韓国語

ネイティブに近い韓国語を3ヶ月で覚える3つの方法

この記事では、私が韓国語を3ヶ月で覚えた方法を紹介していきます。

※3ヶ月での目標は相手の言っていることが「少々」理解できて「簡単な会話であればやり取りが出来る」程度を目指しています。

あなたが韓国語を習得したい理由は何ですか?
・好きな韓国人俳優やアイドルにファンレターが書きたい!
・韓国人を好きになったからコミュニケーションがとりたい
・韓国が好きだから韓国語を学んで旅行の幅を広げたい!

韓国語を習得する理由は人それぞれだとは思いますが、それらが叶ったら嬉しいですよね?

「韓国語を1日でも早く覚えて話したい!!!」

中には出来る限り早く韓国語を習得して、韓国人とコミュニケーションが取れるようになりたいと願う方もいると思います。

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先に結論から話します。たったの3ヶ月で日常会話が問題なく話せるようになることは「不可能」です。もしかしたら超天才的な人がいて、3ヶ月で日常会話をクリアしちゃう方もいるかも知れませんが…

それはごく少数派。残念ですが、語学を習得する上で近道はないと頭に入れておきましょう。

それでも頑張りたい!という方のために、3ヶ月で韓国語を少々理解して半年で日常会話レベルをクリアした私が「実際に効果のあった韓国語の勉強法」をお伝えします。

体育会的な勉強方法ではありますが、本当に効果があるので是非!真似してみて下さいね。

1.韓国語を聞き取れる耳を作ろう!

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どんな語学勉強でも良く聞くワードなので、「耳にタコが出来ちゃうわ~」なんて思う方もいるかも知れません。

でもその位、語学勉強をする上で「学びたい言語を聞き取れる力」というのは大切になってきます。なので、韓国語も例外なく!習得したいなら耳を慣らしていく必要があるんです。


■韓国語が聞き取れるようになる必要がある理由は2つ!

1:韓国語は日本語に無い発音があるから脳に覚えさせる必要がある
2:聞き取りが出来なければ、聞き取れない言葉は発音出来ないから

韓国語を聞いたことがある方は分かると思いますが、韓国語には日本語に無い発音があります。(日本語にない発音の例として参考動画を貼りました↓)

これらの発音は聞き取れるようになって初めて正しい発音で発音できるようになるんです。どんなに頑張っても、聞き取れない音は発音することが出来ないんですよ。

だからこそ、脳に日本語にない韓国語の発音を覚えさせる必要があるので「韓国語を聞き取れる耳を作ろうね」という流れになります。

では具体的にどのような方法で勉強するのが良いのか。それは「韓国の番組を見ること」これがとっても効果的です。


1-2.どんな韓国の番組を見たら良い?

韓国語を聞き取れるようになるためには「韓国の番組を見ること」だとお伝えしました。ではどんな番組が良いでしょうか?

それは「自然な韓国語を使っている番組」です。韓国ドラマが好きな人は「現代ドラマ」を見て下さい。例えばこんな感じのドラマです↓

これらの動画を時間がある限り見て下さい。見る時間が無ければ、テレビで流しているだけでも良いです。とにかく韓国語を耳に入れましょう!

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ちなみに、時代劇系は今は使っていない言葉も多いので勉強には向いていません。なぜなら、動画を見ていると良く出る言い回しは無意識に覚えていくからです。

例えば「今日はいい天気でござる」「そなたは美しい」こんな言葉覚えても使えないですよね?

韓国語をある程度理解するまで、自分が覚えた韓国語が正しいか正しくないかの判断が出来ないので、妙な言い回しをインプットしないためにも「自然な韓国語を使っている番組」を見ることをオススメします!


★ワンポイントアドバイス★
オススメはドラマよりも、バラエティなど「台本のない自然な韓国語」が飛び交う番組を見ること。私は韓国のバラエティ番組を見て韓国語を覚えました!

というのも、台本がない韓国語ということは!カッコつけていない普段ネイティブが使っている韓国語を聞くことが出来るということです。

「えーっと」「仕方ないなぁ」「ってかさぁ!」「あれなんだっけ?」こんな言い回しとかって日常会話ではバンバン出てきますよね。

でも、台本通りの韓国語を聞いているだけでは、どういう言葉が多く使われているかって分りにくかったりするんです。だから、普段の会話が聞けるバラエティ番組は勉強にもってこいなんですね。

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せっかく韓国語を聞き取れる耳を作るなら、一緒に使える言い回しを覚えられると一石二鳥だと思いませんか?韓国ドラマも良いけど、私はバラエティ番組推しです。

・後日勉強になるバラエティ番組を紹介します!お楽しみに★


2.ハングルはカタカナで覚えない!

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韓国語を習得する上で避けて通れない道…それはハングル!まるで記号のような文字に最初は戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえばとっても簡単です。

ハングルは発音で書くことが出来る文字で、日本語のように「ひらがな・カタカナ・漢字」と使い分けもないから一度覚えてしまえば読むことはクリア出来てしまうのが特徴。

なので、大変だとは思いますがハングルは早いうちに覚えてしまいましょう。

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「でもどうやって覚えれば…」

分ります。私も、ハングルを覚えるのが苦手でした。そんな私が覚えた方法は「韓国の子供向け音楽を聴いて覚える」でした。

日本でも「あいうえお」を子供が覚えるように、韓国でも「가나다라(カナダラ)」を学ぶ方法があると思い調べてみるとヒット!私は通勤時間などにカナダラを勉強しました。

Youtubeで「한글 가나다라송(ハングル カナダラソング)」と調べてみて下さい。子供向けのカナダラ曲がたくさん出てきます。

私が韓国語を勉強していた当時は、そこまでYoutubeが有名ではなかったので画像を見て学ぶことが出来ませんでしたが、”曲+画像”で覚えることはとても効果的だと思います。

★ワンポイントアドバイス★
韓国語をカタカナで覚えないで!韓国語を「韓国語のまま」覚えたいからです。目で見て音を聞いて、ハングルをの形と音を脳が一致出来るまで勉強しましょう。


2-2.読み書きは全てハングルで!

