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【1年で100万円貯める】3年間貯金0だった共働き夫婦がしたこと【前編】

頑張って好きなことを我慢して出費を抑えても、なかなか貯金が増えないなんてことありませんか?どんどん進む物価高、社会保険料の増額、増税、上がらない給料…。その上、「老後までに自力で2000万円を準備してどうにか乗り切ってください」だって?!ふざけないでよ!って方、たくさんいらっしゃると思います。

この記事では、3年間貯金0で苦しんできた私たち夫婦が、1年で100万円を貯めることができた方法についてお伝えします。

結論:コツさえ掴めば1年に100万円貯めるのはそこまで難しくない!

この記事を読んで実践していただければ、

  • 奨学金

  • 車のローン

  • 転勤に伴う片方の一時的な収入減

  • 帰省や突発イベントによる大型出費

これらのことがあっても年間100万円以上の貯金を目指せます!

【1年で100万円貯める】私たち夫婦について

まず、私たち夫婦のこの1年の状態についてお伝えします。

1年間で増えた資産額

昨年7月ごろから貯蓄を始めた結果が下記の画像になります。
+約108万円
それで現在の額が112万円なので、貯蓄スタート前は5万円未満だったことになります。まさに自転車操業そのもの。

私単独の資産推移。夫のNISAや貯金は含まず。

なお、この図は私名義の口座しか含まれていないため、夫名義のものは一切含まれていない状態です。
夫も私から少し遅れて積み立てNISAを開始。最近見た時は30万程度の評価額にはなっていたため、実際に夫婦で1年間の間に増やした貯蓄額は、少なくとも140万円以上あることになります。

私たち夫婦のこの1年の状況

前提条件として私たち夫婦のこの1年の状況について説明します。
結論から言うとパワーカップルでもなければ、太い実家に恵まれているわけでもありません。

  • 夫の手取り17〜23万円/月

  • 妻の手取り21〜25万円/月

  • 家賃あり(8〜10万円/月)(転勤で変化)

  • 夫の奨学金返済あり

  • 車2台、ローン(年間約80万円)あり

  • 夫の転勤のため妻は2ヶ月ほど無収入期間あり

他にも、車を塀に擦って修理したり、婚約指輪がなかった代わりに60万円する何かを購入したり、飛行機利用の帰省で10万円以上使ったり…大型出費もほどほどにありました

家計における夫婦の負担状況

私単独で100万円貯めているのを見て、多くの人はこう思うのではないかなと思います。
旦那が全部生活費工面してるからじゃないの?

実際の分担は大雑把ですが下記の通りです。

夫負担:家賃、奨学金、自動車ローン、夫分の通信費、自動車保険、ガソリン代

妻負担:食費、各種光熱費、旅行等の大型出費・特別費(車検や自動車税含む)(要するにその他全て)

車関係の出費が大きいので夫の負担の方が少し重めなのは否めませんが、維持費が高い車に乗っているのは夫の趣味によるものなので頑張って負担してもらっています。

【1年で100万円貯める】私たち夫婦が辞めたこと

貯蓄スタート時

結婚3年目。コロナを理由に延期していたドレスを着て行う例のイベントも終わり(ここで本当に貯金0に…支払日には親にお金を借りることまでしました)、流石にもう勝手に貯まるよねと思い始めて4ヶ月。
この時期が先ほどのグラフの開始時です。
つまり、4ヶ月かけても貯まったのは5万円未満という恐ろしい現実。

いい加減になにかやらねばと慌てだします。

やめたこと①:外食

まず辞めようとなったのが外食です。

共働き、炊事は100%妻の仕事、しかも帰宅は妻の方が遅い!そんな我が家は必然的に外食が多くなっていました。
家に帰るなり「お腹すいた、メシは?!」と言われる日々(本人は昭和のクソ親父を意識してふざけているだけです)。

