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《EURO2024》決勝トーナメント ラウンド16 スペインvsジョージア(2024/6/30JST4:00)

※今回の観戦記をポストするにあたり以下のツールおよび動画を参考としました。最初に記しておきます。

・ワールドカップのデータベース(代表選手情報等)
ワールドカップのデータベース【WorldCup's world】 (sur.ly)

・サッカーの箱(フォーメーション作成ツール)
アイコン1チーム版フォーメーション図作成|サッカーの箱 (footballbox.club)

・サッカー星取表の作り方(グループリーグ星取表作成ツール)
【Excel】サッカー星取表の作り方|簡単かつシンプルで試合結果を自動表示 - Excel Starter Kit (excel-starter-kit.com)

・WOWOWハイライト映像
・その他海外サッカー関連配信サイト


ちゃあの試合前予想

スペイン4-1ジョージア
そりゃそうでしょ??申し訳ないが誰もジョージアの決勝トーナメント進出を予想していないでしょ??私の知り合いでジョージアワインや調味料を個人輸入している会社経営者がおられますが、その方だってジョージアの快進撃を予想していないですよ!!

先発フォーメーション

スペイン代表

16歳のラミン・ヤマル(バルセロナ)がドイツ国内で深夜時間帯にフットボーラーとして活動してはいけないという報道はなんなんだろうか?とにかくニコ・ウィリアムズ(アスレチック・ビルバオ)とのヤング両翼コンビはスペイン攻撃力の象徴だ。日本に負けて両翼強化なんてマネしやがったな。

ジョージア代表

本当に知りません。申し訳ない。もしスペインに勝ってしまったのならベスト8での試合にはここにどんなコメントを寄せればいいのだろうか?

前半

予想通り試合開始当初からスペインが圧倒的にゲームを支配する。ほとんどがジョージアゴール前での攻防。ヤマルとニコ・ウィリアムズの左右両翼が好調。ここに中盤のロドリ(アーセナル)、ファビアン・ルイス(パリ・サンジェルマン)、ペドリ(バルセロナ)の中盤3枚が自在に攻撃に絡む。しかしスペインが勝つだろうとタカをくくってハイライト映像に頼ろうとしなかったのは大正解だった。防戦一方のジョージアのカウンター一閃!ジョルジュ・ミカウターゼ(メス)がスペイン選手たちのマークを振り切りながら左サイドから右サイドへと爆走しながら右SBオタル・カカパーゼ(クラコヴィア)にフィード。ゴール前に襲い掛かるカカパーゼからのクロスはスペインCBロビン・ル・ノルマン(レアル・ソシエダ)のオウンゴールを誘いジョージアが先制!

18分スペイン0-1ジョージア(ル・ノルマン:OG)

判官びいきの会場は大盛り上がりで時折見せるジョージアGKギオルギ・ママルダシュヴィリ(バレンシア)の好守やジョージアのカウンターになりそうな攻撃に沸き上がるが、さすがにリードは20分しか保てなかった。自陣にへばりついたままのジョージアはついにスペインの中盤ロドリの豪快なミドルを受けて同点においつかれてしまう。

39分スペイン1-1ジョージア(ロドリ)

後半

果たしてジョージアはどれくらい辛抱することができるのか?その答えはすぐにやってきた。後半開始しばらくしてスペインのFKのチャンス。スペインのFKはヤマルかニコ・ウィリアムズが蹴らせてくれるんだね。そのヤマルの左足は強烈!結局このFKを起点に波状攻撃をかけたスペインが最後は右サイドからヤマルが柔らかいクロスをジョージアゴール前にお膳立て。これをファビアン・ルイスが頭で合わせてスペインがあっさりと同点に追いつく。

51分スペイン2-1ジョージア(ファビアン・ルイス)

ジョージアの選手たちは自分たちの体力が尽きるまで走り続け、少ないチャンスをカウンターに繋げようと必死に耐える。試合時間残り15分というところまではスペインに追加点を許さない。オウンゴールを演出したスペインのル・ノルマンのパスミスを突いてパスカットしたジョージアFWフヴィチャ・クヴァラツヘリア(ナポリ)がガラ空きのスペインゴールを襲うが残念ながら枠を捕らえられず。しかしこのクヴァラツヘリアの走力には驚かされる。よく走る選手だ。凄いな。ただ地力に勝るスペインはその残り15分でジョージアを奈落の底へ落としにかかる。足の動かないヘバッてしまったジョージアのゴール前をズタズタに切り裂きながらスペインが突進。ジョージアは守れ切れないDFの状況にますます追い込まれる。ついにニコ・ウィリアムズがジョージアのやりたかったカウンター個人攻撃を展開しジョージアDFをあざ笑うかのように軽くかわして1対1でシュート。スペインは安全圏に入る。

75分スペイン3-1ジョージア(ニコ・ウィリアムズ)

あとはヤマルの大会史上最年少ゴールがマークされるかに注目が集まる。しかしダメ押しの4点目を奪ったのはダニ・オルモ(ライプツィヒ)。中央ジョージアゴール前の混戦パス回しにジョージアはなす術なく、そして容赦なくジョージアを突き離す決定的な得点。

83分スペイン4-1ジョージア(ダニ・オルモ)

ジョージア。ご苦労様。ジョージア国民になりたいよ。大会を盛り上げてくれてありがとう!!

試合後の反応

ポゼッションサッカー復権か?ほぼ同じメンツのスペイン代表がアンドラ代表戦とはいえ我々に魅せてくれた華麗なパス回し。これが次のステージにつながるかどうか?

ちゃあの試合後感想

まさかのアルバロ・モラタ(アトレチコ・マドリー)まで代表チームのキャプテンを任され、そつなくこなすようになってしまい前線と中盤のメンバーはもはや大会No.1だ。W杯で日本が黒星をお見舞いしたこの優勝候補同士の対戦が次の準々決勝で実現するとはね。感慨深いよ。

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