ハングルをカタカナで覚えてしまうと、韓国語独特の発音も脳内で「日本語変換」されてしまうので、ネイティブに近い韓国語を覚えることが出来ません。

そのため大変でも、ハングルはハングルのまま覚えるように「読み・書き」は全てハングル文字で行いましょう。

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大切なことなので繰り返し言いますが、聞き取れない言葉は発音することが出来ません。ということは、音で文字が書ける韓国語を正確に書くことが出来ないことにもつながります。

ここがめちゃくちゃ苦しいポイントで、先の見えないトンネルを歩いているような感覚になるかも知れません。でも諦めないで!

毎日耳を鍛えてハングルを覚える努力をしていると、ある日突然「耳が開き」韓国語の意味は分からなくとも、音がシッカリ聞こえる日が訪れます。


韓国語は発音で文字を書くことが出来るということは…?

分からない言葉が出てきても、音を聞いて調べることが出来るようになるということです。これが出来るようになれば、韓国語が身に付くスピードが格段に上がります。

だからこそ、ハングルの読み書きは「ハングル」のまま行う必要があるんです。


3.思い浮かんだ言葉は全て韓国語にして口に出す!

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これが韓国語を勉強する上で一番効果的だったと思っています。思い浮かんだ言葉を韓国語にするって具体的なにかというと・・・

それは「起きてから寝るまでの間の独り言を韓国語にする」ということです。


もちろん最初のうちはボキャブラリーがありませんから、話せなくて当然です。でも今はネットが普及しているので調べれば韓国語で言いたい事も大半は分かるんですよ。

とはいえ、ボキャブラリーが無い状態で長文やドラマを理解する頭は無いので「普段使っている良く使う言葉」から韓国語を覚えていきましょう!って魂胆です。


例えば「今日は寒いな」「お腹減った、何食べよう?」「お風呂入ろう!」

こんな言葉を頭に思い浮かべることってありませんか?これ、韓国語でも日常会話で出てきますよね。覚えてたら使えると思いませんか?

これらを頭に浮かんだ時点で調べて、口に出して喋りましょう。大切なのは口に出して喋ること!恥ずかしがらず声に出すことでアウトプットが出来るんです。

★ワンポイントアドバイス★
想像しているだけではダメ!出来る限り口に出して声にしていきましょう!私は会社でも小さな声で独り言は韓国語にする努力をしました。朝から晩まで韓国語漬けが理想です!

日常会話の大半は、大体同じ言葉を言いまわしているだけです。それは日本語でも韓国語でも同じですね。

だから、日本語で良く使う言葉は韓国語でも良く使うということです。

この思い浮かんだ言葉を韓国語にして口に出す練習をしているだけで、少しずつ単語やフレーズが蓄積されていきます。


3-2.聞き取れた言葉はそのまま反復!

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思い浮かんだ言葉を韓国語にすることで、ボキャブラリーは増えていくものの「発音」スキルが上達しないのがマイナスポイント

それを補うために韓国のドラマや映画など、ネイティブの韓国語を聞きながら聞き取れた言葉を口に出してみましょう!意味が分からなくても、うまく発音できなくても大丈夫!

気分は韓国人になったつもりで!(これが結構大切だったりする)

何回も何回も真似をしていくうちに、韓国語の特徴やイントネーションなどが身に付いていきます。自分の発音がネイティブに近かったか考えながら真似することもポイントです。

ただし、何も考えずに韓国語を口にしているだけでは上達しないから、きちんと発音が出来ているか都度チェックしていきましょう。

★ワンポイントアドバイス★
スマホの録音機能が使えます!覚えた韓国語を録音して聞いてみて。想像している発音と違った場合は、近づくように何回も挑戦して見ましょう!


まとめ

今回、ネイティブに近い韓国語を3ヶ月で覚える3つの方法を紹介しました。冒頭では触れませんでしたが、この韓国語を習得する方法のポイントはたったの2つです。

1:ネイティブの韓国語に触れる(インプット)
2:思いついた言葉を口にする(アウトプット)

これを基に3つの方法を試したところ、3ヶ月で韓国人の言っている意味の40%~50%くらいは理解できていました。専門的な話や難しい話は抜きにしての日常会話での理解度です。

3ヶ月で韓国語を覚える3つの方法
1:韓国語を聞き取れるように耳を鍛える
2:ハングルはハングルのまま覚える
3:思い浮かんだ言葉を韓国語にして口にする

大切なのは「韓国語を韓国語で理解しよう」という気持ちです。これを常に忘れずに勉強をして欲しいと思います!

「I'm sorry」と言われて頭の中で「ごめんなさい」と訳さずとも意味が分かるように、韓国語を韓国語で理解する勉強をすることが、ネイティブに近い韓国語を身に付けるポイントです!

語学勉強は1日1日の積み重ねなので、地道にコツコツ積み上げて韓国語を習得していきましょう。

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お伝えした勉強方法は苦しいものだと思います。私自身辛かったので良く分ります(笑)

しかし、確実に活きた韓国語が身に付く勉強法なので諦めず頑張って下さい!苦労をした分だけ、韓国語が出来るようになった時の喜びは大きいですよ★

次回は6ヶ月で韓国語を日常会話レベルまでステップアップさせる方法をご紹介予定です。最後までお読み頂きありがとうございました!


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