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チュックボール実践

★授業実践アイディア備忘録★

「体育」の授業
「ゴール型ゲーム」は何をされていますか?
ラインサッカー、ミニサッカー
ポートボール、ミニバスケットボール

私の身の回りではよく見る風景でした。

でも思いました。
・運動経験の差や体格差が出る。
・子どもの運動量の確保をもっとしたい。
・全員に得点のチャンスを保証したい。

体育は専門領域ではないですが、数年前に私が見つけ、授業実践したのが「チュックボール」でした。

「チュックボール」とは、コートのエンドライン上に置かれたネットにボールをシュートし合うハンドボール形式の球技です。

1970年にスイスのハーマン・ブランドが「チームゲームの科学的批判」という論文を発表し、それを具現化した、妨害のない、怪我のないスポーツとして生まれたものだそうです。

得点の仕方が特殊で、ネットにシュートしたボールが跳ね返り、その跳ね返ったボールをシュートしたチーム側が、キャッチしないと得点できません。

両エンドラインにゴールネットはありますが、どちらにシュートをしてもよいので、児童は右に左に動き回り、運動量とそこそこ確保できました。

ドリブル禁止、パスカット禁止で、シュートとキャッチに集約されるので、球技経験は顕著に表れないのが良さだと思っています。

ここで問題になるのが、教具です。
数年前にゴールネットを探し回りましたが、なかなかありません。

そこで、ボールは100円ショップのゴムボールを、ゴールネットはコンパネとイレクターパイプで作成しました。

学年全員がシュートを打ち得点をすることができました。そして本当に楽しんでました。

来年度は、チュックボール実践させてもらえるかな。

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