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《EURO2024》決勝トーナメントラウンド16 イングランドvsスロバキア(2024/6/30JST1:00)

※今回の観戦記をポストするにあたり以下のツールおよび動画を参考としました。最初に記しておきます。

・ワールドカップのデータベース(代表選手情報等)
ワールドカップのデータベース【WorldCup's world】 (sur.ly)

・サッカーの箱(フォーメーション作成ツール)
アイコン1チーム版フォーメーション図作成|サッカーの箱 (footballbox.club)

・サッカー星取表の作り方(グループリーグ星取表作成ツール)
【Excel】サッカー星取表の作り方|簡単かつシンプルで試合結果を自動表示 - Excel Starter Kit (excel-starter-kit.com)

・WOWOWハイライト映像
・その他海外サッカー関連配信サイト


ちゃあの試合前予想

イングランド2-1スロバキア
本当の予想は90分間1-1で決着がつかずに延長戦に突入し、イングランドが勝つというイメージ。

先発フォーメーション

イングランド代表

遂に19歳の新鋭コビー・メイヌー(マンチェスター・ユナイテッド)を先発に起用しました。サウスゲイト監督の選手起用については本国イングランドのみならず極東の島国日本からも非難の嵐が巻き起こりまくりでそりゃ~も~大変状態です。具体的には左サイド・トップ下・キーパー・フォワード…つまり全部…(^^ゞ

スロバキア代表

堅守速攻、典型的な東欧のチームだと思います。GKマルティン・ドュブラフカ(ニューカッスル・ユナイテッド)、CBミラン・シュクリニアル(パリ・サンジェルマン)あたりが有名ですね。あとはポジション的にもドイツのゴレツカと紛らわしい名前のスタスニラフ・ロボツカ(ナポリ)…(^^ゞ

前半

サッカーの母国イングランドが苦しんでいる。グループリーグ1位突破を決めたものの3試合で2得点。大会前はもともと守備が不安視されていたのだが今や攻撃が大問題。その期待をメイヌー1枚で払拭できるのか?そのイングランドは左SBキーラン・トリッピア(ニューカッスル・ユナイテッド)がこれまでよりかは高い位置にいるように見える。メイヌーは私には救世主にはまだ見えない。イングランドは開始17分までにCFマーク・グエイ(クリスタル・パレス)、メイヌー、ジュード・ベリンガム(リアル・マドリー)の3人がいイエローカードをもらってしまう。これがイングランド失点の引き金になった。スロバキア最終ラインCBデニス・ヴァヴァロ(FCコペンハーゲン)のフワリとした縦パスを高身長のユライ・クツカ(スロヴァン・プラティスラヴァ)が競り勝ちボールを前線へ供給し、FWダーヴィッド・ストレレツ(スロヴァン・プラティスラヴァ)が後方から走りこんだイヴァン・シュランツ(スラヴィア・プラハ)が体勢を保ちながらシュート!スロバキアが先制!

25分イングランド0-1スロバキア(シュランツ)

イングランドの選手たちの苛立ちが隠せない。右SBカイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)はボールを受け取れずセンターサークル内で手持ち無沙汰でポツンと立っている。イングランドの左サイドは渋滞気味だが中盤でスロバキア守備陣に押さえられてパスの出しどころに苦労する。イングランドがポールを支配してもスロバキアは前線2人と中盤4人が高い位置でイングランドにプレッシャーをかける。テレビ画面にスロバキアの青いユニフォームの選手が必ず6人映り込む。引いて守る気配はない。それにスロバキアは攻守の切り替えが速い。走り負けしていない。前半終了間際にイングランドが猛攻を仕掛けるがスロバキアが守り切り前半1点リードを保つ。

後半

後半開始からしばらくはサイドが変わっただけでイングランドが攻撃に苦労するシーンが続く。メイヌーもベリンガムも2列目や前線に顔を出せない。局面打開が図れない。トリッピアの負傷でようやくイングランドが選手交替を講じたのは66分。これにより右WGのブカヨ・サカ(アーセナル)が左SBに試合中にコンバート。日本の解説席もこのコンバートに動揺が走る。サカのいた右WGにはコール・パーマー(チェルシー)だ。イングランドの瀬戸際の逆襲がようやく始まる。試合が終了時間を迎えるにつれスロバキアのスピードや運動量がさすがに衰える。イングランド右サイドでパーマーがボールを持ち中央や左サイドに展開するシーンが増える。サカも左から高い位置に上がる。ミドルレンジからデグラン・ライス(アーセナル)が強烈なシュートを放つがポストに弾かれる。イングランド1点が遠い。ついに後半アディショナルタイムに突入する。サッカーの母国はここでバテバテのスロバキアに最後のプレッシャーをかける。スロバキアが選手交替でDFを4枚から5枚にしても必死のイングランドの攻撃をかわすことはできず、ついにアディショナルタイム5分にベリンガムがゴール中央でオーバーヘッドを決めてイングランドが同点に追いつく!!劇的!!

90分+5分イングランド1-1スロバキア(ベリンガム)

もう勝敗の興味は尽きた。スロバキアは10km以上ランニングしている選手が5人。イングランドは2人との実況からの情報がある。スロバキアの走力は失われ、延長戦でイングランドと戦える状態ではない。勝敗の興味はついえた。

延長戦

今大会初の延長戦に突入。しかし試合の勝敗の興味は失せた。イングランドは延長戦開始早々右サイド奥からパーマーのFKから最後はエースであるCFハリー・ケイン(バイエルン・ミュンヘン)が頭で押し込み、1分でケリをつける。

91分イングランド2-1スロバキア(ケイン)

スロバキアは喪失した体力と気力の中、カウンター攻撃に活路を見出すがイングランドゴールまでは遠く120分で力尽きた。イングランド激勝である。

試合後の反応

イングランドが同点に追いつく直前の選手交替で実現した(?)3-1-6の超攻撃布陣フォーメーション。でもこれ最初にやったのはこないだのW杯の対ドイツ戦でウチがやったやつだからね。(谷口・吉田・冨安-遠藤-伊東・堂安・浅野・鎌田・南野・三笘)

ちゃあの試合後感想

スロバキアは満身創痍だったが私も95分まではイングランドの敗退を覚悟していた。とにかくここまでの4試合で他に見たいイングランドの選手が多すぎる。イヴァン・トニー(ブレントフォード)とエベレチ・エゼ(クリスタル・パレス)の序列は果たして上がるのか???サカの左SB起用はあるのか???これはないな…(^^ゞ


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