ビジネス: お金の真理 与沢翼
2020年6月14日
与沢翼の新刊を読んだので自分がTakeしたことをアウトプット
オススメ度: ★★★★☆
この本を読んでまず、与沢翼さんのイメージが変わった。テレビではドバイや各国の豪邸に住み、お金を派手に使っているイメージが上げられていたが、自分のためには特に派手にお金を使っておらず、1円でもお金に対して真摯に向き合っていた。メディアや世の中の人が喜ぶ与沢さんを見せているだけで、強欲とはかけ離れていた。良い意味で"無欲"、"無関心"の状態ををコントロールしているという印象を受けた。
1秒で億を稼ぐ方法は書かれていないが、"お金の真理"という言葉がぴったりな長年をかけて気づいたことがありのままに書かれている印象。本の最後に書いているが、おそらく与沢さんレベルの経験がない私が本を読んで、"そっか"、"うんうん"と思っても忘れてしまう。大きな失敗した時、実際に経験したときに、この本にたくさん書いてある言葉が実感として自分におりてくる気がした。まだまだ遠そうですが、下記にノートした内容をまとめます。
Point:
(お金 / 投資 )
- 分からないものに投資しない。お金を自分の子供だと思う。(自分の子供を知らない人に預けるのか?)
- 自分が得をして儲かった時、誰かが損をしているだけ。自分が損した時、誰かが儲かっている。世の中のお金の量はそれほど変わらない。
- 自分が投資して儲かったとしても、誰かが先に得をしている。例えば、オンラインサロンで株の勉強をして10万円儲かったけど、オンラインサロンに5万円投資している。儲かったことに気を取られているけど、自分がお金を払って儲からせている誰かがいる。常に背後に誰がいるのか?そのことに気づかないと、常に"カモ"のまま。
- なるべく富の源泉に近い、より優位なポジションに行くこと。
- 人は手元にお金があったらあった分だけ使ってしまう。
-まずはコップの水をいっぱいにすることを考える。(コップの水は純資産で1億円と考える)喉が乾いていて、半分水が溜まったら飲んでしまう人がいるけど、それはいけない。"コップにはまだ水が半分しか入っていない"と思うことが大切!"もう半分入っている"と思う人は一生金持ちになれない。コップがいっぱいになってもそれは飲んではいけない。お金もちはコップから溢れた水の数パーセントを飲むようにしている。複利でお金が増えていく。
-本当の年収を知る。税金を払って、固定費を払って、手元にいくら残っているのか?本当の金持ちは年収ではなくて純資産。
-他人と違うことをして得は得られる。人気のラーメン屋に行きたいなら平日の空いているとき、旅行はGWを外していく。
それと株も同じ。行列に並ばない。高値でつかまされない事を優先する。
(メンタル)
-欲望にはキリがない。必要十分で満足できる人は強い。ブランド物、車、タワマン切りがない。
- 良いシナリオばかりではなく悪いシナリオも考えて、常に考えることが大切。
-最初から大きく始めない。自分のこのビジネスは面白そうという勘を大切にすることはOK。その後に市場と自分がMatchしているのか実験する。
1万円 --> 10万円--> 30万円-->100万円-->1000万~
と少しづつ刻んで始めることが大切。最初から大きくかけない。
(気づき)
pointを読むと、"うんうん、わかってる"と思う。だけど実際はできていないことばかり。習慣化されている状態にならないと変わらなそう。
考えられる癖をつけられるようになる人がこれから生き延びていくのだなと思った。これからは個人の時代とのこと。常に考えていればお金を稼ぐチャンスはたくさんある。
コロナ下でも本当にそうだったと身をもって実感した。
マスクの株銘柄の株価が一気に上がって、業務スーパーの株価も高騰。エアラインは株価暴落、ただ規制緩和で戻した。
読むと誰にでも理解できる市場の動きで、当たり前のように思うがもちろんその波に完全にのれなかった。
傍観していただけだった。もう少し早く気付けていればのれた波だった。考えてなかったんだと思う。そんな中ちゃんと考えていた人は資産を増やしていったのだ。
コロナウィルスで何が変わるのか?
どの事業がビジネスが辛くなるのか?(旅行/飲食/レジャー)それと同時にどこが盛り上がるのか?(オンライン会議システム(Zoomなどは伸びている)/家具/スーパー/E-Learning / )
不動産はどうなるのか?
アメリカの戦争はどう影響するのか?
各国がどのような経済政策をとるのか?
私にももっとコップに水を貯めるチャンスがあったということだ。逆にこれからポストコロナ / 第二波がくるシナリオ vs 来ないシナリオ / オリンピックがどうなるか?
そういうことをもっと考えていける。考える時間は平等にある。もっともっと頭を使っていこう。そして自分なりにコップの水をためて将来溢れさせたいと思った。
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