ひろたかずま

文章を書いてます。味が濃い食べ物が好きです。

ひろたかずま

文章を書いてます。味が濃い食べ物が好きです。

マガジン

  • ひろたかずまベスト盤

    これまで書いた記事たちの中で、多くの方が読んでくださった記事をまとめました🍣

最近の記事

  • 固定された記事

資生堂パーラーでパフェを食べたら、進研ゼミを消化した気持ちになった。

パフェは進研ゼミによく似ている。 豪華な果物やお菓子で飾り付けられた頂点から、なにやらよくわからないけど甘いやつで埋められた最下層まで全てが輝いている。見るだけで幸せになり、想像するだけで脳がクリームの世界にとろけていく。 だから、店頭のショーウィンドウやメニューにパフェがあるとついつい頼んでしまう。 運ばれてくると最高に美味しそうで、一瞬で食べれるような気持ちになる。 だけど、いつの間にかその甘さや量の多さが嫌になって、上の方の果物が欠乏し始めると下にあるスポンジと

    • ひろたかずまと、これまでに書いた記事たち。

      このページに来てくださりありがとうございます!ひろたかずまです。 このページでは、僕と、僕がこれまでに書いてきた記事について紹介します。 ひろたかずまは何者?現在大学4年生で、早稲田大学文化構想学部に在籍しています。食べることが好きで、好きな食べ物はカレーとラーメンと牛丼です。浅煎りのコーヒーも好きで、大学時代には「早稲田大学珈琲研究会」というサークルに入っていました。 趣味は写真、カフェ巡り、キャッチボール、イラスト制作などなど色々やっています。 ひろたかずまが書い

      • カロリーメイト・コンプレックス

        カロリーメイトに劣等感を持って生きてきた。 初めて出会ったのは小学生時代。地域の野球チームに入っていた僕は、毎週日曜日が練習だった。 お昼になると土手にドカッと座り、おのおのが袋からご飯を取り出す。僕もいつも通り梅おにぎりを取り出し、包装を外そうとした。その瞬間、目を疑うような光景が飛び込んできた。 「なんだその黄色い箱…」 みんながおにぎりかコンビニのパンなのに、1人だけ黄色い箱。持っていたのはさとるというやつだった。さとるは箱の中から1本のブロックのようなものを取

        • 毎日更新なんて、絶対にしない。

          毎日更新という行為は、noteやブログをやっている人なら一度は考えたことがあるのではないだろうか。あるならばぜひ、最後まで読んでみてほしい。 日課として文章を書くと、生活に一本の筋が通ったような気持ちになるし、何よりかっこいい。だが、多くの場合は上手くいかないのが現実だ。 更新頻度がだんだん減っていったり、今日は書くことがないですね〜っていうなんの意味もない文章を無理矢理投稿して、でも結局次の日に書くことがなくて…困り果てた経験がある人も多いのではないだろうか。 新しい

        • 固定された記事

        資生堂パーラーでパフェを食べたら、進研ゼミを消化した気持ちになった。

        マガジン

        • ひろたかずまベスト盤
          2本

        記事

          さようなら、魚にホワイトソースをかけた白米との相性が抜群のやつ。

          きょうは「スーパー別れデー」だ。 これを書いているのは2021年3月31日の夜。別れの季節と言われがちな3月の最後の日だ。つまり「スーパー別れデー」なのである。ちなみに4月1日は「スーパー出会いデー」だ。 なにはともあれ、きょうは「スーパー別れデー」なので別れについてブログを書かなければいけない。 「別れに希望を持つ」という逃げをやめたい。別れにもいろいろ種類があって、卒業みたいな不可抗力で訪れる別れではなく、自分から起こす小さな別れもある。 あなたも心当たりがあるか

          さようなら、魚にホワイトソースをかけた白米との相性が抜群のやつ。

          さようなら、全てのエヴァンゲリオン。

          エヴァは、僕の青春だった。 初めてエヴァに出会ったのは、シンジくんと同じ14歳の時だった。 Qの公開直前に金曜ロードショーで放送された序と破を観て虜になり、録画で何十回も再生した。Youtubeに上がっている解説動画や考察ブログを舐めるように読み、同じ時期にエヴァにハマった友達とは連日ネットで得た知識を語り合った。教科書にエヴァっぽい言葉が出てくるたびにみんなで目を合わせてニヤニヤした日もあった。破の初号機覚醒シーンを再現する「エヴァごっこ」をすることもあった(幼稚)

