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英会話で使いすぎていませんか?「very」を控えるだけで簡単に語彙力UP!

「フローレンス・キング」という有名なアメリカの小説家はこう言いました:

‘Very’ is the most useless word in the English language and can always come out. More than useless, it is treacherous because it invariably weakens what it is intended to strengthen.

要するに、「Very」ほど無駄な単語はない、ということです。

「very」という単語の役割

「very」は「とても」を意味する単語で、何かを強調するためにかなり便利な単語です。

ただ、「very」を使いすぎると、あまり強調が感じられなくなってしまいます。
日本語でも「ヤバい」という言葉を多用されると、そんなにヤバく感じな区なってくるような感じと似ています。

「very」も「ヤバい」も便利で多用しがちですが、多用するとその効果が薄れていってしまいます。

どうやって強調すればいいのか?

ほとんどの場合は「very」を使わなくても、言いたいことを強調することができます。

例えば、「tasty」という単語は「美味しい」を意味する単語です。
そして、似たような単語の「delicious」は「とても美味しい」という意味を持ちます。

このように、形容詞には多くの場合、その形容の度合いが強いバージョンの別の単語が存在するので、その単語を使うことで強調させることができます。

例として以下のようなものがあります:

very big = huge, gigantic, など
very small = tiny, miniature, など
very cold = freezing, frosty, など
very angry = furious, enraged, など
very scary =  terrifying, horrifying, など
very good = great, remarkable, など

※「good」に関しては、数十通りの言い換えがあって、興味深いトピックなので、また別記事で話したいと思います。

「very」を控えることで得られること

もちろん、「very」を全く使うな、というわけではないですし、「very」にも強みがあります。
例えば、「very」を言う時のトーンを変えることで、強調の度合いを増加させることもできたりします。

実際に、ネイティブの人でも「very」は多用しがちです。

ただ、異なる単語を知って使い分けることができると、もっと自由に自分を表現することができ、しゃべりに個性を持たせることができます。

普段から「very」を控えるように意識することで、「とても〇〇、を意味する単語はなんだろう」と単語を調べることになり、自然と学習の機会が生まれ、語彙力が上がっていきます。

また、フォーマルなライティングにおいて、実は「very」という単語を使うことは推奨されていません。

そのため、もしライティングスキルも向上させたいと考えている人は、ぜひ練習としても「very」を使わないように意識してみましょう!

最後に

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