとHさんがこのチームに所属していたこともあり、技術的なことに関してもとても詳しいので、技術顧問的な立場で色々とアドバイスをもらったり、相談にのってもらったりしていました。

H・T:当時、私は新しい機能のアーキテクチャを考えたりプロトタイプを作ったり、古いシステムからのマイグレーションプランを考えたり、…というような、ちょっと面倒くさいけど一人で黙々とできることを夜の間にやっていたんですね。作業をする時にはいつも、オンライン上で気軽に話しかけてもらえるように、コミュニケーションツールの通話機能をオープンにした状態で、作業をしていたんです。そこに、野末さんがしょっちゅう入ってきて、「この辺が悩ましい」とか、「この辺を直したい」と話しかけてくれて。

野末:「今こんな状況なんですよ」という報告をしたり、チームの方向性を決めていくにはどうすれば良いかといった相談をしたり、雑談を交えながら色々と話していました。なんというか、一般的な業務委託と社員という関係性ではなく、社員同士のようなコミュニケーションを取っていたと思いますね。

H・T:そういう関わりの中で、野末さんって、すごくちゃんとコミュニケーションを取ってくれる人だなという印象を持っていました。当時、「時間を決めて1on1したいです」と言ってきてくれるメンバーが何人かいて、野末さんは定期的に1on1をする、よくコミュニケーションを取る人の1人でした。他の人からは、技術的な質問とかキャリアの相談とか、人生相談みたいな話をされることが多かったんですが、野末さんはプロダクトに対して分からないことを分からないってはっきり言うし、メンバーとの関わり方に悩んでいるという話をした記憶もありますし、とにかく自分の想いをはっきりと言ってくれる人でした。

Chatworkに入社するまで一度も対面で会ったことがなかった。

野末:でも、ずっとオンラインで会話をしていたので、実はリアルな場で会ったことはなくて…。はじめて会ったのは、この会社に入社してからなんですよ。

H・T:当時の会社は、フルリモートの環境だったので、直接会うことがなかったんです。私は東京、野末さんは名古屋でしたし…。当時のオフィスで集まろうってこともなかったので、会う機会、ないですよね。

──直接対面で会ったことがない中で、どういう経緯で紹介に至ったんでしょうか。

H・T:僕は、2023年の4月頃に業務委託の契約を終了したんですが、その後も野末さんとはSNSでつながっていて色々とやり取りをしたりしていました。

野末:最近お仕事どうですか?とか、自分の趣味の投稿にHさんがコメントをくれたり…。

H・T:雑に絡んだりね(笑)。

野末:そう、雑に絡んでくるんです(笑)。

H・T:私が野末さんを誘ったきっかけもSNSなんですが、野末さんがSNSを見ていたら仕事について悩んでいそうだったので、声をかけました。

野末:この時、自分なりに頑張ってはいたんですが思うような結果が出せずに悩んでいたところでした。僕のそういうモヤモヤとしている感じをうまく拾って、声をかけてくれたんだと思います。

H・T:そのあと私がChatworkに転職して、悪くないなって思ったので、「弊社どうですか?」と声をかけました。

──少し話が逸れますが、Hさんは、どういう経緯でChatworkにご入社されたんですか?

H・T:転職エージェントの紹介で入社しました。何社か他の企業の選考も受けましたが、その中で、完全にフルリモートできる環境である点と、技術面でも面白そうだなと感じる部分があって、Chatworkを選びました。技術的なマッチや、会社の話や課題感、目指すべき姿の話を聞いて、なんか楽しそうだなと。すごく興味がわきました。

私が2023年の7月頃に入社して、10月頃、野末さんに声をかけたと思います。上長から今後、組織を拡大していきたいという話を聞いていて、思い浮かんだのが野末さんでした。

面と向かって言うことではないかもしれないですが、野末さんは技術力がすごく尖っているタイプではないと思うんです。でも、同年代のエンジニアよりもコードが書ける人です。コードを書けるだけじゃなく、その周辺の知識やスキルを身につけるということもちゃんとやっている人。スキルがあるし、学ぶ意欲が高いし会社が今求めている人物像とも合うと思ったので。そして、野末さんがちょうど転職を考えているということも知っていたので、声をかけました。

──野末さんはHさんからの誘いを受けて、どう感じられたんでしょうか。

野末:「紹介だから、必ず選考に進んでくださいというわけではなく、良いなと思ったら受けてみてください」という声のかけ方をしてくださったので、最初は、あくまで転職先の候補の中の1つという感じでした。

Chatworkが良いなと思ったのは、面談で僕に何を期待するかという話の中でいただいたメッセージでした。プロジェクトに関わったり仕事をしていく中で、落ちたボールを拾うという役回りは、非常に重要だと考えていると。僕は、これまで割とその落ちたボールを拾ってきたタイプなのですが、その部分をChatworkではちゃんと評価します、ということを言ってくださったんです。

過去に、そういう姿勢が全く評価の対象にならないという環境にいたこともあったので、話を聞いて、仕事をしていく上で何が大事かということがすごくよく考えられている会社なんだなと感じて選考に進むことを決めました。

新しい職場に、よく知っている人がいるという、とてつもない安心感。

──今回、リファラルという形で転職を経験された感想を聞かせてください。

野末:転職って、難しいですよね。入社してみなければ分からないことがすごく多いと思うんです。たとえば、入社してみたら思っていたポジションと違っていたとか、聞いていた環境と違ったとか……。自分もそういう経験をしたこともありますし。でも、紹介の場合は、よく知っている人、信頼している人がその会社の中にいて、その人から、嘘のないリアルな言葉で会社の方向性や環境、風土や求められているスキル…といったことを聞くことができる。疑問に思ったことは気軽に質問できる。すごく安心感がありましたね。

会社の事を事前にしっかりと理解できているので、入社してからのギャップも全くありませんでした。

H・T:受け入れる側としても、野末さんとどうコミュニケーションを取ったら良いかということがよく分かっているので、とてもやりやすいですね。野末さんと私の関係性を周りのメンバーに見てもらうことで、「野末さんとはこういう風に関わると良いんだ」ということも伝わります。私は野末さんより年下だけど、こんな喋り方をしているので(笑)。

私と野末さんの関係性があることによって、他のメンバーとの距離が縮まるのも早くなる。チームに早く馴染めるので、仕事の立ち上がりも早い。チームビルディングといった観点でも、とてもメリットがあると感じます。

野末:立ち上がりの早さというのは自分でもすごく感じています。何でも相談できる人がいるという安心感と立ち上がりの早さというのは、リファラルの大きな魅力ですね。

──これから、同じチームでお仕事をされることになると思いますが、最後に、お互いへの期待をお聞かせください。

野末:まずは技術力を高めて、その先はマネジメントの道に進んでいきたいという想いがあります。エキスパート方面はHさんに活躍していただいて僕は将来的にはマネジメントの方向で力を発揮して組織をより良い形にしていくことに貢献できたら良いなと考えています。

H・T:チームに世の中のトレンドや最新の情報を取り込んでいけるような、そういう動きをしたいなと思っています。私たちのチームはキャリアが長いメンバーが多いので、外から入ってきたからこそ分かること、気づけることなどを一緒に発信してもらえたら心強いなと思っています。会社のことで言うと、割と好きなことをできる会社なんで、野末さんがやりたいようにのびのびやってください!という感じですね。

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!