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Chatwork CxO

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Chatwork株式会社のCEO、COO、CHRO、CNOが書いた記事をまとめました。
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#chatwork

Chatwork株式会社は株式会社kubellへと社名変更します

本日(2024年2月9日)、Chatwork株式会社は3月27日に開催される株主総会で承認されることを条件として、2024年7月1日より 「株式会社kubell」(読み方:クベル) へと社名変更することを発表させていただきました。 プロダクトであるビジネスチャットのChatworkは変わらずそのままで、会社名のみが変更となりますので、その点ご注意ください。 新しい社名「kubell」について新しい社名のロゴマーク、ロゴタイプは以下のようなデザインとなります。 この

一歩先の明日へ 〜 CNOお客様訪問記

皆さんこんにちは。Chatwork株式会社 副社長執行役員 CNO(チーフ・ネットワーク・オフィサー)の山口勝幸です。 この度、CEO、COO、CHROブログに続き、活躍されている中小企業の取組みを、リアルにご紹介する「CNOブログ」をスタートする運びとなりました。 というわけで、オープニング回となる今回は「なぜCNOブログをスタートするのか」についてお話できればと思います。 ご挨拶と自己紹介まず初めに、私が何者かについて少しお伝えさせて下さい。 山口勝幸。Chatwor

Chatworkの現在地と、BPaaSという未来

前回、「いま、Chatworkがメチャクチャ面白い理由」という記事を書きました。 前回の記事では、Chatworkが海外のテックジャイアントに負けることなく成長し続けており、毎年100人以上の増員を行なって、大きな赤字を出しながらも果敢にチャレンジしていることを書いています。 大きく資金調達しJカーブを描いて急成長していく、というのは未上場のスタートアップの専売特許のように思うかもしれません。 (※Jカーブ = 先行投資で赤字となるが、売上成長に伴いJの字を描いて黒字化す

いま、Chatworkがメチャクチャ面白い理由

みなさんは、「Chatwork」と聞いてどういうイメージがあるでしょうか? 国産ビジネスチャットの老舗で、ユーザーは結構いて事業は安定してそうだけど、最近はSlackやTeamsにやられてて大変なんじゃないの・・・?そう思われてるかもしれません。 いえいえ、Chatwork。 いま、これまでの歴史上で一番、メチャクチャ面白いフェーズなんです。 こちら、決算説明資料から抜粋した売上高と営業利益のグラフですが、2021年にかけて売上がグッと伸び営業利益がマイナスとなり、投

人事×ブランディング戦略でシナジーを生み出す組織、その名も「ピープル&ブランド本部」

私は、普段奥さんに買ってもらった服を着せられています。 服を自分で選べません。 めちゃくちゃ「ファッション」や「ブランド」という言葉に苦手意識があります。 最近、昔の同僚の前で、macを使っていたら「西尾さんがmacを使っているなんて、違和感しかない」という言葉を頂きました。 でも、そんな私は、会社ではブランディング戦略を進めている部署の管掌役員をやってます。 その名もピープル&ブランド本部。 この「ブランド」っていう言葉がなかなかの重荷でした。 今でも重たいことには

ブログ始めます。

Chatworkで執行役員CHROをやっている西尾といいます。 2017年10月にChatworkに入社しました。 それまでは2001年に新卒でNHKで報道記者、2社目のシナジーマーケティング社で、バックオフィス系を中心に10年間キャリアを積んできて、その後Chatworkに転職。 これを書いている時点で、社会人20年になります。 自分が社会人になった2001年に生まれた人を相手に、インターンや採用の面接している状況に、えもいわれぬ恐怖を抱いています。 ブログを書く動機

IPOをあきらめかけたことがある、という話

2022年3月1日で、Chatworkは11周年を迎えることができました。 この流れの速いインターネット業界において、10年以上続くサービスというのもあまりなく、Chatworkが社内システムからはじまったことを思えば感慨深いものがあります。 Chatworkは約11年前の2011年3月1日に正式リリースされ、2015年4月27日にはじめて外部の資金調達を実施しスタートアップの道へ。そこから2019年9月24日に東証マザーズへとIPOを果たしました。 リリースしてから8

Chatworkでのミッション・ビジョン・バリューの考え方

現在Chatworkでは、シェア拡大の最重要フェーズということで採用ペースを加速させており、直近では毎月10人ほどの新入社員の方を迎えています。 入社いただいた方にはCEOの私から、会社の歴史とミッション・ビジョン・バリュー(MVV)についてのプレゼンテーションを、その月のうちに行うようにしています。 会社の創業から今に至るまでの道のりと、そしてアイデンティティとなるMVVをその背景や想いも含めてCEOから直接聞くことが、業務オリエンテーションだけでは難しい、会社カルチャ

Chatworkを企画したとき、頭の中にあった計算

先日、大阪の本町にある老舗コワーキング「オオサカンスペース」が10周年ということで、お祝いの配信イベントの対談企画に出演するため、大阪まで行ってきました。 このオオサカンスペース、実はChatwork社の元子会社だったりするのです。 現在はMBOして資本関係はないのですが、社長の大崎さんとは10年以上の盟友。対談にあたり昔の話がたくさん出てきて、いろいろと思い出すものがありました。 Chatworkも、現在10周年。 10年前、資金調達もしておらず、スタートアップでも