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中学受験の塾選び

息子は中学受験のために小5の夏からオンライン塾に入って勉強を始めました。コロナ禍なのでオンラインにしたのですが、もしコロナが落ち着いたら同じ塾で通塾に切り替えようと思っています。

塾はコロナ禍の前に4校見に行きました。全て大手ばかりです。浜学園、日能研、鷗州塾、KLCセミナーの4つで、どこも歩いて通えます。塾に通うと夜遅くに帰ってくることになると聞いていたので、遠いところは考えていませんでした。

選んだ時のポイントを書いてみます。

①値段

浜学園が一番高く、続いて日能研。この2つは全国展開している塾なので、価格も首都圏と同じような値段で高かったです。比べて鷗州塾は大手ですが地方の塾で比較的安く、それよりKCLが更に安かったです。値段からすると、内容に遜色なければ鷗州塾やKCLで十分なのではと思いました。

②教師

塾講師がアルバイトの学生だったりするところは嫌だな~それなら私が教えても同じなんだよな~と思っていたので、ベテランの先生が教えてくれるところを選びたかったです。その点、日能研は一人の先生が一つの科目を全て担当していて、割と年齢の高い先生ばかりで、バイトっぽくない感じがしました。浜学園は塾長先生がすごくエネルギッシュかつガツガツしている感じがして、「あ~こういう塾では必勝!のハチマキしそうだなぁ」と思いました。塾長先生以外の先生は見えませんでした。鷗州塾は悪くなかったと思いますが、先生は少し若め。説明してくれた中学受験の責任者の方はプロっぽく説明も丁寧で良かったです。KCLは責任者の方もものすごく若く、だから悪いというわけではないですが4つの中ではちょっと印象が落ちました。

③雰囲気

浜学園は塾長先生がガツガツしているわりに他のスタッフや教室の雰囲気がとても静かで緊張感のある感じ。保護者が両親揃って塾長先生との面談を待っている姿にちょっと驚きました。日能研は少人数でアットホームな雰囲気。鷗州塾は普通。中高生のクラスもあって生徒数が多いので前の2校よりはワイワイしていました。KCLも大学受験までの塾なので中高生が多く校舎そのものがちょっと乱雑な感じでした。

④サービス

浜学園は、見に行ったその場でテストを受け採点までしてくださって、「息子さんは入塾テストに合格しました。間違えたのはこことここ。ここの問題は難しかったね。うちの塾は入塾テストに合格するのが難しく、他の塾なら一番上のクラスに入れる子しか合格しないんですよ。初めて受けて合格するなんてすばらしいですよ。」という感じで手際もよくトークがプロでした。しっかりと振込用紙を渡され、二週間以内にこれとこれを手続してくださいと言われました。

日能研は全体的におっとりした感じの方が多く、体験授業を受けさせてくれましたが、その後のフォローはあまりなく。テストをしないのでどのクラスに入れるのか分からないまま、もし入りたいならまたテスト受けることになるのが面倒くさいなと思いました。一度その後「どうでしたか~」的な電話は頂きましたが、特に息子を褒められたりもしないし、勧誘に力を入れている感じは受けませんでした。

鷗州塾は、その場でテストを受けさせてくれて、結果は後日電話で知らせてくれました。一応3クラスのうち一番上のクラスに入れるということで、安心して、それなら今度体験授業に行ってみる旨約束しました。体験授業はコロナが流行り始めて結局行けなかったのですが。覚えているのは、私を「お母様」と呼ぶのがこの塾は徹底していて、なんだか「お受験っぽい・・」と思ったことですかね。息子が、記号で書く指示の問題に記号で答えていなかったりしたことなども教えてくれて、聞いているこちらとしては恥ずかしかったですが、「そういうおっちょこちょいなところは男の子にはよくあるし、塾で直せるから点数も伸びますし、このテストの点数なら今から目指せばどの中学校にでも入れますよ」と言われたのを覚えています。なかなか心強くグッときました。

KCLセミナーは、校舎を入った時に既に乱雑で、ちょっと嫌かもとすぐに思ったんですが、責任者の方はしっかりと資料を下さり熱意は伝わってきました。テストをその場で受けさせてくれて、後日結果を電話で教えてくれるとのことでしたが、電話を頂いたときには既にコロナが流行し始めていて、すぐにお断りしてしまったので結果を聞けずじまいでした。

⑤教材や模試

浜学園や日能研は全国共通の教材や模試なのが魅力でした。鷗州塾は教材を見せてくださったのですが、ちゃんと教科書などしっかりしていそうでした。模試はどうだったかチェックし忘れました。KCLは模試は外部のものという話でした。こういう、勉強の内容以外の、模試や偏差値のデータなどがしっかりあるところはいいなと思いました。

⑥進学実績

浜学園は聞いたのですがその場で教えてくれず、先週までそこに貼ってましたよ~と言われましたが見ていません。口頭で言わないということはそんなに良くないのかなと。意外と、日能研と鷗州塾は同じくらいか鷗州塾の方が若干良かったような気がします。日能研は少人数だけにそこまで実績が伸びないのかなと想像したりしました。鷗州塾の方が安いのに進学実績が同じなら、鷗州塾で良いのではと心が傾きました。KCLはどうだったか覚えていません。

これらのポイントを総合して、まず浜塾に行くほど経済的に豊かでないし、雰囲気にもちょっと気圧されたので浜塾を除外し、KCLの雰囲気も微妙だったのでやめて、日能研か鷗州塾にしようというところまでは決めました。進学実績に大差ないのに鷗州塾の方が安いという点で、私の心は鷗州塾寄りでした。体験授業の約束を二校としていたので、どちらも受けてみてから決めようと思っていた矢先に、新型コロナが流行り始めました。

それで小学5年の頭から通おうと思っていた塾を、とりあえず夏まで伸ばすことにして様子を見ました。どちらにしろ塾も緊急事態宣言で閉まってしまったりして、通塾しようとしてもあまり出来なかったようですし。その間に、オンライン塾を探してみました。

すると、オンラインだけの塾というのも幾つかあり、東進などは無料で公開していたりもしていたのですが、日能研はオンラインコースというのがあるということも分かりました。鷗州塾は、欠席した生徒が見れるオンライン授業があるものの、独立したオンラインだけのコースは設けていなかったです。日能研は、オンラインコースが通塾コースよりも安くなっていて、質問もできるとのことだったので、通塾できるようになった時に連続性を保てるように、日能研のオンラインに申し込むことにしました。

でもオンラインだけの塾で本当に勉強をしっかりできるのかは、疑問がありました。やっぱり他の生徒が勉強しているのを見て刺激を受けたり、塾の先生に宿題をやったか聞かれたりしながら勉強するほうがやる気も出るだろうし継続して勉強することができるのではないかと心配でしたが、とりあえずやってみて、息子がどれくらいちゃんと塾の勉強をするか見てみることにしました。

今のところ、そこまで勉強しなくて困るということはないので、このまま今年度はオンライン塾でやっていくつもりでいます。もしかしてオンライン塾で偏差値が順調に伸びるようであれば、通塾しなくてもいいのかも?実際その方がずっと安いです。普通にいけば6年生になったところで通塾に切り替えようかなと思っています。そのころまでに、コロナ禍が落ち着いているといいのですが。



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