残業後だと仕事でヘトヘトの私は作る気にもならず、当時住んでいた浜松市の最高級ハンバーグレストランさわやかへと足を運ぶことに。そして3000円を支払うことで自炊と洗い物という業務から解放されていました。

貯蓄を意識し始めた時に夫が気に入ってよく見ていたYouTuberが、外食のことを「殿様ごっこ」と表現していましたがまさにその通りです。

それ以降、さわやかはめでたいことがあった時、遠方からの来客がある時などの特別な場面でのみ活用されることになります。外食自体を全くしないわけではないのですが、外食をしても2人合わせて1500円未満で済ませることが殆どになりました。

やめたこと②:コンビニと自販機の日常的な利用

貯蓄開始前はことあるごとにコンビニや自販機を活用していました。特に夫に関しては毎日コーヒーやお茶を職場の自販機で購入し、退勤途中にコンビニでホットスナックを購入して帰ってくる生活。アルコール類を買っている日もありました。

自販機でドリンク2本、ホットスナック1つ、アルコール類1本…合計すれば700円ほどになります。月に20日出勤するとして、毎日行っていたら1万4000円/月。

結局、プチプラの積み重ねを辞めるのが1番効果的な節約だったりします。

今もコンビニを利用することもありますが、旅行などの長距離移動の際の補給くらいになりました。本気で節約している人はそこも手作りのおにぎり等でやり過ごすのですが、我が家は食中毒などのリスクを避けるためと割り切って出費しています。

仕事中の水分補給に関しては、夫はスーパーで購入した1本70円程度のペットボトルを利用、私は水筒に水道水を入れて持参するようにしています。

やめたこと③:ゲームセンターで遊ぶ

ゲームセンターといえば、入場料が取られないため気楽に入りやすく、その敷居の低さから週末の家族連れにも人気の施設。かつては我々もよく活用していました。

しかし、アルバイトとして設定・売上管理等もしていた立場から言わせてもらえば、ゲームセンターは容赦なくお金を吸い取られる危険空間そのもので間違いないと言い切れます。

スタッフの彼らは、来場者の財布からまず100円を引き摺り出し、500円使わせ、そこから1000円を引き摺り出し、最終的に3000〜4000円ほど使わせることに全力を尽くすのが仕事です。それが上手いスタッフほど評価されます。
つまり、ゲームセンターとは「なんとなくの暇つぶし」で3000〜5000円ほどの出費をさせられる空間というわけです。

3000円〜5000円のお金を自由に使って良いと渡されたら、あなたは何に使いたいですか?
欲しいものを買う、少し贅沢に美味しいものを食べる…庶民の私たちからすれば、3000〜5000円といった金額は「ちょっと思い切った贅沢」に値することができる金額だと思います。
100円の集合体の結果として使うことはあれど、3000〜5000円といった額を見て「よっしゃ!ゲームセンターで遊んで使い切ってこよう!」と最初から思う人はなかなかいないのではないでしょうか?

そこに気がついてから、ゲームセンターで景品をぼんやりと眺めることはあっても、お金を入れることは無くなりました。

【1年で100万円貯める】3年間貯金0だった共働き夫婦がしたこと【前編】まとめ

以上、私たち夫婦が「貯金0」→「年間貯蓄100万(実際には140万程度)」と変わるためにやめてきたものとなります。

ここで挙げられようなことをしている人もいれば、ここで挙げられたものは特にやっていないけどなかなかお金が貯まらない人もいると思います。

当てはまるものがあったよ!という方は、まずそれらが本当に自分たちに必要か見つめ直し、不要なものだと思った際は頻度を少しずつ減らしてみてください。

特に当てはまるものがないよ!という方は「数百円〜2000円くらいまでのよくある出費」がないか探してみましょう。

もちろん、これらは我が家にとっては「無駄遣い」なだけで、これらが生きがいや必要経費となるご家庭もあると思うのでケースバイケースです。

後編では、貯金のために始めたことについて書いていければと思います。

それではまた〜🙌

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