全てのイジメは嫉妬が根源である。

全てのイジメは、嫉妬が根源である。
そして困った事に、
その嫉妬は一方的な勘違いの場合も少なくはなく、又、深層心理的で自覚化していない場合も多い事が、
イジメる側をこじらせ、ストレートに解決させない要因ともなっている。

上から下へのイジメの基本は、
上位者としての責任に、自身が対応できない不満から来た、下位者への嫉妬である。
そしてそれは、
上位者の妄想である事すら少なくない。いわゆる被害妄想である。

目の前の事象を、何らかの原因で受け止めきれなくなると、
心と脳のパニクりの結果、被害妄想に至る。

親から子、夫から妻、妻から夫、先輩から後輩、上司から部下、等々、
基本的には、強い立場から弱い立場に向けてとなる。時に、為政者から民にも至る。
今のプーチンのように。

本来同等の身分上でのイジメ等では、これに、
相手の何らかのパーソナリティに対する嫉妬も加わる。
その内容が、いじめる側の自覚に至らない場合も多いが、追及を深めると嫉妬である事が判る。

そして、多くは、前述と後述が混合した形となっている。

ネット中傷も、これと同じである。
そもそも関心がなければ、中傷の書き込みには至らない。
嫉妬から波及した恐怖心にかられているがゆえに、
その解消として、
中傷の流布や書込みはなされる。

まぁごく平たく云えば、
嫉妬と、冷静や論理に欠けた弱い心から、イジメは作られる。

文責:姫野紫凰侑