●GWプチ旅行記①●南武支線・鶴見線を行く(その2:鶴見線の終点・扇町を目指す)
JR南武支線と鶴見線のプチ旅。川崎市内と横浜市内にあるはずなのに、何故かとても遠くに来たような感覚を受けるくらい、異次元な感じを覚える旅です。前回は、南武支線で浜川崎駅まで来て、その付近を歩いた状況をお伝えしました。(前回の記事はこちら)
今回は、浜川崎駅から一番終点の、扇町駅を目指します。まずは今昔マップで、昭和初期の地図と比べてみましょう。
今回は、この南渡田運河を渡り、扇町駅のある方向に向かいます。
さて、扇町駅方面を目指し、陸橋を越えます。
浅野セメントは、南武線の前身・南武鉄道と、それにつながる五日市鉄道を敷設した浅野財閥系です。実は、浅野財閥は、これだけでなく、鶴見線の前身・鶴見臨港鉄道も、JFEスチール合併前の日本鋼管も、そして何とこの土地の埋め立てや、京浜運河を作ったのもこの財閥、という地区です。ちなみに埋め立てを行うための建設会社が、今の東亜建設工業の前身です。
鶴見線昭和駅。駅名は、実は隣接する昭和電工(現:レゾナック)の工場にちなんで「昭和駅」を名乗ることになったようです。
今回はここまで。たまには工場地帯を歩き、電車に揺られるととても楽しいものです。
■終わりに
浜川崎駅から昭和駅まで歩き、終点扇町駅まで電車で向かいました。沿線の工場は、旧浅野財閥系の会社が多く、ある意味鉄道も経営した財閥が開発した工場地帯を見て歩くことができたかと思います。
次回は、鶴見線で少し戻った先で散策しますので、引き続きお楽しみに!
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