チャット小説アプリの編集部が考える、「物語をつくるときに大事なこと」 【後編】

こんにちは！誰でも簡単に投稿できるチャット小説アプリ『Balloon』の編集部です。

この記事は、下の記事の後編となっておりますので、まだの方は前編もぜひお読みください。

前編では、チャット小説に限らず「物語をつくる」ことに共通したアドバイスをお伝えしました。

後編のこの記事では、「チャット小説をつくる」ことに関してのアドバイスを書きたいと思っています。

1話の長さに気をつけよう！

チャット小説はテンポが重要なため、1話1話が長すぎると飽きられてしまいます。

目安としては、

コメディ：約50tap
その他：約100tap

が読みやすいとされています。

また、会話が主体の小説なので、地の文（吹き出し以外の文）はなるべく少なくしましょう。地の文が多いと、テンポも悪くなってしまいます。

吹き出しについて

BalloonはLINEなどのチャットの形をもとに作られているので、吹き出しの位置は、

主人公が右側
その他が左側

に揃えましょう。

右側に複数人がいると、誰の目線で読めば良いのかわからず、没入しづらいです。

ただし、1話ごとに右側に置く人物を変える分には問題ありません。それでも、変えすぎは避けましょう。

またBalloonでは多くのアイコンが使用でき、それらを使うとより誰が話しているのか分かりやすくなると思います。

加えて、チャット小説では実際のチャットでの会話のような自然さを心掛けることも重要です。例えば、吹き出しの終わりに句読点は基本入れなくて大丈夫です。

＊ちなみに、あくまで小説なので顔文字はなるべく入れないようにしましょう。

背景は作品のジャンルやテーマに合わせよう！

1話ごとに引きをつけよう！

チャット小説は1話ごとに区切られておりテンポが良いため、読むのを止めることも簡単に出来てしまいます。

作品を最後まで読んでもらうためには、次も読みたくさせる終わり方を心がけましょう。

例えば、

・セリフで終わる
・問いかけで終わる
・ピンチで終わる

などなど、手法はたくさんあります。

状況によっても最適なものは変わりますので、他の作品などを参考に、日頃から自分の中で終わり方のアイデアを貯めておくと良いでしょう。

おまけ

国語の勉強をしよう
漢字や文法など、国語で習う全てが、そのまま物語を作る基礎になります。

他の教科の勉強もしよう
物語に幅を付ける際に、知識が多いとテーマやアイディアが生まれやすく、とても役に立ちます。

本を読もう（漫画でもOK）
読解力がないと、良い物語はつくれません。
また、執筆のヒントは本や漫画にたくさん転がっています。たくさん読んで、たくさん吸収しましょう。

最後に

ここまで書いてきた内容は、あくまでアドバイスに過ぎません。1番大事なのは、自分が書きたい物語を、楽しく書き続けることです。時にはネタがなくなったり、納得のいく物語が書けなくなる時もあるかと思いますが、そんな時にこのnoteを読み直して、ヒントを得ていただけたら幸いです。

また、他にも質問や相談がある場合は、マシュマロやDMで教えてください！できる限り力になるので、お気軽に連絡してくださいね。

では、みなさんが生み出した素敵な作品を読むのを楽しみにしています。

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