Tmatsuda

阪南大学教授 博士(理学)数理情報学に従事 興味をもったことには分野にとらわれることな…

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阪南大学教授 博士(理学)数理情報学に従事 興味をもったことには分野にとらわれることなくチャレンジします 執筆に関わった書籍の例: 機械学習を中心とした異常検知技術と応用提案 https://johokiko.co.jp/publishing/BC191101.php

マガジン

  • 鳥型ロボットのいる暮らし

    • 9本

    CAIメディアのメンバーや仲間たちが、鳥型ロボットとの生活、ロボットを使った教育のメリットや最適な使い方、その効果などについて、それぞれの視点で執筆したnoteを集約しています。

最近の記事

鳥の検知の続き~画像の解析~

はじめに 前回の記事の続きは、Pythonを活用して紹介してみます。 OpenCVを利用します。 Pythonのコードを本文に記入し辛かったため、画像でコードの概要を説明します。 実際には以下のように記述します。 これから紹介する画像は、print(・・・)からcv2.imwriteの間にちょっとしたアルゴリズムを入れて作成したものです。 現在、当研究室の2年生の学生が、この課題についてチャレンジを始めてくれました。 【問題】 与えられた画像の中にいる「鳥」を探す

    • 畑に来る鳥の検知

      阪南大学松田研究室では、経済産業省の「高等教育機関における共同講座創造支援事業」で「畜産農業のスマート化のためのデータサイエンス共同講座」を実施しております。 今回は、この中の取り組みとして、「畑に飛来する鳥の検知」の成果を紹介します。 どこに鳥がいるか分かりますか? 正解は・・・ いかがですか?見つけることはできましたでしょうか? この画像は、動体検知で撮影したものですが、それなりの工夫を動体検知アルゴリズムとして開発して実装しています。 今回は「鳥」を対象として

      • 2022年6月のオープンキャンパス

        6/5の日曜にオープンキャンパスを開催しました. この日は3年生と4年生に手伝いをしてもらい, ドローンの操縦 体の動きに反応してプレーするゲーム を来場者に体験して頂きました. 本来は,来場者にプログラミングを体験して頂きたいと思っておりましたが,担当教員の私には他の用事がありまして・・・ その分,学生たちが活躍して来場者の方々に体験していただけるように頑張っておりました. 7月のオープンキャンパスではプログラミングの体験が実施できるように頑張ります.あと,ドローン

        • 2022/5/27 研究室活動記録

          4年生の研究活動のうち、外部の方との共同研究や作業について、noteに記録・公開していくことにしました。 2022年最初の記事は、大阪弁護士会業務改革委員会ベンチャー法務プロジェクトチームの門林俊夫先生と共同で調査を進める予定の、海洋ごみ調査とそれに関わるビジネスの法的な問題について議論し、今年度の調査場所やスケジュールについて3,4年生と打合せしました。 今後、調査結果や公開できそうなデータについてはこちらの記事でも紹介していき、海洋問題について、IT・環境・法律などの

        鳥の検知の続き~画像の解析~

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          9本

        記事

          大学の教育者として考える小学校英語教育

          1. 英語と教育についての思い日本で生活をしている場合,日常生活で英語が出来ないと困るという場面はほとんど見当たりません.電車やバスなどの公共交通機関を使えば,外国人観光客向けの英語のアナウンスが耳に入ってきますが,日常生活で英語を聴くことはほとんどないのが実情ではないでしょうか. 少し本題から話が反れますが、私はこのような公共交通機関の英語のアナウンスに少し関心を持っています。正確に何年前とは記憶にないですが,日本を訪問する外国人を観光地や町中で多く見かけるようになった後

          大学の教育者として考える小学校英語教育