          さようなら、全てのエヴァンゲリオン。

          最高なライトを買った。

          少し前に書いた「資生堂パーラーに行った」的なnoteにびっくりするくらいスキをいただいた。 公式のおすすめに入ったことで多くの方の目に入り、読んでいただけたのだと思う。めっちゃ嬉しい。 それだけでも嬉しかったのに、金曜日(2/19)に発表されたオモコロ杯の結果を見たら、なんと駄菓子で寿司を握った記事が銅賞を受賞していた。 書いた文章に評価をいただけて嬉しい反面、変な自意識みたいなものが生まれて文章が書けなくなってしまいそうなこわさもある。 というわけで、最近部屋のライ

          最高なライトを買った。

          さよなら、特盛牛丼。

          「ご注文は?」 「牛丼特盛で。」 小学生の頃から今に至るまで、幾度となく繰り返してきたやりとりである。 なぜ人は、特盛を頼んでしまうのだろうか。 思えば、いつだって僕が食べてきた牛丼は特盛だ。 夕飯に家族で食べたあの日も、体育で疲れ、友達と放課後に牛丼屋に行ったあの日も、夏にイベントに参加し、疲れた体に染み渡るおろしポン酢牛丼に本気で涙を流したあの時も。 いつだって僕の牛丼は特盛だった。 なぜ特盛なのか? 理由はただ一つ。「ちょうどいい」のだ。 育ち盛りの中

          さよなら、特盛牛丼。

          カドを使ってない消しゴムを貸せるやつが一番偉いと思う。

          新しく買った消しゴムの「カド」 それは、金やレアメタルに値するほど貴重なものである。 使い切るにはそこそこの労力がいる消しゴムのなかで、4回しか味わえない至福の時間。半年に一度ほどしか訪れない甘美な瞬間。消しゴムのカドを使うということは、そういうことなのである。 有史以来、人間は消しゴムのカドを求め、時には争って生きてきた。 秦の始皇帝は消しゴムのカドを消す快感を味わい続けるために不老不死を目指したし、フランス革命は消しゴムのカドを独占した貴族階級への不満からはじまっ

          カドを使ってない消しゴムを貸せるやつが一番偉いと思う。

          床を滑らせる不思議な男がいた。

          あなたの学校には、七不思議が存在しただろうか? 2階の奥のトイレに花子さんがいるとか、階段が夜になると増えるとかそういうやつ。 僕の学校には、正確には僕のクラスには、そんな七不思議が滑稽に見えるほどに不思議な男がいた。 今日は彼の話を書き残したいと思う。 彼の記憶。彼は苗字の後ろに「パイ」という謎の言葉をつけたあだ名で呼ばれていた。わかりづらいが本名を出すわけには行かないので、ここでは「モリパイ」とでもしておこう。本当はモリではなく彼の本当の苗字の一部が入る。 中学

          床を滑らせる不思議な男がいた。

          なぜ書くのか、もう一度考える。

          僕は一度、noteの記事を全て消したことがある。 元々やっているブログ「カズマノマ」で記事を更新すれば良いと考えていたからだ。 だが、結局はここに戻ってきた。2021年は、noteとブログの両輪で文章を書いていきたいと思うので、今日はその理由を書きたい。 読者の皆さんのため、と言うよりは、今日の自分の気持ちとか、目標とかを忘れないために書くので、読みづらいと感じたら申し訳ないですが、今ブログをやっていてnoteとの併用をするか迷っている人にとっては参考になるかもしれない

          なぜ書くのか、もう一度考える。

          お金がなさすぎたので、駄菓子で寿司を握ってみた。

          「寿司が食べたい…」 寿司が食べたい。漫画アプリで「将太の寿司」を読み始めてから、とにかく寿司が食べたい。 しょうがないからなけなしのお金で寿司を食べに行っても、次の朝には漫画アプリのチャージがたまる。チャージで続きを読んでまた寿司が食べたくなる。無限ループだ。 だけど現実は残酷で、財布の中には諭吉どころか英世もいなかった。だめだ、金がなさすぎる。 それでも寿司が食べたい。食べたすぎる。 そして僕は気づいてしまったのだ。 金がないなら、駄菓子で寿司を握ればいいじゃ

          お金がなさすぎたので、駄菓子で寿司を握ってみた。