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幼少期に三内丸山遺跡で走り回っていると、こんな子に育つ。


ちゃる。です。
大学の課題がある程度片付いてきたので久しぶりにnoteを書こうと思います。
大学の課題は溜めがちです。でも、この前は、隔週の課題が2週で1つにいきなり変更になり、溜めておいて良かったななんて思ったりもしました。
でもやっぱりタスクが溜まっていくというのはメンタル的にも余裕がなくなり
あまり良いことではないので、ちゃんと1つずつその時に消化していこうと思いました。反省。

今回のタイトル。
私は生まれは千葉県なのですが、その後、父の仕事の関係で、すぐに青森県に引っ越して幼少期を青森県で過ごしていました。今は関東に住んでいます。
そして現在の私は「(微)生物女子」であると同時に「サブカル女子」でもあります。それも重度の。ここで「サブカル女子」とは?と思われた方もいると思います。
インターネットで調べると
「サブカル女子:ごく少数の人に熱く支持されているサブカルチャーにハマっている女性たちの事を意味します。」
なるほど。サブカルチャー・・・分かりにくいですね。
「サブカル女子」を実に的確に表現した、いわば「自己紹介曲」を作ってくれているバンドが存在しています。
「キュウソネコカミ」。この方達のずばり「サブカル女子」という曲を聴いてみてください。一瞬でどんな感じか分かります。
https://youtu.be/5QlPMfkCTaw
黒髪、ボブヘア、伊達眼鏡ではないけど。笑 

私の生い立ちについて

 前述したように、私は「『重度の』サブカル女子」です。実際にサブカル人の聖地で現在アルバイトしてます(バレる笑)。
 読んでいる本・漫画、観ていた映画・ドラマ、持ち物 etc.
正直「普通」と言えるものがあまりありません。
 何故こんな子に育ったのか。
  それは私も知りたい。けれど、両親(特に母親)の影響が大きいかなと思います。
  中学生の頃、個別指導の塾に通っていました。その時、自分の親世代くらいの女性の方に教えてもらっていた時期があり、自分の好きなものや持ち物を話したり見せたりすると「何で、こんなに個性的なの?!どうやって育ったの?!」と言われ、私が冗談で「三内丸山遺跡で走り回ってましたね〜」といった経験が今回のタイトルになっています。
  この影響はそんなに大きくないとは思いますが、小さい頃から幼稚園に行かずに通っていた知能教育の幼児教室でも周りの子達とは圧倒的に違う、先生が驚き・呆れるくらい独特な遊びをしていた記憶があります。
  1〜4歳程度の子が個性を発揮したいなんて、ほぼ100%思う事はないと思います。むしろ、その頃は「みんなと同じじゃなきゃ不安」という年頃だと思います。明らかに両親の教育方針だと思うのです。それに一人っ子で周りの目も気にせずにガンガン突き進んでいくことができたことも相まって、「『重度の』サブカル女子」が誕生したと予測します。はい。笑

そんな私の好きなもの

    「『重度の』サブカル女子」の私が好きなものは、あまり周りの人には通じたことがありません。小学生や中学生の頃は、対象年齢よりも圧倒的に高いものを好んでいたので、通じなくて当たり前的な部分があったのですが、それは大学に来てからも変わりませんでした。少し悲しい。 そこで今回は私の好きなもの(主に漫画とドラマと映画と音楽)について少し述べていこうと思います。何となく興味を持ったら、少ーしでも良いので覗いてみてもらって、それが、あわよくばその人の(ちょっとでも)好きなものになってくれたら嬉しいな、なんて。

三木聡さんの作品が好きだ

  1つ目。これが長年誰にも伝わらない。けれど小学生の頃から大好きだったから伝えたい。(今、改めて見直すと何でこんな高度なネタ、小学生で好きだったんだ?!と思うくらい対象年齢は高い。母。笑)
  世界観が堪らない。こんなに小ネタを ふんだんに ちりばめた作品あるのだろうか?と思うくらい堪らない。面白い。

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 私が特に好きな作品は写真の3作品(左から順に、亀は意外と速く泳ぐ・時効警察・熱海の捜査官)。「時効警察」に関しては、ゴールデンタイムのドラマで「時効警察はじめました。」が放送されていたので多少はご存知の方がいるかもしれません。これらの作品は、全て小ネタが繋がっているのが醍醐味です。(え?!これあの作品のだ!!!)となるのが最高に楽しい。とりあえず「亀は意外と速く泳ぐ」から観ていただくと小ネタも繋がりやすくなると思います。世界観がシュールなのも最高に好きなポイントです!

浅野いにおさんに出会った20歳

 2つ目は漫画。これは出会いが比較的最近のものです。バイト先で出会い、その世界観に一気にハマりました。基本的に「訳わからないもの」が好きです。

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「おやすみプンプン」は私が初めに読んだ作品。全13巻からなります。完全に理解する事はできなかった気が何となくした。多少のネタバレになるかもしれませんが、この作品を読み終わって私は
 

 普段はあんまり考えないけど、今生きてる1人1人にはそれぞれ引っかかっていることがあって。それが今回の漫画では初恋の相手だったり、母親の宗教だったり、小さな頃に母親を亡くしてもずっと生きてると信じて生きてたり・・・で。引っかかっていることをずっと気にしていたら生きていけないけど、やっぱり生きていく上で引っかかるっていることを知らないフリをして生きていけない訳で。一歩間違えると死ぬかもしれない。そんな危うい世界で僕たちは今日も生きているんだ。

ということを稚拙ながらに、この作品から感じました。

 現在、連載が再開した「デットデットデーモンズデデデデストラクション」もキャラが個性的で可愛くて。でもそれだけではなく、やっぱり「愛」や「執着心」という人間誰しも抱えているだろう気持ちにフォーカス作品が多く、私は浅野いにおさんの大ファンになりました。

考え事をする時はビル・エヴァンスとレイ・ハラカミ

 3つ目は音楽です。音楽は割と幅広いジャンルを聴く。けれど考え事やレポートをする時には決まって「ビル・エヴァンス」と「レイ・ハラカミ」。

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ビル・エヴァンスはジャズ・ピアニスト。彼の奏でるピアノは軽やかで、でもどこか死を感じさせる雰囲気があると私は思う。You Tubeなどで彼が演奏している姿を見てみると背中を丸め、笑顔ではなく俯き気味に演奏している。奏でられる音とは相反するように。実際、彼は薬物依存であり、常に死と隣り合わせだったのだと思う。そんな彼の奏でる音楽が考え事をする時に脳に染み込んでくる。

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  レイ・ハラカミはテクノ、エレクトロニカの楽曲が多い。透明感や不規則性の感じられる音は水中に潜ったような錯覚さへも覚え、外の世界が自分と別世界にあるように感じられる。ぼーっと考え事をする際などは愛聴している。



 基本的に「一筋縄で分かるもの」は好まず「意味不明なもの」を好む傾向にあるのだと思います。でも、人間の営みは、そんな単純なものではない。言葉にできない様々な感情や想いを持った人達が複雑に絡み合って出来上がっているこの世界に私たちは生きている。だからこそ、この世界のことをもっと知りたい。そう思うからこそ私は、これらのものを愛しているのだと思いました。
 答えの無い世界で自分の抱いている・考えていることに合うものを探して。

 今回は本当にほんの一部でしたが、私の好きなものを紹介させていただきました。長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

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